陳情令 第13話 あらすじ/ネタバレ

温晁(ウェン・チャオ)率いる一行は、暮溪山を目指して進みます。途中、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は藍忘機(ラン・ワンジー)の足の怪我を心配し、背負って進もうとしますが、藍忘機(ラン・ワンジー)は頑固に拒否します。魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は、小さな紙人形を使って溫情(ウェン・チン)にメッセージを送り、溫情(ウェン・チン)は藍忘機(ラン・ワンジー)の怪我を理由に休憩を提案します。温晁(ウェン・チャオ)は不快そうにしますが、渋々承諾します。

暮溪山に到著すると、温晁(ウェン・チャオ)に寵愛されている王霊嬌(ワン・リンジャオ)という女性が、皆に横暴に指示を出し、妖獣の洞窟を探させます。しかし、洞窟は見つかりません。そこで、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は霊符を使って山霧を晴らし、洞窟の入り口を明らかにします。

洞窟の中は闇くて曲がりくねっており、石が散らばり、不気味な雰囲気です。一行は奥深く進み、碧緑の深い水たまりにたどり著きます。温晁(ウェン・チャオ)は妖獣を出現させるために、綿綿(ミエンミエン)の血を餌にしようとしますが、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)、藍忘機(ラン・ワンジー)、金子軒(ジン・ズーシュエン)はこれに強く仮対します。魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は温晁(ウェン・チャオ)を人質に取り、剣を突きつけます。

緊張が高まる中、地面が震動し、巨大な屠戮玄武(巨大な亀)が水たまりからゆっくりと姿を現します。藍忘機(ラン・ワンジー)は皆に静かにするよう指示しますが、温晁はパニックになり助けを求めます。その声に仮応した玄武は、攻撃を開始します。

王霊嬌(ワン・リンジャオ)は混乱に乗じて綿綿(ミエンミエン)を傷つけようとしますが、魏無羨が綿綿(ミエンミエン)を助け、代わりに胸に火傷を負います。温晁達は逃げ出し、卑怯にも一行を洞窟に閉じ込めます。絶体絶命の状況の中、藍忘機は水たまりに浮かぶ楓の葉に注目し、水底に脱出路があるのではないかと推測します。

魏無羨は玄武の注意を引き、江澄(ジャン・チョン)は水底に潜ります。江澄(ジャン・チョン)は無事に脱出路を見つけ、一行は急いで脱出します。魏無羨は殿を務め、藍忘機と一緒に玄武の追撃を阻止します。綿綿(ミエンミエン)が誤って水に落ちて怪我をし、その血によって玄武はさらに激怒します。魏無羨と藍忘機は協力して戦い、藍忘機の怪我は悪化します。魏無羨は機転を利かせて木の枝で藍忘機の足を固定し、抹額を紐代わりに使って足を縛ります。

怪我で顔色が蒼白になった藍忘機のために、魏無羨は激将法を使って藍忘機に血を吐かせ、怪我を少し和らげます。魏無羨は自分の胸の火傷の痛みを気にせず、それは勇敢な証だと考えます。未来がどうなるかわからない中、藍忘機は雲深不知処が破壊され、家族の運命がどうなるのかを心配します。魏無羨もまた、雲夢と江澄(ジャン・チョン)の安否を気にかけています。

第13話 感想

第13話は、緊張感とアクションが満載の、見応えのあるエピソードでした。温晁の横暴さや、王霊嬌(ワン・リンジャオ)の卑怯さなど、悪役たちの嫌らしさが際立っており、見ていてイライラする場面もありましたが、魏無羨や藍忘機、金子軒(ジン・ズーシュエン)たちの活躍でスカッとしました。

特に印象に残ったのは、魏無羨が温晁を人質に取ったシーンと、藍忘機が怪我を押して魏無羨を助けるシーンです。魏無羨の機転と勇気、藍忘機の冷静さと優しさ、どちらも魅力的でした。

また、屠戮玄武との戦いは迫力満点で、ハラハラドキドキしながら見守りました。魏無羨と藍忘機の息の合った連携が見事で、さすがは最強コンビだと思いました。

一方、綿綿(ミエンミエン)が怪我をしてしまったのは残念でした。しかし、魏無羨が彼女を助けたことで、2人の絆が深まったのではないかと思います。

最後に、雲深不知処が破壊されたことが明らかになり、今後の展開が気になりました。魏無羨と藍忘機は、この危機をどのように乗り越えていくのでしょうか。

つづく