陳情令 第15話 あらすじ/ネタバレ
平陽姚氏の宗主は、傷だらけの体で忠実な家臣と共に、江楓眠(ジャン・フォンミエン)の蓮花塢に逃げ込んだ。彼は血と涙で家族の不幸を訴えた。姚氏は岐山から平陽へ逃げ帰ったが、温氏の魔の手から逃れることができず、一族はほぼ全滅し、宗主も命からがら逃げ延びた。江楓眠(ジャン・フォンミエン)は義憤に駆られ、すぐに部屋を用意して宗主を治療させた。
しかし、江澄(ジャン・チョン)は不安を募らせていた。温氏の勢力は大きく、江氏も狙われている。蓮花塢は安全な場所ではないかもしれない。江楓眠(ジャン・フォンミエン)は熟慮の末、金陵の金家に助けを求めることを決意した。彼は娘の江厭離(ジャン・イエンリー)を連れて金陵へ向かい、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)と江澄(ジャン・チョン)に蓮花塢を守らせた。
翌朝、蓮花塢はいつも通り静かで、蓮の花が美しく咲いていた。江楓眠と江厭離(ジャン・イエンリー)は家族への思いを胸に、金陵への旅に出発した。魏無羨(ウェイ・ウーシエン)と江澄(ジャン・チョン)は寂しさを感じながらも、大局のためだと理解し、警戒を強めて危機に備えた。
一方、温氏内部でも動きがあった。温晁(ウェン・チャオ)は温若寒(ウェン・ルオハン)に、玄武の死と鎮圧用武器の消失を報告した。陰鉄のことで悩んでいた温若寒(ウェン・ルオハン)は激怒し、温晁(ウェン・チャオ)に武器の回収と蓮花塢への攻撃を命じた。
王霊嬌(ワン・リンジャオ)は温氏の爪牙を引き連れて蓮花塢に押し入り、でっちあげの罪で弟子を捕らえ、蓮花塢の装飾や江氏の弟子を嘲咲した。虞紫鳶(ユー・ズーユエン)は侮辱に耐えられず、王霊嬌(ワン・リンジャオ)の目的を問いただした。王霊嬌(ワン・リンジャオ)は温晁(ウェン・チャオ)の代わりに魏無羨(ウェイ・ウーシエン)を懲らしめるために来たと言い、虞紫鳶(ユー・ズーユエン)に魏無羨への厳罰を要求した。
虞紫鳶(ユー・ズーユエン)は王霊嬌の要求を嫌悪したが、江氏の未来のため、紫電で魏無羨を鞭打した。しかし、王霊嬌は満足せず、魏無羨の右手を斬るように要求した。虞紫鳶は激昂し、王霊嬌を地面に叩きつけ、紫電で護衛を倒した。そして、王霊嬌の顎を掴んで再び強く平手打ちし、屈しない気概を見せた。
王霊嬌は怒り狂ったが、虞紫鳶の力に抗うことはできなかった。彼女は温氏の名を盾に虞紫鳶を脅そうとしたが、さらに激しい仮撃を受けた。虞紫鳶が王霊嬌を斬ろうとした瞬間、温逐流(ウェン・ジューリウ)が現れて王霊嬌を救出した。蓮花塢で激しい戦いが繰り広げられ、虞紫鳶の侍女たちは温逐流(ウェン・ジューリウ)を食い止めて時間を稼いだ。
虞紫鳶は負傷した江澄(ジャン・チョン)と魏無羨を船に乗せ、紫電で彼らを縛りつけ、魏無羨に江澄(ジャン・チョン)を守るように命じた。そして、船を水面に蹴り出し、符呪で加速させた。彼らがこの争いを逃れることを願って。
第15話の感想
第15話は、物語が大きく動き出す重要な回でした。温氏の脅威が迫り、江氏と温氏の衝突が避けられない状況になっています。
特に印象的だったのは、虞紫鳶の強さと母性でした。彼女は温氏の横暴に屈せず、魏無羨を守り抜く姿は圧巻でした。また、江澄(ジャン・チョン)と魏無羨を逃がすシーンは、彼女の深い愛情を感じさせ、涙を誘いました。
一方、温晁の残虐さと王霊嬌の横暴さは、見ていて不快でした。温氏の横暴は、今後さらにエスカレートしていくことが予想されます。
つづく