陳情令 第2話 あらすじ/ネタバレ
魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は、おとなしくならないロバに乗りながら旅を続けていました。やっと井戸のそばで休憩を取ろうとした時、質素な服装の旅人たちが通りかかり、大梵山で起こっている怪奇現象について話し始めました。
食魂獣や食魂煞が頻繁に出没し、村人たちが失魂症にかかって異常行動を起こしているというのです。魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は興味を持ち、さらに詳しく話を聞くことにしました。
すると、旅人たちの話の中に、夫が失踪してから失魂症になり、夫を探して大梵山に登ったものの、自分もおかしくなってしまったという女性、阿胭(アーイェン)の話が出てきました。
魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は複雑な気持ちで旅を続けようとしますが、突然助けを求める声が聞こえてきます。それは、旅人たちが金色の縛仙網に捕らえられ、危機に陥っているところでした。
その瞬間、金色の衣をまとい、輝く剣を持った少年、金凌(ジン・リン)が現れます。彼は蘭陵金氏の弟子らしく、威張り散らしていました。
金凌(ジン・リン)は、莫玄羽(魏無羨(ウェイ・ウーシエン)が現在使っている名前)が金氏で辱めを受けた話を聞いており、敵意をむき出しにします。魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は余計なことは言わず、巧みな技で金凌(ジン・リン)を製圧しますが、金凌(ジン・リン)は怒り狂い、舅舅の江澄(ジャン･チョン)を呼び寄せます。
江澄(ジャン･チョン)の登場に魏無羨は驚きを隠せません。かつては師兄弟だった2人ですが、ある出来事が原因で仲違いしていました。江澄(ジャン･チョン)は魏無羨に気づかず、莫玄羽(モー・シュエンユー)と思い込み、捕らえようとします。
そこに、藍忘機(ラン・ワンジー)が藍思追(スー・チュイ)たちを引き連れて現れます。藍忘機(ラン・ワンジー)は江澄(ジャン･チョン)が大梵山に縛仙網を張ったことに不満を持ち、捕らえられていた修道士を救い出すだけでなく、金凌(ジン・リン)に罰として禁語術をかけます。
江澄(ジャン･チョン)は怒りますが、藍忘機(ラン・ワンジー)の威厳には逆らえず、憤慨しながら立ち去ります。
人々が去った後、魏無羨は1人で考え込みます。金凌が師姉である江厭離(ジャン･イエンリー)の息子だと知り、師姉一家を守れなかったことを深く後悔します。
その頃、金凌たちは大梵山にある天女祠に入っていました。そこには、彫られていないのにまるで生きているかのようにリアルな女神像があり、不気味な雰囲気を漂わせていました。
金凌は軽率にも願い事をしたことで、石像が動き出し、修道士が1人命を落としてしまいます。
その危機的な状況に、魏無羨が駆けつけます。彼はそれが食魂天女の仕業だと見抜き、素早く符を貼り付け、皆に避難するよう指示します。
巨大な食魂天女に修道士たちは為す術がありません。魏無羨は笛を吹き、鬼将軍の溫寧(ウェン･ニン)を呼び出します。
溫寧(ウェン･ニン)の出現に皆は驚愕します。彼はかつて夷陵老祖の配下だった猛将でしたが、灰になってしまったと思われていました。
溫寧(ウェン･ニン)は素早く石像を破壊しますが、その恐ろしい姿は人々に恐怖を与えます。
魏無羨は笛の音で溫寧(ウェン･ニン)を操り、無辜の人々を傷つけないようにします。その後、藍忘機(ラン・ワンジー)と江澄(ジャン・チョン)が駆けつけ、魏無羨は溫寧(ウェン･ニン)を退かせます。
藍忘機(ラン・ワンジー)は魏無羨の笛の音と溫寧の出現に驚きを隠せません。夷陵老祖は死んだはずなのに、目の前の光景は理解しがたいものでした。
江澄(ジャン・チョン)は魏無羨の正体に疑いを抱き、紫電を使って奪捨転生かどうかを確かめようとします。しかし、魏無羨は奪捨していないことが証明され、江澄(ジャン・チョン)はさらに混乱します。
江澄(ジャン・チョン)の問いかけに、魏無羨は何も答えませんでしたが、心の中では過去を懐かしんでいました。16年前に戻ることができれば、すべてが違っていたかもしれないと空を見上げ、思いにふけります。
しかし、現実は変えられません。魏無羨は未知の挑戦と運命に立ち向かうため、旅を続けるしかありませんでした。
第2話の感想
第2話は、第1話の続きとして、魏無羨が新たな事件に巻き込まれていく様子が描かれていました。特に印象的だったのは、以下の3点です。
1. 魏無羨の過去と現在
魏無羨は、過去に起こした事件によって多くのものを失い、現在もその影響に苦しめられています。第2話では、そんな魏無羨の過去と現在が交錯し、彼の複雑な心情が描かれていました。
2. 新たな謎と敵
第2話では、大梵山で起こっている怪奇現象と、その背後に潜む食魂天女という新たな敵が登場しました。魏無羨は、この謎を解き明かし、食魂天女を倒すために奔走します。
3. 複雑な人間関係
第2話では、魏無羨と江澄(ジャン・チョン)、藍忘機、金凌など、さまざまなキャラクターの人間関係が描かれていました。それぞれのキャラクターが持つ過去や思いが交錯し、複雑なドラマが展開されていました。
つづく
