陳情令 第32話 あらすじ/ネタバレ

魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は金麟台に忍び込む。師姐・江厭離(ジャン・イエンリー)の寂しい姿を目撃し、胸が張り裂ける思い。金老夫人は憔悴した様子で江厭離(ジャン・イエンリー)に食べ物を差し入れようとするが、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)の姿が露呈してしまう。

江厭離(ジャン・イエンリー)は幼い金凌(ジン・リン)を抱きしめながら涙を流す。魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は責められることなく、ただ静かに泣く師姐の姿に心を痛める。金老夫人の叫び声に魏無羨は涙を堪え、森の中へと姿を消す。陰虎符の黒い気が魏無羨を包み込み、闇闇へと引きずり込もうとする。

金麟台

金氏は温氏への憎しみを募らせ、温氏の遺体をさらし者にする。溫寧(ウェン・ニン)(ウェン・ニン)と溫情(ウェン・チン)の骨灰も風に撒かれ、魏無羨が邪術で全てを招いたと責められる。魏無羨は人群に隠れて怒りを抑えきれず、陳情で現れ、真実を明かそうとする。

誓師大会

金光善(ジン・グアンシャン)は各家主と共に魏無羨と温氏の残党を討伐しようと誓う。しかし、魏無羨の出現により、会議は一触即発の状況に陥る。金光善(ジン・グアンシャン)の責任逃れに魏無羨は失望し、両者は激しく対峙する。

戦い

魏無羨は陳情で妖魔を操り、圧倒的な力を発揮する。しかし、妖魔が暴走し、江氏の人々も被害を受ける。藍忘機(ラン・ワンジー)が駆けつけ、製止しようとするが、黒幕の存在に気づく。魏無羨と藍忘機(ラン・ワンジー)が対峙する中、江厭離が現れ、一時的に戦いは収まる。

悲劇

江厭離は魏無羨を探している最中に暴走した傀儡に襲われ、命を落とす。魏無羨と江澄(ジャン・チョン)は絶望に打ちひしがれる。江厭離は魏無羨の頬を撫で、咲顔で別れを告げる。背後から襲われた魏無羨を庇い、江厭離は緻命傷を負ってしまう。

絶望

江厭離の死により、魏無羨は怒りと悲しみに飲み込まれる。襲撃者を殺害するが、心の痛みは消えない。師姐の冷たくなった身体を抱きしめ、涙と血が混ざり合う。魏無羨と世家との間に、さらに激しい争いが始まることを予感させる。

第32話の感想

第32話は、物語の大きな転換点となる重要なエピソードでした。魏無羨と江厭離の絆、そして江厭離の死による魏無羨の絶望が描かれ、視聴者の心に深い感動と衝撃を与えました。

特に印象的なシーンは、江厭離が魏無羨を庇って緻命傷を負う場面です。江厭離の深い愛情と自己犠牲は、魏無羨の心を深く傷つけ、彼の絶望を決定的なものにしました。また、このシーンは、魏無羨と世家との間に、さらに激しい争いが始まることを予感させるものでした。

つづく