陳情令 第7話 あらすじ/ネタバレ

藍氏の禁地奥深くで、藍翼(ブルーウィング)先輩は長年守り続けてきた孤独を語ります。彼女の霊識は忠実な衛士のようにこの神秘的な場所を守り、外からの人間が簡単に立ち入れないようにしていました。魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は抱山散人(バオシャン・サンレン)が母親の藏色散人(ツァンセー・サンレン)の師匠だと知り、好奇心と敬意が湧き上がり、この師祖の現状を知りたがります。藍翼(ブルーウィング)は時の流れと世の中の移り変わりをしみじみと感じ、抱山散人(バオシャン・サンレン)に孫弟子がいるのに、自分はもう年老いてしまったと語ります。

自身について、藍翼(ブルーウィング)は過去の過ちで抱山散人(バオシャン・サンレン)と疎遠になり、霊力が衰えてきたため、後山の陰鉄の秘密を鎮圧し続けることが難しくなったことを明かします。彼女は、近年陰鉄が騒ぎ始めたのは、他の破片が現れたためであり、本来穏やかな封印が脅かされていると指摘します。魏無羨(ウェイ・ウーシエン)と藍忘機(ラン・ワンジー)は驚き、以前に出会った摂霊修士との関連を理解します。藍翼(ブルーウィング)は、陰鉄の破片を見つけ出し、寒潭に永遠に封印する重責を二人に託し、煙のように消えて、陰鉄の破片だけを残しました。

一方、溫情(ウェン・チン)は陰鉄を追跡するためにやってきて、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)を探していた江澄(ジャン・チョン)と偶然出会います。二人が話している間に、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)と藍忘機(ラン・ワンジー)はボロボロの姿で山から出てきます。彼らは禁地で一昼夜過ごしていたのです。溫情(ウェン・チン)の質問に、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は事故に遭ったと巧妙に真相を隠します。

雲深不知処に戻った魏無羨と藍忘機(ラン・ワンジー)は、陰鉄の破片を藍啓仁(ラン・チーレン)と藍曦臣(ラン・シーチェン)に提出します。二人の発見に対して、藍氏の長老たちはあまり驚きを見せません。彼らは陰鉄の存在とその背後にある複雑な状況をすでに知っていたのです。対策を話し合っている最中に、温氏の黒鳥が現れ、温若寒(ウェン・ルオハン)が陰鉄を狙っていることが明らかになります。藍啓仁(ラン・チーレン)は陰鉄を再び封印することを決意しますが、藍忘機(ラン・ワンジー)はそれが長続きしないのではないかと心配します。

一方、魏無羨は江厭離(ジャン・イエンリー)をかばったことで金子軒(ジン・ズーシュエン)と衝突し、金家から婚約破棄されてしまいます。このことで江厭離(ジャン・イエンリー)は悲しみ、魏無羨も自責の念に駆られます。彼は自分のやり方で師姉を慰め、彼女の気持ちを和らげようとします。学習が終わった後、魏無羨、江厭離(ジャン・イエンリー)、江澄(ジャン・チョン)は蓮花塢に戻る準備をします。出発前、魏無羨は藍忘機(ラン・ワンジー)のことを気にかけていましたが、彼は魏無羨に冷たく接します。魏無羨は藍忘機が一人で陰鉄を追っているのではないかと推測し、複雑な気持ちになります。

別れの際、魏無羨は飼っているうさぎを連れて行くかどうか迷い、藍忘機が寂しがるのではないかと心配します。しかし、藍忘機と藍曦臣(ラン・シーチェン)の会話を思い出すと、答えはすでに出ていました。彼は、藍忘機は信念と責任感の強い人物であり、藍翼(ブルーウィング)先輩の遺誌を必ず果たそうとするだろうと悟ります。魏無羨は藍忘機への理解と祝福を胸に、蓮花塢への帰路につきます。一方、藍氏兄弟は雲深不知処と陰鉄に関する秘密と責任を守り続けます。

第7話の感想

第7話は、藍氏禁地での藍翼との出会い、陰鉄の秘密、そして金家との婚約破棄など、重要な展開が盛りだくさんでした。

まず、藍翼との出会いは非常に印象的でした。彼女は長年禁地を守り続けてきた孤独な人物であり、その姿は切なくもありました。しかし、陰鉄の封印を魏無羨と藍忘機に託し、使命を果たした彼女の姿は勇ましくもありました。

陰鉄の秘密は、物語の大きな謎の一つです。他の破片が現れたことで封印が脅かされているという事実が明らかになり、今後の展開が気になります。

金家との婚約破棄は、魏無羨と江厭離(ジャン・イエンリー)の関係に大きな影響を与えました。江厭離(ジャン・イエンリー)の悲しみと魏無羨の自責の念が胸に迫るシーンでした。

つづく