『始まりは君の嘘』第27話 あらすじ/ネタバレ

時宴は、体調を崩した秦時月(ハタ・トキズキ)を江城に帰らせて休ませようとするが、秦時月(ハタ・トキズキ)はすぐには戻りたくないと抵抗する。時宴は秦時月(ハタ・トキズキ)の体調を心配して自宅療養を勧める。喻遊(ユー・ヨウ)は秦時月(ハタ・トキズキ)から体調不良を知らせる画像を受け取り、急いで病院へ駆けつけるが、秦時月(ハタ・トキズキ)とすれ違いになってしまう。

一方、鄭書意(ジョン・シューイー)は約束の時間に水族館で時宴を待つが、時宴は現れなかった。江城への帰路についた時宴は、鄭書意(ジョン・シューイー)を待たせていることに気づき、水族館の近くまで戻る。鄭書意(ジョン・シューイー)が電話で時宴の不在を尋ねると、時宴は「彼女に付き合っているだけだ」と答える。鄭書意(ジョン・シューイー)は、時宴が自分の嘘を見破ったことに気づく。

落胆した鄭書意(ジョン・シューイー)は家に帰る。両親は娘の様子を心配するが、何が原因なのかはわからない。母親は、仕事で問題があれば父親に相談するように、仕事がうまくいかなければ辞めて実家に戻ってきてもいい、恋人が原因なら歯を食いしばって乗り越えれば、まだ若いしもっと良い人が現れる、と鄭書意を励ます。鄭書意は自分の非を認めるが、母親は「時間は希望だ、すべてにまだ希望はある」と慰める。

易揚(イー・ヤン)は鄭書意が母親の拉票のために投稿した朋友圈から住所を特定し、プレゼントを持って鄭書意を訪ねる。鄭書意は易揚(イー・ヤン)が自分の機嫌を損ねた彼氏だと思い込み、母親は易揚(イー・ヤン)に娘を喜ばせる方法を教える。母親は鄭書意に空間を与えるために外出する。易揚(イー・ヤン)は鄭書意のために料理を作り、鄭書意のために青安に来たことを隠さず、鄭書意とは不可能であることも明確にする。

食事の後、易揚(イー・ヤン)は鄭書意を高校に連れて行くが、学校は閉まっていて中に入ることはできなかった。易揚は鄭書意の過去を知りたかったが、鄭書意には好きな人がいることを知る。しかし、易揚は諦めずに鄭書意を追い続ける。

関濟は朋友圈で畢若珊(ビー・ルオシャン)が年越しに体調を崩したことを知り、心配して畢若珊(ビー・ルオシャン)の実家を訪ねる。畢若珊(ビー・ルオシャン)は従兄弟のウェディングドレス選びを手伝っているところだったが、関濟に連れ出されてしまう。関濟は畢若珊(ビー・ルオシャン)と従兄弟の関係を誤解し、結婚を反対する。彼は畢若珊(ビー・ルオシャン)が好きだと告白するが、子供の頃に両親が離婚した経験から、結婚はすべての恋の終わりではなく、すべての恋は枯れてしまうと考えている。彼は今まで畢若珊との約束を守ってきたが、それ以上近づくと彼女を失うのではないかと恐れていた。前回の拒絶の後、彼は二人の関係を理解し、お互いに安心感を与えられる関係を築きたいと考える。彼は畢若珊とのチャンスを得るために、自分の最も大切なものをすべて差し出す覚悟である。関濟の気持ちを聞いた畢若珊は、結婚を約束することはなかったが、恋愛から始めることを望む。

年明けに仕事が始まると、失恋で落ち込んだ鄭書意は畢若珊に会いに行く。畢若珊は、時宴は鄭書意が自分のために近づいてきたのではないことに腹を立てているが、今は怒りが収まらず連絡を取ろうとしていないと分析する。畢若珊は、時間が経てば時宴の怒りが収まるかもしれないと鄭書意を慰める。鄭書意は畢若珊の家で一泊して、友人がすでに恋をしていることに気づく。彼女は言い訳をして家に帰り、友人の生活を邪魔しないようにする。

鄭書意は読者のリクエストに応えて再び易揚を取材する。易揚は鄭書意に帰国起業した華僑を特集することを提案し、紹介できる人物もいるという。鄭書意は以前からこの企画を考えていたので、喜んで引き受ける。

第27話の感想

第27話は、登場人物たちの複雑な感情が描かれていて、見応えのある回だった。時宴と秦時月、鄭書意と時宴、鄭書意と易揚、関濟と畢若珊の関係は、それぞれに問題を抱えている。果たして、これらの問題がどのように解決していくのか、今後の展開が楽しみである。

つづく