『始まりは君の嘘』第9話 あらすじ/ネタバレ

秦時月(ハタ・トキズキ)が発表会で頭が混乱したため、気分転換に会場の外に出た。会議の休憩時間、江城日報の記者である賀博明が鄭書意(ジョン・シューイー)に挨拶をし、お互いに微信(LINE)の連絡先を交換する。その様子を目撃した時宴は、心中で強い嫉妬を感じ、鄭書意(ジョン・シューイー)をその場から連れ去ってしまう。鄭書意(ジョン・シューイー)は時宴が嫉妬していると推測し、意気揚々と近づくが、時宴は秦時月(ハタ・トキズキ)の居場所を尋ねてくる。鄭書意(ジョン・シューイー)は秦時月(ハタ・トキズキ)に連絡を取り、時宴のような社長は恐ろしいので、時宴を見ると心が躍るような思いにはならないと、わざと嘘をつく。秦時月(ハタ・トキズキ)はロビーで偶然喻遊(ユー・ヨウ)と出会い、彼の優雅な態度に心惹かれる。

雲創の発表会後半が正式に開始される。秦時月(ハタ・トキズキ)は喻遊(ユー・ヨウ)が関氏資本戦略顧問であることを知り、彼への尊敬の念をさらに強める。鄭書意(ジョン・シューイー)は時宴がずっと秦時月を気にかけているのを見て、発表会終了後に怒って会場を後にする。しかし、会場を出ると、秦時月が時宴に甘えている姿を見てしまい、嫉妬から急いでその場を去ってしまう。

時宴は鄭書意を追いかけて駐車場まで行き、拗ねている彼女の手を握って家まで送ると言う。鄭書意は時宴の車の中で再び眠りに落ち、目が覚めるとすでに自宅の玄関に到着していた。時宴に感謝の気持ちを表すため、鄭書意は彼を食事に誘うが、時宴は鄭書意がその機会に特集インタビューの話を持ち出そうとしていることに気づき、彼女の誘いを断ってしまう。

気分が沈んだ鄭書意と時宴は、それぞれ友人を誘って酒を飲もうとするが、畢若珊(ビー・ルオシャン)と関済(グアン・ジー)は同時に断ってしまう。2人は知らないが、畢若珊(ビー・ルオシャン)と関済(グアン・ジー)はちょうど一緒にいたのだ。鄭書意のインタビュー記事は編集長から高く評価され、許雨靈などは非常に嫉妬する。同僚たちは鄭書意に奢ってもらおうと盛り上がり、鄭書意も快く承諾する。

秦時月は初出勤の日に鄭書意が自分を無視した理由を誤解していたことに気づき、怒りに任せて時宴に告げ口をしたことを後悔する。しかし、鄭書意に謝る勇気が出ず、小舅舅の時宴に助けを求めるが、時宴の言葉に傷つき、自尊心を捨てて鄭書意に謝罪に行く。

鄭書意は秦時月と時宴の関係を気にしており、今は時宴に好意を抱いている。しかし、畢若珊(ビー・ルオシャン)は時宴は常に注目を浴びる運命にある人物であり、長続きしない恋は始めない方が良いと忠告する。鄭書意は、恋は心に従うべきだと考える。

鄭書意は宋楽嵐のコンサートチケットを購入し、時宴の微信(LINE)に招待しようとする。しかし、秦時月は謝罪のために鄭書意の微信(LINE)を追加し、鄭書意は秦時月の微信(LINE)を時宴のものと勘違いし、コンサートに誘ってしまう。相手が承諾したため、鄭書意は喜ぶ。関済(グアン・ジー)は宋楽嵐の25周年コンサートのニュースを見て、畢若珊(ビー・ルオシャン)と一緒にコンサートに行きたいと考える。畢若珊(ビー・ルオシャン)は鄭書意の言葉を思い出し、感情にも従う決意をし、関済(グアン・ジー)と一緒に宋楽嵐のコンサートに行くことに同意する。

第9話の感想

第9話は、複雑な感情が交錯する回でした。秦時月は時宴への想いに気づき、鄭書意は時宴と秦時月の関係を気にするようになります。また、畢若珊と関済(グアン・ジー)の恋模様も描かれ、それぞれの登場人物の心の動きが丁寧に描かれていました。

特に印象に残ったのは、鄭書意と時宴のシーンです。鄭書意は時宴に好意を抱きつつも、秦時月との関係を気にして葛藤しています。時宴はそんな鄭書意の気持ちに気づきながらも、自分の気持ちを素直に表現することができません。2人のもどかしい関係が切なく描かれていました。

また、秦時月と喻遊(ユー・ヨウ)の出会いも興味深いものでした。秦時月は喻遊(ユー・ヨウ)に心惹かれ、彼への尊敬の念を強めます。喻遊(ユー・ヨウ)が今後どのような役割を果たすのか、注目です。

つづく