中国ドラマ「三国志秘密の皇帝」30話ネタバレと感想

三国誌秘密の皇帝第30話あらすじ/ネタバレ

夜、軍営に潜入した伏寿(ふくじゅ)は、唐瑛(とうえい)に会うことに成功する。隙をついて監視兵を倒した二人は脱走を図るが、潘揚(はんよう)が現れ、漢室の衰退を理由に唐瑛(とうえい)を説得しようとする。しかし、唐瑛(とうえい)の決意は固く、潘揚(はんよう)は唐瑛(とうえい)が毒を飲んだことを明かし、逃がす。

一方、兵士に扮した劉平(りゅうへい)は、伏寿(ふくじゅ)に呼び止められる。唐瑛(とうえい)の毒を知った劉平(りゅうへい)は、脱出を諦め、解毒法を探すことに。

華服を著た任紅昌(じんこうしょう)は、復讐の決意を胸に蜚先生のもとへ。曹操(そうそう)への復讐のために手を組むことを提案する。任紅昌(じんこうしょう)は手紙を送ったことを明かすものの、郭嘉(かくか)が現れる保証はない。しかし、蜚先生は郭嘉(かくか)が必ず来ることを確信し、郭嘉(かくか)との共倒れも辞さない覚悟を示す。

曹丕(そうひ)を連れて楊修(ようしゅう)を訪ねた司馬懿(しばい)。楊修(ようしゅう)は曹丕(そうひ)を袁紹(えんしょう)に差し出すつもりだったが、曹丕(そうひ)は生死を賭けて張繡(ちょうしゅう)に宛城(えんじょう)の真実を吐かせた。それは、曹丕(そうひ)の母と袁紹(えんしょう)が仕組んだ陰謀であり、曹丕(そうひ)を後継者にするための策略だった。

烏巣(うそう)を見下ろす袁紹(えんしょう)は、劉平(りゅうへい)と伏寿(ふくじゅ)を連れて意気揚々。しかし、曹操(そうそう)の策略にはまっており、本人は気づいていない。劉平(りゅうへい)は袁紹(えんしょう)の野心を試すように問いかけ、袁紹(えんしょう)は曹操(そうそう)を倒せば天子など必要ないと明言する。劉平(りゅうへい)の冷静な対応に、袁紹(えんしょう)は疑念を抱く。

勝利を確信した袁紹(えんしょう)のもとに、烏巣(うそう)が火事になったとの知らせが届く。曹操(そうそう)の策略にハマったと勘違いする袁紹(えんしょう)。しかし、張繡(ちょうしゅう)の回想により、宛城(えんじょう)の戦の裏に魏蚊(ぎぶん)の存在が明らかになる。袁紹(えんしょう)と曹丕(そうひ)の母の策略の一部だったのだ。司馬懿(しばい)は曹丕(そうひ)を救い出すが、袁紹(えんしょう)の計画は崩れ始める。

司馬懿(しばい)と楊修(ようしゅう)の対峙(たいじ)中、陽武(ようぶ)から火の手が上がる。司馬懿(しばい)は袁紹(えんしょう)の本当の糧倉の場所を察知する。張繡(ちょうしゅう)は司馬懿(しばい)の説得を受け、自らの保身のために同行することを決意するが、楊修(ようしゅう)は激怒する。

曹操(そうそう)の奇襲により、陽武(ようぶ)は火の海となり、袁紹(えんしょう)の兵糧は焼失。張郃(ちょうこう)も曹操(そうそう)に降伏する。怒り狂う袁紹だが、劉平(りゅうへい)の冷静さと知恵を目の当たりにする。劉平(りゅうへい)は、漢室が袁紹を見捨てたのではなく、袁紹が漢室を見捨てたと指摘する。伏寿(ふくじゅ)は解毒剤を要求するが、袁紹は解毒剤は死んだ蜚先生にあると主張し、事態は緊迫する。

軍営で救出を待つ唐瑛(とうえい)のもとに、司馬懿(しばい)が現れる。二人は脱出しようとするが、袁紹が劉平(りゅうへい)と伏寿(ふくじゅ)を捕らえようとしていることを知る。窮地に陥った時、曹丕(そうひ)が現れ、劉平(りゅうへい)たちを逃がす。罪悪感に駆られた曹丕(そうひ)は命を償おうとするが、王越(おうえつ)は手を下さない。

司馬懿(しばい)と唐瑛(とうえい)は帰路につく。司馬懿(しばい)は唐瑛(とうえい)との未来を夢見るが、唐瑛(とうえい)は毒の影響で絶望に陥る。二人が愛を確かめ合った時、唐瑛(とうえい)は毒に倒れ、司馬懿(しばい)は焦燥に駆られる。

烏巣(うそう)の失敗を知った任紅昌(じんこうしょう)は、怒りに任せて蜚先生を殺そうとする。郭嘉(かくか)が現れ、事態はさらに複雑に。郭嘉(かくか)は任紅昌(じんこうしょう)に復讐を諦めるよう説得するが、蜚先生は華佗(かだ)の死をほのめかし、郭嘉(かくか)を激怒させる。最終的に、蜚先生は5年の毒薬を代償に郭嘉(かくか)と共倒れとなり、二人の因縁は命と共に消滅する。

伏寿(ふくじゅ)は司馬懿(しばい)に唐瑛(とうえい)の毒を伝え、劉平(りゅうへい)が烏巣(うそう)から解毒剤を持ち帰ると信じる。この出来事は、より激しい戦いの始まりを予感させる。