三国誌 秘密の皇帝 第36話 あらすじ/ネタバレ

曹丕(そうひ)の決意

曹操(そうそう)の命で剣術を磨く曹丕(そうひ)は、依然司馬懿(しばい)の拒絶に納得できていません。王越(おうえつ)は、その恨みを力に変えれば剣術が上達するとアドバイスします。劉平(りゅうへい)の出陣を知った曹丕(そうひ)は、復讐のチャンスだと考えます。一方、司馬懿(しばい)は密偵を買収しますが、その中に兄の司馬朗(しばろう)が送り込んだ者がいました。

烏巢への出徴

劉平(りゅうへい)と伏寿(ふくじゅ)は曹操(そうそう)軍と共に烏巢へ出徴しますが、大雨に見舞われ、同行した曹節(そうせつ)が風邪をひいてしまいます。劉平(りゅうへい)は兵士に加わり、曹丕(そうひ)も負けじと手伝います。曹植(そうしょく)は妹の看病に励み、郭嘉(かくか)は曹操(そうそう)に雨による士気の低下と病人が増えていることを報告します。郭嘉(かくか)は洪水で進めなくなったため、盧龍に駐屯することを提案します。曹操(そうそう)は天命を感じながらも、郭嘉(かくか)の意見に従い、軍紀を厳守し、住民に迷惑をかけないよう命じます。

盧龍での出来事

盧龍では、曹操(そうそう)は劉平(りゅうへい)を気遣い、生姜湯を飲ませます。劉平(りゅうへい)は曹節(そうせつ)を診察し、休養を勧めます。曹操(そうそう)は劉平(りゅうへい)の医術を気に入り、郭嘉(かくか)の治療に冷寿光(れいじゅこう)を呼ぼうとしますが、郭嘉(かくか)は婉拒します。地方官は曹操(そうそう)の劉平(りゅうへい)に対する特別な扱いについて疑問に思いますが、郭嘉(かくか)は劉平(りゅうへい)が曹操(そうそう)に招かれた智囊であると説明します。

唐瑛(とうえい)と司馬懿(しばい)の再会

唐瑛(とうえい)は謎の人物の導きで、司馬懿(しばい)と再会します。久々の再会に喜び合った二人は、司馬懿(しばい)の不自由な体にも関わらず、変わらぬ愛情を確認します。

劉平(りゅうへい)の苦悩

劉平(りゅうへい)は郭嘉(かくか)と共に城楼に立ち、戦によって民衆が苦しむことを心配します。郭嘉(かくか)は曹操(そうそう)の天下統一の夢を語り、劉平(りゅうへい)を味方に引き入れようとします。郭嘉(かくか)は伏寿(ふくじゅ)との離縁と曹節(そうせつ)との結婚を提案しますが、劉平(りゅうへい)は自分の信念を曲げず、伏寿(ふくじゅ)を諦められないと断言します。

正体の発覚

劉平(りゅうへい)が実は楊平(ようへい)であることを知る少年が現れ、その情報は瞬く間に広まります。郭嘉(かくか)と劉平(りゅうへい)の間に緊張が走ります。郭嘉(かくか)は劉平(りゅうへい)に10日間の猶予を与えますが、劉平(りゅうへい)は条件を拒否します。

曹丕(そうひ)の行動

劉平(りゅうへい)の正体にこだわる曹丕(そうひ)は、少年を連れ去ろうとしますが、任紅昌(じんこうしょう)に阻止されます。曹丕(そうひ)は伏寿(ふくじゅ)に曹操(そうそう)の狙いを伝え、守ると約束します。伏寿(ふくじゅ)は劉平(りゅうへい)と曹節(そうせつ)の親密な様子を見て複雑な気持ちになります。曹操(そうそう)は曹節(そうせつ)に婿を見つけたと冗談を言いますが、視線は劉平(りゅうへい)に向かっています。劉平(りゅうへい)は伏寿(ふくじゅ)の手を握り、どんなことがあっても共に進むと宣言し、伏寿(ふくじゅ)は安心します。

揺るぎない決意

夜、劉平(りゅうへい)と伏寿(ふくじゅ)は話し合います。郭嘉(かくか)の条件を聞いた伏寿(ふくじゅ)を、劉平(りゅうへい)は誓いを破らないと優しくなだめます。二人は嵐の中でも、信頼と絆を深めていきます。

第36話の感想

第36話は、劉平(りゅうへい)と曹丕(そうひ)の対立、郭嘉の思惑、そして唐瑛(とうえい)と司馬懿(しばい)の再会など、見どころ満載のエピソードでした。

劉平(りゅうへい)は曹操(そうそう)の陣営に加わり、烏巢への出徴に参加します。そこで彼は、曹丕(そうひ)との確執を深め、郭嘉の策略に翻弄されます。郭嘉は劉平を味方に引き入れようとしますが、劉平は自分の信念を曲げず、伏寿(ふくじゅ)との絆を大切にします。

曹丕(そうひ)は劉平をライバル視し、彼の正体を暴こうとします。しかし、任紅昌(じんこうしょう)に阻まれ、思うように事が運びません。曹操(そうそう)は劉平の才能を認め、彼を重用しようとしますが、郭嘉の策略に気づいていません。

唐瑛(とうえい)は謎の人物の導きで、司馬懿(しばい)と再会します。久々の再会に喜び合った二人は、変わらぬ愛情を確認します。司馬懿(しばい)は不自由な体にも関わらず、唐瑛(とうえい)への想いを強く持ち続けています。

つづく