三国誌 秘密の皇帝 第50話 あらすじ/ネタバレ
魏王府
曹丕(そうひ)は司馬懿(しばい)に曹植(そうしょく)が罰せられたことを明かし、世子争奪戦から脱落したと告げる。司馬懿(しばい)は曹丕(そうひ)に伏完(ふくかん)の謀仮事件の調査を命じられたか尋ね、曹丕(そうひ)は楊修(ようしゅう)も参加することを明かす。司馬懿(しばい)は曹丕(そうひ)に楊修(ようしゅう)を密かに支援することを提案し、調査が深まるほど楊修(ようしゅう)が危険に晒されると示唆する。
伏寿(ふくじゅ)の寝宮
伏寿(ふくじゅ)は劉平(りゅうへい)と最後の会話をし、この難を逃れることはできないと悟る。翌日、伏寿(ふくじゅ)は冷宮に幽閉される。荀彧(じゅんいく)は曹操(そうそう)に皇后廃立を思いとどまるよう進言するが、曹操(そうそう)は荀彧(じゅんいく)を漢室寄りだと怒り、追いやってしまう。
曹操(そうそう)と崔琰(さいえん)
崔琰(さいえん)は曹操(そうそう)に聚儒大会を予定通り開催するのか尋ねる。曹操(そうそう)は崔琰(さいえん)の忠誠を認め、皇后を謀仮の罪で処刑すると明かす。曹操(そうそう)は伏完(ふくかん)を利用して劉平(りゅうへい)に皇后殺害を要求するが、劉平(りゅうへい)は拒否する。曹操(そうそう)は皇后こそ漢室の謀仮の根源であり、彼女を排除することで劉平(りゅうへい)の安全を確保できると主張する。
劉平(りゅうへい)と司馬懿(しばい)
劉平(りゅうへい)は司馬懿(しばい)を訪ね、皇后を救うために退位できないかと尋ねる。しかし、司馬懿(しばい)は冷酷に拒否し、自分自身のために生きることを宣言する。司馬懿(しばい)は聚儒大会を利用して天下の怒りを曹操(そうそう)に向け、皇后を救うという極端な計画を提案する。
劉平(りゅうへい)の苦悩
劉平(りゅうへい)は犠牲者を出すことを拒否する一方で、皇后を見捨てることもできない。彼は冷宮を訪れて伏寿(ふくじゅ)に会い、彼女の落ち著きと寛容さに自責の念を深める。
仕子たちの集結
仕子たちは聚儒大会に向けて準備を進める。孔融(こうゆう)は崔琰(さいえん)が伏寿(ふくじゅ)のために曹操(そうそう)に情けを請わなかったことに激怒する。しかし、崔琰(さいえん)は潜龍観(せんりょうかん)で自らを焼き、罪を曹操(そうそう)に擦り付けて天下の仮乱を誘発するという別の計画を立てていた。孔融(こうゆう)は崔琰(さいえん)の計画を知り、阻止しようとするが、監禁されてしまう。
劉平(りゅうへい)の決意
劉平(りゅうへい)は潜龍観(せんりょうかん)を訪れ、崔琰の計画を知って苦悩する。崔琰は劉平(りゅうへい)の苦しみを理解し、言葉なくとも心を通わせる。
劉平(りゅうへい)の選択
果たして劉平は皇后を救い、犠牲者を出さない方法を見つけられるのか?聚儒大会は三国誌の行く末にどのような影響を与えるのか?今後の展開に注目だ。
三国誌 秘密の皇帝 第50話 感想
第50話は、物語が大きく動き出す重要なエピソードでした。
曹操(そうそう)の皇后廃立の企て、司馬懿(しばい)の極端な計画、崔琰の壮絶な決意など、様々な思惑が交錯し、緊張感が高まっています。
特に印象的だったのは、劉平の苦悩でした。皇后を救うため、犠牲者を出すことも、退位することもできない劉平の葛藤は、見ていて胸が痛くなりました。
また、崔琰の自らを犠牲にするという決断にも胸を打たれました。劉平を救うために、自分の命を捨てるという覚悟には、強い意誌を感じます。
つづく