三国誌 秘密の皇帝 第6話 あらすじ/ネタバレ

許都(きょと)の深宅大院

満寵(まんちょう)は曹丕(そうひ)に、刺客の件でうまく処理できず、驚かせたことを謝罪する。曹丕(そうひ)は寛大な態度で許し、満寵(まんちょう)は安堵する。

一方、唐瑛(とうえい)は矢傷を負い、毒のせいで自分では手当てできない。仕方なく、司馬懿(しばい)に助けを求める。司馬懿(しばい)は傷の手当てをしながら、漢室がここまで困窮し、王妃が自ら刺客として活動せねばならないのかと皮肉を言う。

検屍房

満寵(まんちょう)と曹丕(そうひ)は、張宇(ちょうう)の遺体を検分する。曹丕(そうひ)は鋭い観察力で、刺客は武芸に優れた女性だと断定する。

そこに司馬懿(しばい)が現れ、唐瑛(とうえい)たちが張宇(ちょうう)を冷酷に処理したことに不満を表明する。自分は張宇(ちょうう)のようには簡単に殺されない、と唐瑛(とうえい)を脅す。さらに、楊俊(ようしゅん)を救出したことを明かし、刺客の身分で劉平(りゅうへい)を連れ去ろうとするが、唐瑛(とうえい)に断固として拒否される。

曹丕(そうひ)の関心

曹丕(そうひ)は謎の女刺客に興味を持ち、満寵(まんちょう)は警備を強化することを約束する。そこに、唐瑛(とうえい)に想いを寄せる王服が現れる。司馬懿(しばい)は唐瑛(とうえい)が武術を心得ていることを暴露し、王服と一緒になれば漢室に容赦されないと警告する。唐瑛は沈黙する。

楊修(ようしゅう)の企み

楊修(ようしゅう)は唐瑛に張宇を殺害したことを報告し、師門再興を名目に唐瑛を取り込もうとするが、唐瑛は冷淡に対応する。司馬懿(しばい)は劉平(りゅうへい)の行方を尋ねるが、楊修(ようしゅう)は董承(とうしょう)のもとに手がかりがあると濁す。

楊修は劉平(りゅうへい)と伏寿(ふくじゅ)に、張宇の件が解決したことを報告する。董承(とうしょう)が持つ密詔と彼らの行動は密接に関連していることを示唆する。

満寵(まんちょう)の提案

満寵(まんちょう)は劉平(りゅうへい)に張宇の闇殺を報告するが、劉平(りゅうへい)は警備の不備を厳しく叱責する。劉平(りゅうへい)は張宇の死を悲しみ、自身の安全を心配する。満寵は安全を確保するため、司空(しくう)府への移住を提案する。

曹仁(そうじん)と満寵は、劉平の動向を警戒する。

劉平と伏寿(ふくじゅ)の不安

劉平と伏寿(ふくじゅ)は、司空(しくう)府への移住が董承(とうしょう)の計画を妨げるのではないかと不安を感じる。伏寿(ふくじゅ)は無奈ながらも受け入れるしかない。劉平は司馬懿(しばい)のことを想いながら、董承の成功後に自由を手に入れることを願う。

雪の中で舞う曹節(そうせつ)

雪が降りしきる中、曹節(そうせつ)が庭で舞っている。兄の曹丕と曹夫人が通りかかり、天子を司空(しくう)府に迎えることを告げる。曹節(そうせつ)は天子の境遇に同情し、曹丕に様子を尋ねる。

曹夫人は劉平と伏寿(ふくじゅ)を部屋に案内する。2人は不便を感じながらも従うしかない。曹丕は劉平を案内し、劉平は書斎で竹簡を見つけ、子供の頃の夢と司馬懿の教えを思い出し、感慨にふける。

第6話の感想

第6話は、緊張感と謎が深まる展開でした。唐瑛と司馬懿の対立が激化し、彼らの思惑が交錯する様子が描かれました。唐瑛の武術の腕前が明らかになり、彼女の過去が気になるところです。

また、劉平と伏寿(ふくじゅ)の不安定な立場が浮き彫りになり、彼らの安全が心配されました。董承の計画がどのように展開していくのか、目が離せません。

つづく