星花双姫~天に咲き、地に輝く恋~ 第17話 あらすじ/ネタバレ

南明離火を消すには、甘霖が詰まった霄浄瓶が必要だと夜曇(イエタン)は知ります。しかし、霄浄瓶は天界にあるため、人間界にいる彼らには入手が困難です。そこで夜曇(イエタン)は、神族に人間界が危機にあると思わせて、霄浄瓶を人間界に持ってくるよう仕向けます。

兽王は、霄浄瓶に刻まれた霊璞祖師(レイホク ソシ)の印を見て、紫芜(シュウ)が神族の姫であることに気づきます。しかし、紫芜(シュウ)と帝嵐絕(テイランゼツ)の仲を応援するため、兽王と兽后は紫芜(シュウ)の正体を隠します。

夜曇(イエタン)は、危月燕を空に放ち、人間界の国師を驚かせます。国師は皇帝に報告し、皇帝は神族に祈福を依頼します。夜曇は、慢慢(まんまん)に皇帝に変身させ、神族の使者と会って霄浄瓶をすり替えようと計画します。

翌日、慢慢(まんまん)は皇帝に変身して神族の仙君と会いますが、皇帝らしく振る舞うことができません。清衡(せいこう)は、神族の祈福には多くの儀式があることに気づき、夜曇と一緒に暾帝を足止めします。

その間に、慢慢(まんまん)は偽物の霄浄瓶から水が漏れるように細工をし、仙君が本物の霄浄瓶を取り出すように仕向けます。そして、隙を見て本物の霄浄瓶をすり替えて逃げ出します。

暾帝と宮人たちは、夜曇の術によって迷宮に閉じ込められますが、夜曇は術を解き、暾帝を祈福の儀式に送り届けます。

慢慢は霄浄瓶を手に入れ、夜曇と清衡(せいこう)と共に皇宮を後にします。しかし、嘲風(チャオフォン)と谷海潮(こくかいちょう)が現れ、辣目(らつぼく)と戦います。嘲風(チャオフォン)は辣目(らつぼく)が少典有琴(ヨウチン)の意識の一部であることを見抜き、神識を集めて少典有琴(ヨウチン)を復活させようとしている夜曇の計画を阻止しようとします。

嘲風(チャオフォン)は辣目(らつぼく)を圧倒しますが、南明離火が爆発し、嘲風は退却を余儀なくされます。

慢慢は霊力を使い果たし、人間の姿に戻ってしまいます。南明離火はさらに激しくなり、辣目も吸収しきれなくなってしまいます。月窩村は炎に包まれ、村民たちは絶望に陥ります。それでも辣目は、最後まで諦めずに南明離火を吸収しようとします。

第17話の感想

第17話は、夜曇たちの計画が順調に進みながらも、新たな危機が訪れた回でした。

まず、夜曇の機転によって、神族から霄浄瓶を手に入れることに成功しました。慢慢が皇帝に変身するシーンはコミカルで、思わず笑ってしまいました。しかし、その一方で、夜曇たちの計画が神族にバレてしまった場合、大きな問題になることが予想されます。

また、辣目と嘲風の戦いは、辣目が少典有琴(ヨウチン)の意識の一部であることが明らかになり、今後の展開がますます気になりました。嘲風は辣目を圧倒する力を持っていましたが、南明離火の爆発によって退却を余儀なくされました。南明離火の脅威はさらに増しており、夜曇たちは一刻も早く火を消す必要があります。

最後に、慢慢が霊力を使い果たして人間の姿に戻ってしまったことは、今後の展開に大きな影響を与えるでしょう。夜曇たちは、どのようにして南明離火を消すのでしょうか?次回の展開が楽しみです。

つづく