星花双姫~天に咲き、地に輝く恋~ 第23話 あらすじ/ネタバレ

清衡(せいこう)たちの手助けを拒否した夜曇(イエタン)は、自ら符を解き、聞人と過ごすことに。聞人は花傘を作り、夜曇(イエタン)をからかうが、逆に夜曇(イエタン)が翻弄され、逃げ出す。清衡(せいこう)たちの提案で、聞人は寿命が2年しかないと騙される。夜曇(イエタン)は聞人を街へ誘い、偽の占い師に深いつながりがあると告げられる。

青葵(チンクイ)は英招に神識の情報を餌に時間稼ぎと夜曇(イエタン)の命乞いを提案。英招と頂雲(ちょううん)は半信半疑ながら承諾する。青葵(チンクイ)は嘲風(チャオフォン)と谷海潮(こくかいちょう)に護衛されながら英招に会いに行く。一方、柳蓉は聞人に恨みを持ち、繽紛館に乗り込み、彼を責める。柳蓉は氷清玉潔帯を聞人にかけ、情愛の念が芽生えると帯が締まるように仕向ける。

清衡(せいこう)から聞人の騒動を聞いた夜曇(イエタン)は、帝嵐絕(テイランゼツ)から聴心声の耳環を借り、聞人の心を聞く。聞人は琴や絵で雑念を払おうとするが、夜曇(イエタン)の献身的な姿に心を揺さぶられる。夜曇(イエタン)は聞人に書物を写させて雑念を消そうとする。二人は月夜の下で過ごすうちに惹かれ合うが、聞人は法器が外れないことを心配する。夜曇(イエタン)は柳蓉に謝罪することを提案するが、聞人は一人で会いに行く。

青葵(チンクイ)は沉淵軍を足止めするために、英招と頂雲(ちょううん)を月窩村へ連れて行く。嘲風(チャオフォン)と谷海潮(こくかいちょう)は斥候営の人々を集めて暗に護衛する。月窩村に到着した一行は、かつて辣目(らつぼく)という火妖精がいたことを知るが、すでに村を去っていることが判明。騙されたと悟った英招は青葵に夜曇(イエタン)との連絡を強要するが、谷海潮(こくかいちょう)が駆けつけ、嘲風(チャオフォン)の法力によって毒を発症させた青葵を救出する。聞人は柳蓉に謝罪に行くが、彼女は復縁を求めていないことを知り、柳蓉は涙を流す。

第23話の感想

第23話は、夜曇(イエタン)と聞人の関係が大きく進展する重要なエピソードでした。夜曇(イエタン)は聞人の心を手に入れるために様々な作戦を立て、聞人もまた夜曇(イエタン)に惹かれていきます。しかし、柳蓉の氷清玉潔帯や聞人の寿命の短さなど、二人の前に立ちはだかる問題も少なくありません。

特に印象的だったのは、夜曇(イエタン)が聞人の心を聞くことができるようになったシーンです。聞人の心の声を聞くことで、夜曇(イエタン)は彼の本当の気持ちを知ることができ、より深い絆を築いていくことができるでしょう。しかし、同時に聞人の悩みや不安も知ることになり、複雑な気持ちを抱くことになります。

また、青葵の策略も注目すべき点です。彼女は英招と頂雲(ちょううん)を騙し、沉淵軍を足止めすることに成功しました。しかし、その代償として彼女は大きな犠牲を払うことになります。

つづく