独家童話 第16話 あらすじ/ネタバレ

夏休みになり、肖兔(シアオ・トゥー)と凌超(リン・チャオ)はタクシーで家に帰りました。肖兔(シアオ・トゥー)は凌さんのお母さんに駆け寄り、凌さんのお母さんは肖兔(シアオ・トゥー)をまるで実の娘のように温かく迎え入れます。凌超(リン・チャオ)は荷物を運びながら、運転手から「婿入りか、大変だな」と声をかけられ、苦笑します。

凌さんのお母さんは、肖兔と凌超(リン・チャオ)の距離が以前より縮まっていることに気づき、2人の関係について凌さんのお父さんに相談します。凌超はまだ告白していないものの、肖兔への想いは男女の感情に発展していることを打ち明けます。凌さんのお母さんは、肖兔を嫁にしたいと既に決めているので、早く告白するように促します。凌さんのお父さんも賛成し、凌超を応援します。

凌超は、尹子涵(イン・ズーハン)に電話をかけます。尹子涵(イン・ズーハン)はちょうど帰国したばかりで時差ボケのため、凌超の電話で目が覚めてしまいます。

一方、蒋娟娟(ジアン・ジュエンジュエン)はアイドル文辉のファンミーティングに参加します。熱狂的なファンが文辉の車を追いかける様子を見て、注意しようとしますが、誤解されて他のファンに囲まれてしまいます。そこに現れたのは、賈思文(ジャー・スーウェン)でした。卒業から1年経ち、寡黙だった賈思文(ジャー・スーウェン)は大きく変わり、蒋娟娟(ジアン・ジュエンジュエン)に感謝の気持ちを伝えます。同桌だったことで性格が明るくなったと打ち明け、蒋娟娟(ジアン・ジュエンジュエン)への想いをほのめかします。

メガネを忘れた賈思文(ジャー・スーウェン)は、上着を脱いで蒋娟娟に羽織らせます。

夏休みが終わり、新学期が始まります。肖兔は学校の心理フォーラムに参加しますが、江湖(ジャンフー)に部屋に閉じ込められてしまいます。肖兔は、江湖(ジャンフー)の要求を拒否しますが、単位を落とされるのではないかと不安になります。そこに蒋娟娟が現れ、教室のドアが施錠されていることに気づきます。

凌超は蒋娟娟から連絡を受け、ルームメイトと共に駆けつけます。江湖(ジャンフー)が肖兔に近づこうとした瞬間、凌超がドアを蹴破って登場します。凌超は、華麗な回し蹴りで江湖を倒し、肖兔を救い出します。肖兔は、凌超の勇姿に心を奪われ、この瞬間を一生忘れないと誓います。

第16話 感想

第16話は、夏休みの終わりから新学期が始まるまでの出来事を描いたエピソードでした。

まず、肖兔と凌超の関係が大きく前進したことが印象的です。凌さんのお母さんの助言もあり、凌超は肖兔への想いを自覚し、告白を決意します。また、尹子涵(イン・ズーハン)の存在が明らかになり、今後の三角関係が気になるところです。

一方、蒋娟娟と賈思文の意外な展開も注目です。ファンミーティングで出会った2人は、お互いに好意を抱いていることが示唆されました。寡黙だった賈思文が、蒋娟娟のおかげで性格が明るくなったというエピソードは、胸が温まります。

そして、クライマックスはやはり肖兔と江湖の対決シーンでしょう。凌超の華麗な回し蹴りは、まさにヒーローの登場といった感じで、見ていて爽快でした。肖兔の凌超への想いが深まったのも納得です。

つづく