寧安如夢 第14話 あらすじ/ネタバレ

1. 姜雪宁(キョウ·セツレイ)と張遮(チョウ·シャ)の再会

姜雪宁(キョウ·セツレイ)は張遮(チョウ·シャ)の隣に座り、気まずそうな様子の彼に耳が赤くなる。薛姝(シュエ・シュー)と姚惜が2人を見かけ、姚惜は姜雪宁(キョウ·セツレイ)を罵り、泣きながら張遮(チョウ·シャ)に婚約破棄の理由を問う。張遮(チョウ·シャ)は姜雪宁(キョウ·セツレイ)をかばい、姚家からの強要だったと婚約を望んでいなかったことを明かす。そして、玉器を姜雪宁(キョウ·セツレイ)に渡し、姚家との婚約を解消したことを告げる。姜雪宁(キョウ·セツレイ)は驚き、張遮(チョウ·シャ)は京のしがらみから解放されたいと語る。姜雪宁(キョウ·セツレイ)は皇后ではなく、善良な人間として彼にふさわしいのかと考える。

2. 任为志の帰郷と姜雪宁(キョウ·セツレイ)の休沐

任为志は故郷の蜀に井戸を掘るため帰郷した。吕显は金を取り戻せず、蜀に人を送り監視する。一方、姜雪宁(キョウ·セツレイ)の知っている裏の商売が気になり、尤芳吟(ユウ·ホウイン)に探りを入れるが、彼女は姜雪宁(キョウ·セツレイ)を裏切らない。休沐で宮殿に戻った姜雪宁(キョウ·セツレイ)は沈芷衣(シェン・ズーイー)に影絵の贈り物を渡すが、宮殿からの解放を懇願する。沈芷衣(シェン・ズーイー)は拒否し、琴の授業も免除できないため、姜雪宁(キョウ·セツレイ)は姜雪慧を宮殿に招くことを提案する。

3. 姜雪慧の入宮と薛姝(シュエ・シュー)の嫉妬

姜雪宁(キョウ·セツレイ)は沈芷衣(シェン・ズーイー)からの贈り物を周宝樱たちに渡す。薛姝(シュエ・シュー)と姚惜は不快感を示す。太后は沈玠(シェン・ジェ)と薛姝(シュエ・シュー)の仲を取り持とうとするが、薛姝(シュエ・シュー)は彼の気持ちを無視し、賛同するような発言をする。姜雪慧が入宮する姿を見て、沈玠(シェン・ジェ)の目が輝き、薛姝(シュエ・シュー)は拳を握りしめる。

4. 姜雪慧の入宮の理由と薛姝(シュエ・シュー)の琴の腕前

姜雪宁(キョウ·セツレイ)は、薛姝(シュエ・シュー)が沈玠(シェン・ジェ)の想いを自分に向け、姜雪慧に使うべき手段を自分に用いたため、身代わりとして入宮させたことを説明する。姜雪慧は怒らず、姜雪宁(キョウ·セツレイ)の言葉は単に辛辣なだけだと理解する。燕臨の冠礼の招待状は、誰も来ないだろうと知りつつも発行される。皇帝は礼部に冠礼の準備を命じ、逆党事件を張遮(チョウ·シャ)に託す。薛姝(シュエ・シュー)は授業で姜雪慧を標的にするが、彼女の琴の腕前に驚き、謝危(シエ・ウェイ)は姜雪宁(キョウ·セツレイ)にもっと学ぶよう促す。授業後、謝危(シエ・ウェイ)は姜雪宁(キョウ·セツレイ)を個人的に指導し、姚惜は姜雪慧を挑発する。姜雪慧は我慢できずに反論する。

5. 謝危(シエ・ウェイ)の優しさと思惑

姜雪宁(キョウ·セツレイ)は琴を弾くことに集中できず、謝危(シエ・ウェイ)は点心と茶を勧める。箱の中には桃片糕が入っており、御膳房からの贈り物だと説明する。姜雪宁(キョウ·セツレイ)は点心が苦手だが、謝危(シエ・ウェイ)が上京の際に自分に与えてくれた桃片糕を思い出す。謝危(シエ・ウェイ)は朝政の話をし、燕臨の冠礼に波乱が起きないことを願う。姜雪慧は謝危(シエ・ウェイ)に薛姝(シュエ・シュー)への反撃を報告するが、彼の表情は曇る。彼は姜雪慧に食事や点心を済ませたか尋ねる。手の中の箱には、姜雪宁(キョウ·セツレイ)が好む甘さ控えめの桃片糕が入っている。姜雪宁(キョウ·セツレイ)は、謝危(シエ・ウェイ)が自分を寧二姑娘と呼ぶことに気づく。それは、寧という字だけが自分だけのものだからだ。

6. 姚惜の策略と薛姝(シュエ・シュー)の企み

姚惜は偶然、姜雪宁(キョウ·セツレイ)の香囊を見つける。しかし、薛姝(シュエ・シュー)と太后が香囊を道端に落とす計画を耳にする。薛姝(シュエ・シュー)は香囊を拾い、姜雪宁(キョウ·セツレイ)に文句を言おうとするが、周宝樱から姚惜が拾ったことを知る。薛姝(シュエ・シュー)は香囊を持って姜雪宁(キョウ·セツレイ)を訪ね、当初は彼女を標的にしていなかったことを伝え、姚惜を懲らしめる協力を申し出る。しかし、姜雪宁(キョウ·セツレイ)はそれを拒否し、他人を頼ることも、薛姝(シュエ・シュー)と共闘することも望まない。

第14話は、物語が大きく展開する重要な回でした。

まず、姜雪宁(キョウ·セツレイ)と張遮(チョウ·シャ)の再会は、二人の関係に変化をもたらしました。張遮(チョウ·シャ)が姚家との婚約を解消し、姜雪宁(キョウ·セツレイ)を気遣う様子は、二人の間に特別な感情があることを示唆しています。

また、姜雪慧の入宮は、宮中の勢力図を塗り替える可能性があります。薛姝(シュエ・シュー)が姜雪慧を標的にする一方で、姜雪宁(キョウ·セツレイ)が姜雪慧を庇うことで、二人の関係はさらに複雑になるでしょう。

さらに、謝危(シエ・ウェイ)の姜雪宁(キョウ·セツレイ)に対する優しさや、薛姝(シュエ・シュー)と太后的陰謀など、各キャラクターの思惑が交錯し、物語はますます目が離せません。

第15話では、燕臨の冠礼や逆党事件など、重要なイベントが描かれることが予想されます。今後の展開が楽しみです。

つづく