寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第18話 あらすじ/ネタバレ

謝危(シエ・ウェイ)の策略と燕(エン)家の運命

謝危(シエ・ウェイ)は燕(エン)家の印信を聖上に渡し、燕臨の罪を糾弾する。聖上は燕(エン)家父子を辺境の璜州へ流罪とする。この処置に不満を持つ張遮(チョウ·シャ)は上奏しようとするが、顧春芳(グー・チュンファン)に諫められる。

姚惜の流罪と姜雪寧の怒り

姚惜は宮廷から追放される。薛殊は姜雪寧を嘲笑するが、姜雪寧は動じない。姚惜は姜雪寧の助けを借りて下人を懲らしめるが、燕臨を罵倒する。姜雪寧は姚惜を戒めるが、姚惜は薛殊に軽蔑され、自責の念に駆られる。

姜雪寧の帰省と謝危(シエ・ウェイ)への疑念

姜雪寧は数日の休暇を願い出て、実家へ戻る。母は姜雪慧を可愛がり、姜雪寧を冷遇するが、姜雪寧は気にしない。張遮(チョウ·シャ)は謝危(シエ・ウェイ)が燕(エン)家流罪の黒幕であることを告げ、姜雪寧に謝危(シエ・ウェイ)から遠ざかるよう忠告する。姜雪寧は謝危(シエ・ウェイ)と前世の燕(エン)家の関係を疑い始める。

雪夜の惨劇と謝危(シエ・ウェイ)の暴走

雪の夜、姜雪寧は謝危(シエ・ウェイ)を問い詰めようと屋敷を訪れる。謝危(シエ・ウェイ)は公儀丞と対峙し、平南王の旧恨を蒸し返され、病状が悪化して暴走。公儀丞を斬殺してしまう。姜雪寧は恐怖に怯えるが、謝危(シエ・ウェイ)は正気を取り戻し、姜雪寧を逃がす。謝危(シエ・ウェイ)は病状が悪化し、金石散を服用する。

燕臨の流罪と姜雪寧の決意

燕臨の流罪は確定し、姜雪寧は絶望する。張遮(チョウ·シャ)は燕(エン)家救出を誓う。謝危(シエ・ウェイ)は姜(キョウ)家を訪ねるが、姜雪寧に会えず、牢獄へ向かう。姜雪寧は尤芳吟(ユウ·ホウイン)に会い、無力さを嘆くが、尤芳吟(ユウ·ホウイン)は感謝の言葉を述べる。謝危(シエ・ウェイ)は姜雪寧と再会し、燕(エン)家救出には再建が必要だと告げる。姜雪寧は謝危(シエ・ウェイ)と燕(エン)家の複雑な関係を理解し、信頼することを決意する。謝危(シエ・ウェイ)は雪の日は近づかないよう、暴走を恐れて忠告する。

姜雪寧の決断と姜(ジャン)父の協力

姜雪寧は姜(ジャン)父に燕臨から贈られた品物を売却して資金を作るよう頼む。姜(ジャン)父は疑念を抱くが、協力する。

第18話の感想

謝危(シエ・ウェイ)の計略によって燕(エン)家が流罪に追い込まれ、姜雪寧は謝危(シエ・ウェイ)への疑念を抱くようになります。一方で、姚惜の流罪によって姜雪寧との関係性も曖昧になっていきます。そうした中で、姜雪寧は自身の無力さを痛感しつつも、燕(エン)家救出のために動き始めるのが印象的です。

特に、謝危(シエ・ウェイ)との対面で姜雪寧が燕(エン)家と謝危(シエ・ウェイ)の複雑な関係性を理解し、信頼を寄せ始める展開は、物語の大きな転換点となっています。姜雪寧の成長と覚醒が感じられる一方で、謝危(シエ・ウェイ)の内なる葛藤も垣間見えて、キャラクターの立体性が増している印象を受けました。

つづく