寧安如夢 第33話 あらすじ/ネタバレ

辺境

燕臨と燕父は呂顕(リュウ・シエン)に導かれて辺境の城に到着した。呂顕(リュウ・シエン)は燕(エン)家軍の指揮権を握るために将軍府に入りたいと提案するが、燕父は聖命に背くことになると反対する。しかし、呂顕(リュウ・シエン)は謝危(シエ・ウェイ)が偽造した聖旨を見せ、燕臨と燕父を驚かせる。呂顕(リュウ・シエン)は沈芷衣(シェン・ズーイー)を救出できれば問題は解決できると主張する。

大月

大月王子は残虐な行為を繰り返し、沈芷衣(シェン・ズーイー)は怒りを募らせるが、何もできない。燕臨は姜雪寧と再会し、喜びを分かち合う。謝危(シエ・ウェイ)は今の状況を説明し、敵の罠に陥らないよう慎重に行動する必要があると忠告する。燕父は謝危(シエ・ウェイ)と姜雪寧の姿を見て喜び、姜雪寧は2人だけで話したい様子を感じ取り、席をはずす。燕臨は謝危(シエ・ウェイ)の正体を知り、兄と認める。謝危(シエ・ウェイ)は燕父を舅父と呼び、2人とも涙を流す。謝危(シエ・ウェイ)は薛国公と平南王こそが罪を償うべきだと主張し、燕(エン)家の血を引く自分は、自分自身だけでなく、300人の無念のために生きると誓う。

薛定非は平南王に襲撃され、小宝は重傷を負う。燕臨は姜雪寧を連れて食事に出かけ、馴染みの店を紹介する。燕臨は張遮(チョウ·シャ)との関係を尋ねるが、姜雪寧は沈黙する。燕臨は花を摘んで姜雪寧をなぐさめるが、彼女の心は張遮(チョウ·シャ)に向いていることを悟る。

謝危(シエ・ウェイ)は姜雪寧のために夕食を用意するが、すべて酸っぱい料理だった。姜雪寧は謝危(シエ・ウェイ)を怒らせないために無理やり食べようとする。

大月王子は謝危(シエ・ウェイ)に会見を要求するが、罠であることは明らかだった。謝危(シエ・ウェイ)はそれでも会見に応じることを決意する。

姜雪寧は謝危(シエ・ウェイ)が心配で食事を摂らなかったことを知り、謝危(シエ・ウェイ)は桃片糕を作ってあげる。姜雪寧はその味に懐かしさを感じ、以前にも食べたことがあることを思い出す。謝危(シエ・ウェイ)は明日会見に出席するため、姜雪寧の無関心が気になり、怒りをあらわにする。しかし、姜雪寧は謝危(シエ・ウェイ)を信頼しており、沈芷衣(シェン・ズーイー)を無事に連れ戻してくれると信じている。

翌日

謝危(シエ・ウェイ)は単身で会見に臨み、大月の状況を熟知し、巧みな話術で相手を翻弄する。しかし、大月王子は傲慢で気まぐれな性格であり、謝危(シエ・ウェイ)を捕らえようとする。謝危(シエ・ウェイ)は平南王と結託していたが、実は事前に準備しており、燕父が兵を率いて突入し、謝危(シエ・ウェイ)を救出する。燕臨も謝危(シエ・ウェイ)の指示に従って姿を現し、沈芷衣(シェン・ズーイー)も刀琴の助けで脱出する。大月王子は捕らえられ、燕臨は残りの大月兵を制圧する。

帰還

謝危(シエ・ウェイ)と燕臨は沈芷衣(シェン・ズーイー)を連れて大乾に帰還する。沈芷衣(シェン・ズーイー)と姜雪寧は涙の再会を果たし、姜雪寧は沈芷衣(シェン・ズーイー)の故郷の土を捧げる。沈芷衣(シェン・ズーイー)は故国と故都に帰還し、民衆は歓喜に沸く。

薛国公は平南王から密書を受け取り、謝危(シエ・ウェイ)の正体を知る。平南王は謝危(シエ・ウェイ)を京城に戻すことを拒否する。

第33話 感想

謝危(シエ・ウェイ)は、大月王子との会見で巧みな話術を駆使して相手を翻弄し、危機を脱しました。また、燕父と燕臨の救出にも貢献し、その知略と勇気を改めて感じさせられました。

燕臨と姜雪寧の再会は、喜びと切なさが入り混じった複雑な感情が表現されており、見ているこちらも胸が熱くなりました。2人の関係は、今後どのような展開を迎えるのか気になります。

沈芷衣(シェン・ズーイー)は、大月王子の残虐な行為に苦しめられましたが、刀琴の助けで脱出することができました。故国に帰還を果たした沈芷衣(シェン・ズーイー)の姿は、感動的でした。

薛国公と平南王の陰謀が明らかになり、今後の展開がますます不穏なものとなりました。謝危(シエ・ウェイ)は、2人の企みを阻止することができるのでしょうか。

つづく