寧安如夢 - 第37話 あらすじ/ネタバレ

姜雪寧と謝危(シエ・ウェイ)の確執

姜雪寧は、謝危(シエ・ウェイ)が突然姿を消したことに腹を立てています。彼女は、将来についてもっとよく考えてから謝危(シエ・ウェイ)と話し合うつもりでしたが、謝危(シエ・ウェイ)は早々に姿を消してしまいました。姜雪寧は、恋愛と結婚は別物であり、もっとよく考える必要があると考えています。謝危(シエ・ウェイ)はさらに腹を立てています。

一方、皇帝は謝危(シエ・ウェイ)を罰するつもりはありません。朝廷には有能な人材が必要だからです。薛姝(シュエ・シュー)はこれを聞いて、薛国公にすぐに動くようにと知らせます。時機が来たと。

尤芳吟(ユウ·ホウイン)の拷問と謝危(シエ・ウェイ)の決意

尤芳吟(ユウ·ホウイン)は薛(シュエ)家に捕らえられ、拷問を受けています。周寅之(ジョウ・インズ)は、尤芳吟(ユウ·ホウイン)が姜雪寧の親友であることを利用して、何か作り話をさせようとします。真実かどうかは関係ありません。尤芳吟(ユウ·ホウイン)は拒否しますが、周寅之(ジョウ・インズ)は烙印の刑を用います。

謝危(シエ・ウェイ)と呂顕(リュウ・シエン)は、尤芳吟(ユウ·ホウイン)が捕らえられたことを知り、京に戻ることを決意します。薛氏との戦いが始まりました。

姜雪寧の決意と謝危(シエ・ウェイ)の怒り

謝危(シエ・ウェイ)は、姜雪寧と張遮(チョウ·シャ)が一緒にいるところを見かけます。張遮(チョウ·シャ)に京に戻る計画を伝え、その後、姜雪寧に尤芳吟(ユウ·ホウイン)のことを話します。姜雪寧は激怒し、周寅之(ジョウ・インズ)の性格を知っていれば、もっと早くに彼を排除すべきだったと言います。

姜雪寧は薛(シュエ)家に行って尤芳吟(ユウ·ホウイン)を救出することを決意し、謝危(シエ・ウェイ)に刀を渡して無事を祈ります。しかし、謝危(シエ・ウェイ)は腹を立てています。姜雪寧は自分に約束を与えてくれないのに、自分の心を惑わせているからです。

謝危(シエ・ウェイ)は最初から平南王と薛氏のみを目標としており、今回の京への帰還は天下のためです。燕父も、謝危(シエ・ウェイ)が憎しみに心を曇らされることを望んでいません。二人は互いに別れを告げます。

出発前、姜雪寧は謝危(シエ・ウェイ)を見つめますが、謝危(シエ・ウェイ)は言葉に詰まります。

皇帝の病と薛氏の陰謀

皇帝は、謝危(シエ・ウェイ)が京に戻っていることを知ります。皇帝は謝危(シエ・ウェイ)を罰するつもりはありません。謝危(シエ・ウェイ)と燕臨が忠誠を誓う限りです。

突然、皇帝は血を吐きます。太后は薛姝(シュエ・シュー)に問いただしますが、薛姝(シュエ・シュー)は知らぬ存ぜぬを装います。太后は激怒し、薛姝(シュエ・シュー)を殴ろうとします。

しかし、そこに薛国公が現れます。薛国公は太后に、皇帝は長く生きられないと告げます。太后は、薛国公と薛姝(シュエ・シュー)が共謀していることに気づきます。太后は激怒し、人を呼ぼうとしますが、薛国公は太后に口外しないように脅します。そして、謝危(シエ・ウェイ)の正体を太后に明かします。

太后は、薛国公が自分の実の息子に手を下したことを受け入れることができませんが、最終的には彼らの計画に干渉しないと黙認します。

謝危(シエ・ウェイ)の帰京と薛氏の謀反

謝危(シエ・ウェイ)と張遮(チョウ·シャ)は、沈芷衣(シェン・ズーイー)を京に送り届けます。沈芷衣(シェン・ズーイー)は太后に呼ばれます。張遮(チョウ·シャ)と謝危(シエ・ウェイ)、燕臨は御書房に向かいますが、皇帝の体調は思わしくありません。それでも、彼らに先に会おうとします。しかし、彼らが来る途中で、皇帝は倒れてしまいます。

張遮(チョウ·シャ)と謝危(シエ・ウェイ)、燕臨の3人は、薛烨に包囲されます。彼らは武器を持っておらず、燕臨と剣書だけが抵抗します。燕臨は剣書に謝危(シエ・ウェイ)と張遮(チョウ·シャ)を先に逃がすように命じます。

一方、薛国公は、謝危(シエ・ウェイ)たちを処刑するための臨孜王への譲位詔書を持って臣下たちの前に現れます。顧春芳(グー・チュンファン)は当然ながら彼の言葉を信じませんが、軟禁されてしまいます。

尤芳吟(ユウ·ホウイン)の死と呂顕(リュウ・シエン)の想い

呂顕(リュウ・シエン)と姜雪寧は、薛(シュエ)家に行って尤芳吟(ユウ·ホウイン)を救出します。周寅之(ジョウ・インズ)は尤芳吟(ユウ·ホウイン)を人質に取って命を助けようとしますが、尤芳吟(ユウ·ホウイン)は周寅之(ジョウ・インズ)が逃げようとする際に彼を引き留め、心臓を刺されてしまいます。

尤芳吟(ユウ·ホウイン)は、周寅之(ジョウ・インズ)のような人間を逃がしたくないと考えます。姜雪寧は悲しみに暮れ、尤芳吟(ユウ·ホウイン)がずっと一緒にいてくれることを願います。しかし、尤芳吟(ユウ·ホウイン)はすでに助かりません。

尤芳吟(ユウ·ホウイン)は呂顕(リュウ・シエン)を見つめますが、離婚届に署名する時間はありませんでした。呂顕(リュウ・シエン)は、彼女の死によって、腰に妻を亡くしたという汚名を着せられてしまいます。呂顕(リュウ・シエン)の気持ちは、ずっと知っていました。二人はいつか結ばれると信じています。

尤芳吟(ユウ·ホウイン)は力尽き、姜雪寧の腕の中で息を引き取ります。

第37話の感想

姜雪寧と謝危(シエ・ウェイ)の関係は、すれ違いと誤解によってさらに複雑さを増しています。姜雪寧は謝危(シエ・ウェイ)の突然の失踪に怒りを覚え、謝危(シエ・ウェイ)は姜雪寧の優柔不断さに苛立ちを募らせています。二人の想いは通じ合っているように見えて、実際には大きな溝があることが浮き彫りになりました。

尤芳吟(ユウ·ホウイン)の拷問と死は、物語に大きな衝撃を与えました。彼女の勇敢さと忠誠心は、視聴者の心を打つとともに、周寅之(ジョウ・インズ)の残忍さを際立たせました。尤芳吟(ユウ·ホウイン)の死は、姜雪寧と呂顕(リュウ・シエン)に大きな悲しみと決意をもたらし、今後の展開に大きな影響を与えることが予想されます。

皇帝の病状悪化と薛氏の謀反は、物語をクライマックスへと導いています。薛国公と薛姝(シュエ・シュー)の陰謀が明らかになり、皇帝の命が危うくなっている状況は、今後の展開を予測不可能なものにしています。

また、燕臨と張遮(チョウ·シャ)の活躍も印象的でした。二人は謝危(シエ・ウェイ)を助け、薛氏と戦うために奮闘しています。彼らの活躍は、物語に希望の光を与えてくれるとともに、今後の展開をさらに盛り上げてくれるでしょう。

つづく