ユア・フレーバー ~契約キスではじまる恋!?~ 第16話 あらすじ/ネタバレ

中秋の夜、酔わないは父と杯を交わし、久しぶりの味覚の回復を報告する。父は吉兆だと喜び、長年の病が癒えたのだと語る。酔わないは病の原因が10年以上も不明だったのに、なぜ突然治ったのか疑問に思うが、父は娘の福が深いからだと答える。

酔わないは、味覚の回復が梨花白を飲んだ夜から始まったかもしれないと明かし、酒は凶ではなく福をもたらしたと話す。それを聞いた父は、酒の効果が未知数で、人に害を及ぼすかもしれないと心配し、二度と醸造することを禁じる。酔わないは、自分が得た味覚は実は友人のものであり、自分の味覚障害が生活や仕事に影響を与えているため、友人を不安にさせたくないと説明する。父は彼女の機転を笑いながら、母の名前を出して圧力をかけるのはやめなさいと叱る。

酔わないは月餅を持って庭に出ると、待っていた微寻に喜びを伝える。二人は屋内に戻ると、父は酒造りに1年かかると告げ、二人は驚きを隠せない。庭で、微寻はローズワイン庄の新しいワインがそんなに時間が待てないことを心配し、天命に逆らえないと嘆く。酔わないは、梨花白が味覚の謎と密接に関係しているかもしれない、昔すでに飲んでいたかもしれないと思い出し、昔の痕跡を探してみることを提案する。

酔わないは夏凡(シア・ファン)に助けを求め、ライブ配信を通じて昔の飲み仲間である林ちゃんを見つけ出す。林は、酔わないに飲まれた酒はどれも古いものではなく、5年以内のものであり、すでに飲み尽くしたと笑う。酔わないは驚き、酒の由来を尋ねるが、林は口を閉ざし、業界では噂になっているだけで、入手先はわからないと答える。酔わないは微寻と一緒に易南柯(イー・ナンコー)を訪ね、昔の梨花白の酒甕を取り戻し、匂いを嗅いでみると、まさに酔わないが求めていたものだった。易南柯(イー・ナンコー)も驚き、ここ5年以内に誰かが密造したのではないかと推測する。

三人は、酒の製法を知っているのは易父の他にいない、つまり犯人であると推測する。微寻は甕の底に「梨花山居」という文字を見つけ、嶺南の趙県に調査に行くことを決意する。出発前、酔わないは荷物を丁寧に整理し、微寻は彼女の心配を笑う。二人の仲は深まっている。

その頃、沐春風(ムー・チュンフォン)は二人の行方を白景(バイ・ジン)に告げ、二人が駆け落ちしたと勘違いさせる。白景(バイ・ジン)は嫉妬に駆られ、二人を追いかけることを決意する。沐春風(ムー・チュンフォン)はこれを機に、雑誌社のチームビルディングを趙県で行うことを提案し、編集長は承諾する。

旅の途中、酔わないは追跡に気づき、微寻は冷静に対応する。趙県に到着すると、米娅(ミーヤー)一行と偶然出会い、チームビルディングで偶然出会ったことがわかる。心宿のオーナーである万澤澤(ワン・ズーズー)が現れ、甕は自分が作ったもので、酒は酒商から仕入れたものだと証言し、梨花祭の後には紹介すると約束する。酔わないは万父の昔の話を持ち出し、微寻は彼の言動が怪しいことに気づく。易南柯(イー・ナンコー)は麻雀で試してみることを提案する。

夜が訪れ、趙県の街は灯火がともり、一行はそれぞれ思いを抱えながら、梨花白の秘密をめぐって未知の旅を始める。調査が進むにつれて、より多くの謎と真実が明らかになり、微寻と酔わないの絆は、この旅の試練と挑戦の中でさらに強固なものとなっていく。

第16話の感想

第16話は、何不醉(ホー・プーズイ)と微寻の絆が深まり、梨花白の謎がさらに深まる展開となりました。

何不醉(ホー・プーズイ)は失っていた味覚を取り戻し、喜びを微寻と分かち合います。しかし、その味覚は友人が失っていたものであり、何不醉(ホー・プーズイ)は友人のために梨花白の謎を解き明かそうと決意します。

一方、微寻は何不醉(ホー・プーズイ)の行動を心配しながらも、彼女を支えようとします。二人の絆は、梨花白の謎を追う中でさらに深まり、お互いへの信頼が強くなっていきます。

また、梨花白の謎もさらに深まりました。林ちゃんは梨花白の由来を明かさず、易南柯(イー・ナンコー)は近年に密造されたのではないかと推測します。さらに、甕の底に「梨花山居」という文字が見つかり、新たな謎が浮上しました。

つづく