君子盟 第15話 あらすじ/ネタバレ
玄機(げんき)の過去と摩訶村の秘密
玄機(げんき)は、かつて摩訶村の妖術によって聖湖が沸騰し、それ以来哨音を聞くことができなくなったことを明かす。蘭珏(らんかく)は、当年謎の女が身につけていた陶哨の絵を見せ、それが摩訶村の民が身につけていたものだと玄機(げんき)は認める。張屏(ちょうへい)は密室からその陶哨の徽章を見つけ、玄機(げんき)の言葉を裏付ける。
玄機(げんき)は、妖術によって心の秘密を暴かれることを恐れ、蘭珏(らんかく)に真実を明かせずにいた。張屏(ちょうへい)は、自分が摩訶村の妖女の水器を持っていることを明かし、玄機(げんき)は張屏(ちょうへい)が妖女の息子ではないかと疑う。20年前、玄機(げんき)は妖女を追跡したが、彼女と水器、そして幼い子供の姿は消えていた。玄機(げんき)は、蘭珏(らんかく)の父が妖女に騙されて南境に行ったと推測し、張屏(ちょうへい)が仇敵であると告げる。
刺客の襲撃と玄機(げんき)の死
密室に刺客が侵入し、玄機(げんき)と蘭珏(らんかく)を襲う。蘭珏(らんかく)は倒れ、張屏(ちょうへい)は玄機(げんき)を助けようとするが、刺客を追跡中に密室に閉じ込められてしまう。密室から脱出した張屏(ちょうへい)は、玄機(げんき)が殺害され、刺客も玄機(げんき)の仕掛けた罠によって死亡しているのを発見する。刺客の遺体からは摩訶村の陶哨が見つかる。
蘭珏(らんかく)の怒りと決意
張屏(ちょうへい)は負傷した蘭珏(らんかく)を蘭(らん)府に連れ帰る。玄機(げんき)を救えなかったこと、陶哨しか見つからなかったことを知った蘭珏(らんかく)は激怒し、張屏(ちょうへい)を摩訶村の妖女の息子、仇敵として責める。張屏(ちょうへい)は死を恐れず、蘭珏(らんかく)に剣を向けるよう促すが、蘭珏(らんかく)は最終的に剣を下ろす。蘭珏(らんかく)は張屏(ちょうへい)との縁を断ち切り、張屏(ちょうへい)は負傷したまま蘭(らん)府を出て倒れてしまう。陳籌(ちんちゅう)が張屏(ちょうへい)を自宅に運び、手当てをする。
玄機(げんき)の死後、蘭珏(らんかく)は玄機(げんき)の筆跡を真似て、真相を記した謝罪書を作成することを決意する。王硯(おうけん)は偽証によって無辜の人々が巻き込まれることを懸念するが、蘭珏(らんかく)は母と子の因果応報を主張する。王硯(おうけん)は張屏(ちょうへい)の無実を訴えるが、蘭珏(らんかく)の決意は揺るがない。蘭珏(らんかく)は玄機(げんき)の筆跡を真似ようとするが、上手くいかず、心神耗弱していく。
新たな証言と張屏(ちょうへい)の帰郷
蘭珏(らんかく)は玄機(げんき)の筆跡を真似て、20年前に摩訶村の妖女が父親を惑わせたという証言を老卒から得る。張屏(ちょうへい)は真相を知るために故郷に戻る。雲頭山に到着した張屏(ちょうへい)は倒れてしまうが、師匠に救われる。目を覚ました張屏(ちょうへい)は師匠に自分の身元を尋ねようとするが、師匠はそれを遮り、療養に専念するよう命じる。
君子盟 第15話 感想
第15話は衝撃的な展開が続く回だった。玄機(げんき)の過去が明らかになり、摩訶村の妖術の恐ろしさが描かれた。また、蘭珏(らんかく)と張屏(ちょうへい)の関係が大きく変化し、今後の展開が気になる。
玄機(げんき)は、かつて摩訶村の妖術によって心に深い傷を負っていた。妖術によって秘密を暴かれることを恐れ、蘭珏(らんかく)に真実を明かせずにいた。しかし、刺客の襲撃によって命を落とし、真実を明かすことなく死んでしまった。玄機(げんき)が死んでしまったことは非常に残念であり、彼の死が今後の展開にどのような影響を与えるのかが気になる。
蘭珏(らんかく)は、玄機(げんき)の死によって大きなショックを受け、張屏(ちょうへい)を摩訶村の妖女の息子、仇敵として責める。しかし、最終的に剣を下ろすことができず、張屏(ちょうへい)との縁を断ち切る。蘭珏(らんかく)の苦悩と葛藤が伝わってくるシーンだった。
張屏(ちょうへい)は、玄機(げんき)の死を目の当たりにし、大きな衝撃を受ける。また、蘭珏(らんかく)から仇敵として責められ、複雑な心境になる。張屏(ちょうへい)は、自分の過去を知るために故郷に戻るが、師匠から何も聞かされることができない。張屏(ちょうへい)の過去が明らかになるのか、今後の展開が気になる。
つづく