『君子盟』第24話 あらすじ/ネタバレ

目覚めた張屏(ちょうへい)、復讐への決意

翌日、目を覚ました張屏(ちょうへい)は蘭(らん)府にいることに気付く。師匠の仇を討つべく太后に訴えようと外に出ようとするが、蘭珏(らんかく)に止められる。張屏(ちょうへい)は陶周風(とうしゅうふう)と鏡(きょう)湖先生(きょうこせんせい)の話を思い出し、復讐のために自分の道を進むことを決意。そして、真相を明らかにするため、摩羅(摩ラまら)村へと向かう。

3ヶ月後、摩羅(摩ラまら)村への道

3ヶ月後、南境の密林を進む張屏(ちょうへい)は、摩羅(摩ラまら)村への入口を見つけられず、力尽きて倒れてしまう。蘭珏(らんかく)は張屏(ちょうへい)の行動を心配しつつ、辜青章にも疑念を抱き始める。辜青章は怪しい行動を取りながらも、世俗を離れた人物ではないと主張。蘭珏(らんかく)は辜青章の真意を測りかねる。

王硯(おうけん)との出会い、そして襲撃

一方、密林で倒れていた張屏(ちょうへい)を王硯(おうけん)が発見し、救助する。王硯(おうけん)は瘴気に苦しめられながらも南棟(なんとう)軍との戦いに苦戦していた。情報収集のため密林に入ったが、迷い込んで南棟(なんとう)軍に追われる羽目に。王硯(おうけん)は張屏(ちょうへい)に食料と水を分け与えるが、張屏(ちょうへい)は再び南棟(なんとう)軍の襲撃を受ける。

記憶の断片と摩羅(摩ラまら)村

意識が朦朧とする中、張屏(ちょうへい)は母親との思い出を思い出し、王硯(おうけん)を滝の近くの隠れ家へと導く。翌朝、目を覚ました張屏(ちょうへい)はついに摩羅(摩ラまら)村にたどり着く。しかし、眼前には一族の遺骸が横たわっており、悲しみに暮れる。聖湖に映る自分の姿を見て、張屏(ちょうへい)は幼い頃に母親から教わった水器施術を思い出す。母の言葉と共に、張屏(ちょうへい)は復讐の決意を新たにする。

第24話 感想

第24話は、張屏(ちょうへい)の復讐への決意が描かれた重要なエピソードでした。師匠を殺された怒りと悲しみを抱えながら、自分の道を模索する張屏(ちょうへい)の姿が印象的でした。

蘭珏(らんかく)は張屏(ちょうへい)を心配しつつも、冷静に状況を見極めようとする姿が頼もしかったです。辜青章の謎めいた行動は、今後の展開が気になります。

王硯(おうけん)との出会いは、張屏(ちょうへい)にとって大きな転機となりました。王硯(おうけん)の優しさに触れ、改めて復讐の目的を再確認する張屏(ちょうへい)の姿に心を打たれました。

そして、ついに摩羅(摩ラまら)村にたどり着いた張屏(ちょうへい)。しかし、そこには一族の悲惨な結末が待っていました。この衝撃的な事実が、張屏(ちょうへい)の復讐への決意をさらに強固なものにしたことは間違いありません。

つづく