君子盟 第3話 あらすじ/ネタバレ
太后は蘭珏(らんかく)と王硯(おうけん)に尋問に参加させ、他の三品以下の官吏は门外で待機させた。そして張屏(ちょうへい)に事件の審理を命じた。
張屏(ちょうへい)は含煙(がんえん)が松脂と火珠で焼身自殺を図ったことを問い詰める。含煙(がんえん)は罪を認め、謝好(しゃこう)が毒を盛ったと証言する。含煙(がんえん)は数日前、謝好(しゃこう)と蘭珏(らんかく)が密談しているのを目撃した。蘭珏(らんかく)は罪状を他人に握られており、謝好(しゃこう)を使ってその人物から罪状を取り戻そうとしていた。含煙(がんえん)はそれに気づいたため、謝好(しゃこう)に殺害されたという。
血書については、含煙(がんえん)は蘭珏(らんかく)の通敵という罪状を世間に知らしめるために書いたと説明する。そして、蘭珏(らんかく)の通敵の証拠は犀牛の角で作られた珠の中に隠されていると主張する。太后はすぐに珠を探すように命じる。
蘭珏(らんかく)は罪を否認する。彼は罪人の子孫であり、10年前に朝廷の恩赦を受けて科挙に合格した。恩を仇で返すようなことはできないと主張する。
すぐに侍衛が犀牛の角の珠を持ってくる。中には蘭珏(らんかく)の通敵を告発する密書が入っていた。これは朝廷の機密事項であるため、張屏(ちょうへい)は太后によって部屋の外に出される。その後、太后は蘭珏(らんかく)を刑獄司に連行するよう命じる。蘭珏(らんかく)は最後に親愛信を見ることを懇願する。手紙を読んだ後、蘭珏(らんかく)は手紙が偽造されたものであり、誰かが自分を陥れようとしていると主張する。彼は証拠を提示し、キョウ頌明(きょうしょうめい)もその手紙が蘭珏(らんかく)の筆跡ではないことを確認する。王硯(おうけん)は郭允(かくいん)という左利きの書道家がいることを思い出す。郭允(かくいん)は蘭珏(らんかく)と礼部尚書(しょうしょ)の座を争っており、蘭珏(らんかく)を陥れる動機があった。
太后は郭允(かくいん)を尋問するが、郭允(かくいん)は手紙を偽造したことを否定する。王硯(おうけん)は郭允(かくいん)と含煙(がんえん)の不倫関係を指摘するが、郭允(かくいん)は含煙(がんえん)のような身分の低い娼婦とは関係がないと主張する。含煙(がんえん)は悲しみ、蘭珏(らんかく)に対する証言はすべて偽証であり、今夜起こったことはすべて郭允(かくいん)が蘭珏(らんかく)を陥れるために仕組んだことだと認める。郭允(かくいん)は罪を否認するが、太后は自分の行動が利用されたことに怒り、事件を刑(けい)部に引き渡す。
蘭珏(らんかく)は部下に物乞いを尾行させ、2通目の血書を発見させる。彼は部下に証拠を燃やすように命じる。事件の詳細は思い出せないが、含煙(がんえん)が真犯人ではないことに気づいた張屏(ちょうへい)は、伴月楼に戻る。しかし、事件はすでに解決しており、すべてが郭允(かくいん)が含煙(がんえん)に指示したものだったと知る。張屏(ちょうへい)は自分が再び蘭珏(らんかく)に騙されたのではないかと疑う。
その時、謝好(しゃこう)の死によって気が狂ってしまった舞姫の知夏(ちか)が謝好(しゃこう)と同じ匂いのする頭油を使っていることに気づく。張屏(ちょうへい)は催眠術を使って知夏(ちか)から心の悪魔を追い出す。2人は事件現場を思い出し、知夏(ちか)に今日使った頭油は謝好(しゃこう)のものだったことを確認する。また、璃娘(りじょう)は知夏(ちか)が謝好(しゃこう)の頭油を使っていることを知っており、知夏(ちか)も焼身自殺しないように彼女を押しのけた。張屏(ちょうへい)は璃娘(りじょう)が真犯人だと推測する。
張屏(ちょうへい)は璃娘(りじょう)の行方を尋ねるが、彼女は王大人に連れられて医者に診てもらっているという。その頃、知夏(ちか)は蘭珏(らんかく)と王硯(おうけん)に連れ去られるが、馬車の中でなんとか縛りから逃れる。
君子盟 第3話 感想
第3話は、物語が大きく動き、新たな展開を迎える重要な回でした。含煙(がんえん)の証言と蘭珏(らんかく)の疑惑、そして郭允(かくいん)の登場によって、事件は複雑さを増していきます。
含煙(がんえん)の証言は、蘭珏(らんかく)が通敵の罪を犯した可能性を示唆しています。しかし、蘭珏(らんかく)は罪を否認し、手紙が偽造されたものであると主張します。郭允(かくいん)の登場は、事件をさらに複雑にします。郭允(かくいん)は蘭珏(らんかく)と礼部尚書(しょうしょ)の座を争っており、蘭珏(らんかく)を陥れる動機がありました。
張屏(ちょうへい)は、含煙(がんえん)が真犯人ではないことに気づき、事件の真相を解明しようとします。彼は知夏(ちか)から重要な情報を聞き出し、璃娘(りじょう)が真犯人であるのではないかと推測します。
つづく