尚食 第18話 あらすじ/ネタバレ
第一戦の決着
姚子衿(ようしきん)は、見事第一戦を制した。しかし、敗北を喫した月華は納得がいかず、姚子衿(ようしきん)に勝利の理由を問い詰める。姚子衿(ようしきん)は、月華が「辋川図」の持つ禅意や避諱を理解せず、僧侶を景に配置したことで皇后の不興を買ったと指摘する。さらに、月華は料理の腕前も未熟であり、彫刻ばかりに気を取られていると批判する。
游一帆(ゆういつはん)は、姚子衿(ようしきん)の鋭い洞察力に感心する。一方、朱瞻基(しゅせんき)は姚子衿(ようしきん)への想いを詠んだ詩を破り捨て、誰にも知られたくないと願う。胡尚食は、月華の敗北により降格処分を宣告する。月華は再戦を懇願し、姚子衿(ようしきん)に勝利することを誓う。
第二戦への準備
側妃(そくひ)・郭(かく)氏は、料理対決の裏に知恵比べがあることを見抜き、孟紫ウン(もうしうん)に皇帝が西苑で観景することを伝える。姚子衿(ようしきん)は、空に舞う凧に描かれた女性の姿を見て、朱瞻基(しゅせんき)と星を眺めた夜を思い出し、複雑な心境になる。
朱瞻基(しゅせんき)は、太子妃(ひしのかみ)との会話がつまらなく、すぐに書斎に戻ってしまう。姚子衿(ようしきん)は、朱瞻基(しゅせんき)と一緒に読書をしていた頃のことを思い出す。朱瞻基(しゅせんき)は姚子衿(ようしきん)にキスをしようとするが、栗の音がして中断されてしまう。
游一帆(ゆういつはん)は、漢王からの贈り物を拒否するが、漢王は游一帆(ゆういつはん)の助けを得て、より順調に物事を進めることができるようになる。太液池の宴では、月華と姚子衿(ようしきん)の料理対決が白熱する。両者の料理はどちらも好評を得るが、朱瞻基(しゅせんき)は姚子衿(ようしきん)の料理の味に気付き、複雑な表情を浮かべる。
事件発生
宴の最中、衛(えい)王が鹿角菜を食べて中毒を起こし、会場は騒然となる。姚子衿(ようしきん)は刺客に追われて難を逃れたが、鹿角菜は無毒であり、調理ミスが原因であると確信する。姚子衿(ようしきん)は紫萍たちをかばうが、月華は何も見なかったと証言する。胡尚食は、姚子衿(ようしきん)に余計なことをしないように警告する。
姚子衿(ようしきん)は紫萍の安否を心配し、皇后に真相究明を訴える。胡尚食は、この機会に姚子衿(ようしきん)を宮正司に送ろうとする。事態は緊迫する。
第18話感想
第18話は、料理対決に加え、姚子衿(ようしきん)と朱瞻基(しゅせんき)の恋模様も描かれた見どころ満載の回でした。
姚子衿(ようしきん)は、月華との料理対決に勝利しましたが、その裏には知恵比べがあったことが明らかになりました。側妃(そくひ)・郭(かく)氏の助言もあり、姚子衿(ようしきん)は第二戦に向けて準備を進めていきます。
一方、朱瞻基(しゅせんき)は姚子衿(ようしきん)への想いを募らせているものの、なかなか素直に表現することができません。しかし、姚子衿(ようしきん)との思い出を大切にしている様子が伺えます。
太液池の宴では、料理対決に加え、事件が発生するなど、緊迫した展開となりました。姚子衿(ようしきん)は、紫萍をかばうために真相究明に奔走しますが、胡尚食の妨害に遭います。
つづく