尚食 第22話 あらすじ/ネタバレ
姚子衿(ようしきん)の兄が現れ、皇太子嬪への懇願
姚子衿(ようしきん)の兄が皇后の命で入宮。彼は姚子衿(ようしきん)に亡き母の顔のために皇太子嬪になるよう懇願する。しかし姚子衿(ようしきん)は兄を叱責し、栄華富貴だけを考え、兄妹の情を無視していると非難する。紫萍は姚子衿(ようしきん)の兄の言葉を聞き、大箒を持って兄を追い出す。
上元佳宴の料理対決
上元佳宴が近づき、胡尚食と孟尚食(もうしょうしょく)は最後の戦いに挑む。胡尚食が負けたら、尚食局を去らなければならない。姚子衿(ようしきん)は負傷しながらも出戦を志願し、孟尚食(もうしょうしょく)はそれを承諾する。
姚子衿(ようしきん)の勝利
上元佳宴が始まり、朱瞻基(しゅせんき)が上元灯節の灯を点火する。大殿では、尚食局の料理対決がスタート。月華は得意料理を2品献上し、皇帝は満足する。しかし、姚子衿(ようしきん)は9種類の野菜を使った「九色錦盒」を披露。皇帝は姚子衿(ようしきん)の料理を絶賛し、彼女の勝利が決定する。月華は悔しさをにじませ、皇后は興味津々に様子を見守る。
姚子衿(ようしきん)の決意
姚子衿(ようしきん)は料理を終え、傷ついた手を痛める。月華は嘲笑するが、姚子衿(ようしきん)はたとえ手が動かせなくても、月華に勝利すると宣言する。
炙鴨と鵝肝
2品目は、姚子衿(ようしきん)と孟尚食(もうしょうしょく)が協力して作った炙鴨。皇帝は絶賛し、勝負はさらに白熱する。3品目は鵝肝。紫萍は胡尚食と月華が怪しい行動を取り、鵝を閉じ込めているのを目撃し、孟尚食(もうしょうしょく)に報告する。
孟尚食(もうしょうしょく)の失策
皇帝は鵝肝を気に入り、その調理法を尋ねる。孟尚食(もうしょうしょく)は鵝を火で炙り殺したと暴露するが、皇帝は激怒する。しかし、胡尚食は「無火燒鵝」という技法で調理したと説明。孟尚食(もうしょうしょく)の策略は失敗に終わる。
姚子衿(ようしきん)へのサポート
紫萍は姚子衿(ようしきん)の怪我を心配し、代わりに料理を作る。皇太子は姚子衿(ようしきん)の怪我を知り、匿名で薬を届ける。姚子衿(ようしきん)は薬を塗り、痛みが和らぐ。
続く戦い
料理対決は続き、姚子衿(ようしきん)は最後まで戦い抜く決意を固める。
第22話の感想
第22話は、姚子衿(ようしきん)と月華の料理対決が白熱し、見応えのある展開となりました。姚子衿(ようしきん)は兄の無情な言葉に傷つきながらも、料理人としての誇りを胸に戦い抜きます。一方、月華は姑息な手段に頼り、皇帝の怒りを買ってしまいます。
姚子衿(ようしきん)の料理に対する情熱と、孟尚食(もうしょうしょく)の献身的なサポートが印象的でした。また、紫萍の姚子衿(ようしきん)への忠誠心や、皇太子のさりげない優しさも心温まるシーンでした。
しかし、胡尚食の残酷な料理法は衝撃的でした。皇帝の怒りは当然であり、孟尚食(もうしょうしょく)の策略が裏目に出てしまったのは残念でした。
つづく