尚食 ~美味なる恋は紫禁城で~ 第39話 あらすじ/ネタバレ

孟尚宮の功績と月華の改心

孟尚宮の残した野菜集は、京の民を飢餓から救うための貴重な資料となりました。姚子衿(ようしきん)は孟尚宮の赦免を願い、大牢に収監されている月華の元を訪れます。

月華は依然悔い改めず、孟尚宮を責め立てます。姚子衿(ようしきん)は野菜集を見せ、孟尚宮が毒草と無毒草を区別するために研究を重ねていたことを伝えます。太后に許されたにも関わらず、孟尚宮は安楽堂で罪滅ぼしを続けていると知った月華は衝撃を受けます。

袁琦(えんき)の謀反と姚子衿(ようしきん)の決意

袁琦(えんき)は朱瞻基(しゅせんき)の茶に毒を盛ります。朱瞻基(しゅせんき)は袁琦(えんき)に長年の忠誠を感謝し、共に戦った日々を振り返ります。袁琦(えんき)は動揺しながらも、毒入りの茶を朱瞻基(しゅせんき)に飲ませます。

袁琦(えんき)は漢王に謀反を知らせ、漢王は挙兵します。姚子衿(ようしきん)は皇后の看病に訪れ、皇后の命を最優先に考える姿勢を示します。

鄭王は反乱軍に捕らえられ、後宮の妃嬪たちは人質となります。姚子衿(ようしきん)は妃嬪たちを病坊に避難させ、皇后と共に軟禁されます。

皇后の決意と姚子衿(ようしきん)の覚悟

皇后は高熱を発し、姚子衿(ようしきん)は太医を呼びます。遊一帆は姚子衿(ようしきん)の感染を心配し、部屋から出るように説得します。

姚子衿(ようしきん)は皇后を看病することを決意し、遊一帆に玉の腕輪を投げつけ「寧為玉碎」と覚悟を伝えます。皇后は姚子衿(ようしきん)の朱瞻基(しゅせんき)への想いを理解します。

皇后は姚子衿(ようしきん)に朱瞻基(しゅせんき)を支えるように託し、息を引き取ります。姚子衿(ようしきん)は悲しみに暮れます。

襄王の登場と趙王の脅迫

趙王は朱瞻基(しゅせんき)の死を告げ、太后に監国の詔勅を書くように迫ります。太后は襄王が趙王に捕らわれていないと推測し、時間を稼ごうとします。

趙王は太后の侍女を殺害し、遊一帆と対峙します。遊一帆は太后を人質に取りますが、そこに襄王が現れ、趙王を制圧します。

第39話の感想

第39話は、緊迫感あふれる展開と感動的なシーンが満載でした。

孟尚宮の功績が明らかになり、月華の改心は胸を打ちました。姚子衿(ようしきん)の皇后に対する忠誠心と、玉の腕輪を投げつけるシーンは、彼女の強い意志を感じさせられました。

皇太后の死は、姚子衿(ようしきん)と朱瞻基(しゅせんき)にとって大きな痛手となりました。しかし、襄王の登場は希望の光となりました。

つづく