シンデレラ・ロマンス 第13話 あらすじ/ネタバレ

柳熙來(リュウ・シーライ)は、田甜(ティエン・ティエン)が会社の海外研修に選ばれたと知り、彼女の喜びを心から祝福する。しかし、李淮(リー・ホワイ)は田甜(ティエン・ティエン)が海外へ行くことで、せっかく芽生えた二人の好感度が薄れてしまうのではないかと心配する。柳熙來(リュウ・シーライ)は自信満々に、二人の気持ちは時間や距離に左右されることはないと断言する。

柳熙來(リュウ・シーライ)は田甜(ティエン・ティエン)を祝うために食事に誘う。田甜(ティエン・ティエン)は、ウェイターがバラの花束を持って近付いてきたのを見て、柳熙來(リュウ・シーライ)が自分に告白するのではないかと期待と不安が入り混じる。しかし、ウェイターは隣の席の男性が女性に告白するために花束を渡しに行っただけだった。柳熙來(リュウ・シーライ)は、田甜(ティエン・ティエン)がバラの花が好きかどうか尋ねる。幼稚園児でも分かるような質問に、田甜(ティエン・ティエン)は戸惑う。愛の象徴であるバラの花を嫌いな女性などいない。柳熙來(リュウ・シーライ)は颯爽と指を鳴らすと、ウェイターが再び近付いてくる。田甜(ティエン・ティエン)が期待したバラの花ではなく、満天星の花束が現れる。

田甜(ティエン・ティエン)が少しがっかりした表情を見せると、柳熙來(リュウ・シーライ)は満天星の花言葉は「私はあなたの脇役になりたい」であり、青い満天星の花言葉は「私は満天の星を携えてあなたを待っている、満天の星よりもあなたの方が美しい」だと説明する。そして、柳熙來(リュウ・シーライ)はネックレスをプレゼントとして田甜(ティエン・ティエン)に贈る。この完璧な演出に、田甜(ティエン・ティエン)は夢心地になる。泥沼のような社長のイメージは消え去り、優しい社長像が心に刻まれる。

翌日、柳熙來(リュウ・シーライ)は田甜(ティエン・ティエン)から手作りのお返し、ハート型のクッキーを受け取る。二人は仲良くクッキーを分け合い、柳熙來(リュウ・シーライ)は大きな商談を成功させた時よりも幸せな気分になる。その後、柳熙來(リュウ・シーライ)は李淮(リー・ホワイ)を呼び出してクッキーを自慢する。李淮(リー・ホワイ)が一口食べたいと手を伸ばすと、柳熙來(リュウ・シーライ)はクッキーを奪い去ってしまう。遠目で眺めるだけで、絶対に食べさせてはならないと宣言する。李淮(リー・ホワイ)は呆れて、クッキーを標本にでもしたらどうかと提案する。柳熙來(リュウ・シーライ)は、実はそのつもりだと答える。その時、唐赛(タン・サイ)から電話がかかってくる。羅辞(ルオ・ツー)が田甜(ティエン・ティエン)の研修班の特別講師の一人になると知らされ、柳熙來(リュウ・シーライ)の気分は一転する。

その夜、柳熙來(リュウ・シーライ)は悪夢を見る。過去の交通事故の場面が蘇り、無力感に苛まれる。怪我をした父親を助けることができない自分に絶望する。目を覚ました柳熙來(リュウ・シーライ)は、田甜(ティエン・ティエン)が羅辞(ルオ・ツー)と3ヶ月間も一緒に過ごすことになれば、取り返しのつかない事態になるかもしれないと考える。しかし、田甜(ティエン・ティエン)を研修に参加させなければ、彼女の夢を諦めさせることになる。柳熙來(リュウ・シーライ)は、どちらを選択すべきか悩んで眠れない夜を過ごす。翌日、柳熙來(リュウ・シーライ)は唐赛(タン・サイ)に電話をかけ、自分の状態を簡単に説明し、緊急の仕事は自宅に持ってきてもらうように頼む。唐赛(タン・サイ)は柳熙來(リュウ・シーライ)の意図を察し、田甜(ティエン・ティエン)に書類を届けるように指示する。

柳熙來(リュウ・シーライ)は、田甜(ティエン・ティエン)が来るとは思っていなかったので、慌てて身なりを整えようとする。しかし、田甜(ティエン・ティエン)は今の柳熙來(リュウ・シーライ)の姿も良いと思うと告げる。柳熙來(リュウ・シーライ)は、田甜(ティエン・ティエン)を引き留めたい一心で、病気を装ってあれこれと指示する。田甜(ティエン・ティエン)は仕方なく柳熙來(リュウ・シーライ)の世話をすることに。二人は一緒にテレビドラマを見るが、ドラマの中で男女主人公がキスをするシーンを見て、二人は口が渇いてしまう。田甜(ティエン・ティエン)は慌てて席を立つ。

柳熙來(リュウ・シーライ)は、田甜(ティエン・ティエン)をどうにかして引き留めたいと思い、病気のふりをして田甜(ティエン・ティエン)にすがる。田甜(ティエン・ティエン)は、柳熙來(リュウ・シーライ)が再び赤色恐怖症を起こしたと思い込んでしまう。柳熙來(リュウ・シーライ)は、その勘違いを利用して、田甜(ティエン・ティエン)を引き留めようと考える。田甜(ティエン・ティエン)は柳熙來(リュウ・シーライ)の体調を心配して、李淮(リー・ホワイ)のところへ連れて行く。柳熙來(リュウ・シーライ)は李淮(リー・ホワイ)に、自分の病気を隠してくれるように懇願する。最初は渋っていた李淮(リー・ホワイ)だが、柳熙來(リュウ・シーライ)のしつこい頼み込みに根負けし、柳熙來(リュウ・シーライ)が赤色恐怖症を再発したと田甜(ティエン・ティエン)に説明する。田甜(ティエン・ティエン)は柳熙來(リュウ・シーライ)の身体を心配し、研修を諦めて柳熙來(リュウ・シーライ)の看病をする決意をする。研修の機会はまたあるが、柳熙來(リュウ・シーライ)の身体が一番大切だと考えるからだ。

第13話の感想

第13話は、柳熙來(リュウ・シーライ)と田甜(ティエン・ティエン)の恋の駆け引きがさらに加速した回でした。柳熙來(リュウ・シーライ)は、田甜(ティエン・ティエン)が海外研修に選ばれたことを心から祝福する一方で、羅辞(ルオ・ツー)との距離が近づくことを不安に感じます。そこで、満天星の花言葉を使ってロマンチックに告白し、田甜(ティエン・ティエン)の心を掴もうとします。

一方、田甜(ティエン・ティエン)は柳熙來(リュウ・シーライ)の優しさに惹かれながらも、研修への夢を諦めきれません。そんな中、柳熙來(リュウ・シーライ)が病気を装って田甜(ティエン・ティエン)を引き留めようとする姿に、彼の本心を知ることになります。最終的に、田甜(ティエン・ティエン)は研修を諦めて柳熙來(リュウ・シーライ)の看病をする決意をします。

この回では、柳熙來(リュウ・シーライ)の不器用ながらも一途な愛情と、田甜(ティエン・ティエン)の夢への情熱が描かれています。二人の恋の行方が気になるところです。

つづく