六扇門 第2話 あらすじ/ネタバレ

皇帝の怒り

皇帝は斉王が追われていることを知り、激怒します。趙無極(ちょうむきょく)に犯人の追跡を命じ、斉王を潜龍邸に匿って安全を確保します。斉王は養女?蘇溢清(すいいせい)の安否を気にかけており、趙無極(ちょうむきょく)に捜索を依頼します。皇后と劉吉(りゅうきつ)は皇帝が事件を知ったことを知り、恐れおののきます。罪が暴かれて自分たちに累が及ぶことを恐れて、証拠を隠滅し、後患を絶とうと企みます。

命懸けの逃亡

申力行(しんりこう)と蘇溢清(すいいせい)は崖から落ちますが、奇跡的に生還します。川の流れに乗って通州の臨河村にたどり着き、村人に助けられます。申力行(しんりこう)は父の旧友である名医に保護され、医館で療養することになります。蘇溢清(すいいせい)は目覚めると、斉王の安否を気にかけてすぐに京に向かいます。

方毅(ほう き)は執拗に追跡し、医館に押し入ります。捜索しても見つからず、怒って医館に火を放ちます。申力行(しんりこう)と名医は地下室に隠れていましたが、煙を吸って気絶してしまいます。蘇溢清(すいいせい)は燃えている医館の前に到着しますが、方毅(ほう き)に見つかってしまいます。密林に逃げ込みますが、包囲されてしまいます。絶体絶命のピンチに、東廠の高手が現れて蘇溢清(すいいせい)を救出します。

潜龍邸の暗闘

潜龍邸では、斉王は臣下との面会を拒否しますが、閣老?劉吉(りゅうきつ)は強引に面会を求めます。劉吉(りゅうきつ)は追跡犯を捕まえたと偽り、斉王を一緒に確認するよう誘います。斉王は劉吉(りゅうきつ)の嘘を見抜いていますが、その場では何も言いません。劉吉(りゅうきつ)は斉王の反応を見て、殺意を強めます。

申力行(しんりこう)の決意

申力行(しんりこう)は一命を取り留め、目を覚ますと父?申梓木(しんしぼく)から厳しい追及を受けます。申梓木(しんしぼく)は医館が焼け落ち、弟子が亡くなったことを嘆き、怒りが収まりません。申力行(しんりこう)を平手打ちします。周囲の説得と申力行(しんりこう)の謝罪、そして矢傷を負っているのを見て、申梓木(しんしぼく)の怒りは少し収まります。申力行(しんりこう)が斉王の事件に巻き込まれていることを知った申梓木(しんしぼく)は驚き、怒り、六扇門への関与を強く反対します。ただ家業を継いで平穏に暮らすことを望みます。

申力行(しんりこう)は六扇門への入隊を志願し、父の弟子である言亦冬(げんえきとう)に助けを求めますが、申梓木(しんしぼく)に断固として拒否されます。そのとき、婚約者の龔芮溪が突然現れます。申力行(しんりこう)が自分を娶る意思がないと誤解し、甘えて文句を言います。申力行(しんりこう)は困ってしまいます。

新たな陰謀

劉吉(りゅうきつ)は後患を絶つため、錦衣衛の百戸の地位をちらつかせて方毅(ほう き)の旧部?孫乾(そんけん)をそそのかして方毅(ほう き)を殺害させます。孫乾(そんけん)は欲に目がくらみ、情け容赦なく部下を率いて方毅(ほう き)を襲撃し、取って代わります。

謎の死体

申梓木(しんしぼく)、言亦冬(げんえきとう)、仵作は京の殺人事件の死体を検死します。死者の黒ずんだ歯から大の煙草好きだったことがわかり、下半身の去勢と顔の傷は視線を逸らすためのものだと推測されます。本当の致命傷は肋骨にあります。申梓木(しんしぼく)は言亦冬(げんえきとう)に最近宮中で公公が失踪していないか調べるように命じます。

蘇溢清(すいいせい)の願い

蘇溢清(すいいせい)は様々な困難を乗り越えて京に到着し、斉王に謁見します。化名?程咬金として活動している申力行(しんりこう)を救命恩人として紹介し、斉王の側近として遇してほしいと頼みます。斉王は恩義を感じ、申力行(しんりこう)を探すことを約束しますが、心の中では済南の封地に帰って藩王として穏やかに暮らしたいと考えており、京の争いから遠ざかりたいと思っています。

趙無極(ちょうむきょく)の警告

趙無極(ちょうむきょく)は潜龍邸を訪れ、斉王の退位の意思を聞くと、京を離れると安全が確保できなくなることを直言します。京は暗雲が立ち込め、各勢力が暗躍しています。斉王と申力行(しんりこう)の運命は、この権力闘争の中でどうなるのでしょうか。

第2話の感想

第2話は、緊迫感とサスペンスに満ちた展開で、視聴者を釘付けにしました。特に、申力行(しんりこう)と蘇溢清(すいいせい)が崖から落ちたり、医館が放火されたりするシーンは、ハラハラドキドキさせられました。また、劉吉(りゅうきつ)と皇后の陰謀が明らかになるにつれて、物語がさらに複雑さを増してきました。

一方、斉王は皇帝の怒りを買いながらも、冷静さを保ち、趙無極(ちょうむきょく)に助けを求めるなど、賢明な一面を見せました。また、申力行(しんりこう)は命からがら生き延びたものの、父親から厳しい追及を受け、六扇門への入隊を反対されるなど、苦難の道を歩んでいます。

つづく