六扇門 第22話 あらすじ/ネタバレ
申力行(しんりこう)は万柳の口から、万柳が殺した人物の左目に黒子があったことを知る。それは本物の江陵ではなかったのだ。一方、劉吉(りゅうきつ)は申力行(しんりこう)が万柳を尋問していることを知り、申力行(しんりこう)が河間で別の手がかりを見つけたのではないかと疑い、徐蔚を東廠に派遣して万柳を連れ戻し、口封じのために斬刑に処そうとする。趙無極(ちょうむきょく)は申力行(しんりこう)に時間を稼がせるために万柳の尋問を引き延ばし、徐蔚を足止めするために自ら前庁に出向く。
趙無極(ちょうむきょく)は申力行(しんりこう)がすでに万柳から情報を聞き出したことを知り、江陵が生きていることを確信する。しかし、これ以上尋問が続くと、万柳が余計なことを喋ってしまうのではないかと心配し、牢獄に入り、万柳の舌を切ってしまった。その後、口がきけなくなった万柳を徐蔚に渡し、万柳が畏罪自殺を図ったが未遂に終わったと説明する。
夜になると、劉進(りゅうしん)は申梓木(しんしぼく)のテントに侵入し、激しい戦いの後、申梓木(しんしぼく)に協力関係を提案する。劉進(りゅうしん)は最近の調査結果をすべて明かし、張強(ちょうきょう)の総督大営には謎の女性が潜んでいることを告げる。その女性は武功が高く、暗器の使い手であり、隠れるのが得意で、さらに芝居を見るのが好きだという。さらに劉進(りゅうしん)は自分が錦衣衛に潜入した趙無極(ちょうむきょく)のスパイであることを明かす。
張強(ちょうきょう)は申梓木(しんしぼく)を警戒しており、彼の行動を監視するために部下を派遣する。劉進(りゅうしん)は申梓木(しんしぼく)に最近の調査結果を分析し、張強(ちょうきょう)が匿っている謎の女性は張強(ちょうきょう)と斉王の間の使者ではないかと推測する。劉進(りゅうしん)は自分の調査の目的は名誉回復のためであると説明する。二人の会話から、斉王が皇位を狙っていることが明らかになり、しかもそれは計画的なものだった可能性が高い。申梓木(しんしぼく)は劉進(リュウ・ジン)を助け、張強(ちょうきょう)を落ち着かせることを約束し、劉進(リュウ・ジン)は申梓木(しん しぼく)のテントを後にした。
劉進(リュウ・ジン)のテントが突然火事になった。突然の出来事に張強は兵士に消火を命じる。火が消し止められた後、焼け焦げた遺体が発見された。申梓木(しん しぼく)は火事で亡くなったのは劉進(リュウ・ジン)ではないかと推測し、張強もそれを信じる。その後、張強は申梓木(しん しぼく)に、趙無極(ちょうむきょく)が飛脚で手紙を送り、劉進(リュウ・ジン)を殺すように命じてきたことを告げる。しかし、劉進は火事で亡くなったという。事件の調査の結果、劉進のテントの外で煙草を吸っていた二人の兵士が火事を起こしたことが判明した。申梓木(しん しぼく)は二人の兵士を助命するように嘆願し、張強はとりあえず二人を死刑にせず、それぞれ50回の杖刑を命じる。
申梓木(しん しぼく)が自分のテントに戻ると、潜入していた肖俊が申梓木に自分が探った真実を告げる。肖俊は劉進が韃靼人を殺して自分のテントに運び込んだ後、申梓木のテントに侵入したのを見たという。確かに二人の兵士は劉進のテントに放火したが、劉進は行方不明であり、生きている可能性が高い。そして、何も知らないふりをしてる張強は演技をしている可能性が高いという。
第22話感想
第22話は、緊迫感と衝撃的な展開が続く、見応えのあるエピソードでした。特に、万柳の舌を切るシーンは、趙無極(ちょうむきょく)の冷酷さと残忍さを際立たせており、背筋がゾッとするような恐怖を感じました。また、劉進が張強の総督大営に潜む謎の女性について調査しているという情報も気になります。この女性が誰なのか、そしてどのような目的を持っているのか、今後の展開が楽しみです。
さらに、劉進が錦衣衛に潜入した趙無極のスパイであるという衝撃の事実も明らかになりました。劉進はこれまで、正義感の強い人物として描かれてきましたが、実は裏切り者だったという展開には驚かされました。劉進の真の目的は何なのか、そして趙無極とどのような関係にあるのか、今後の動向に注目です。
そして、斉王が皇位を狙っていることが明らかになり、しかもそれは計画的なものだった可能性が高いという情報も衝撃的でした。斉王はこれまで、穏健派の皇族として描かれてきましたが、実は野心的な人物だったということがわかりました。斉王の真の目的は何なのか、そしてどのような手段を使って皇位を狙っているのか、今後の展開が気になります。
最後に、劉進が火事で亡くなったと思われているが、実は生きている可能性が高いという衝撃の展開もありました。劉進はこれまで、正義感の強い人物として描かれてきましたが、実は裏切り者だったという展開には驚かされました。劉進の真の目的は何なのか、そして趙無極とどのような関係にあるのか、今後の動向に注目です。
つづく