六扇門 第27話 あらすじ/ネタバレ

申力行(しんりこう)は、劉進(りゅうしん)が京城に潜伏していることを知り、万花楼を訪れます。そこで、彼はわざと月秀(げっしゅう)姑娘を指名し、彼女の部屋で待ち伏せします。

しばらく待っていると、月秀(げっしゅう)姑娘の部屋から出てきたのは、なんと女装をした蘇溢清(すいいせい)でした。蘇溢清(すいいせい)は、月秀(げっしゅう)姑娘が劉進(りゅうしん)の居場所を知っているかもしれないと言い、申力行(しんりこう)に先に帰るように指示します。

申力行(しんりこう)が六扇門に戻ると、父である申梓木(しんしぼく)から、その夜の寿宴に蘇溢清(すいいせい)を連れてくるように頼まれます。

一方、月秀姑娘の後をつけ、彼女の隠れ家を発見した蘇溢清は、そこに劉進(りゅうしん)がいることを確認します。すぐに斉王に報告しますが、斉王は劉進(リュウ・ジン)を捕らえるにはまだ時期尚早だと言い、蘇溢清に様子を伺うように指示します。

その夜、劉吉(りゅうきつ)は劉進(リュウ・ジン)を劉府に呼び出し、そこで待ち伏せていた錦衣衛に劉進(リュウ・ジン)を襲撃させます。劉進は必死に逃げようとしますが、錦衣衛に追い詰められ、殺されてしまいます。

劉進の隠れ家では、蘇溢清が劉進の不在中に侵入し、大柜の中に閉じ込められていた單青を発見します。蘇溢清は單青を助けようとしますが、そこに劉進が戻ってきて、蘇溢清と單青は劉進と戦います。

その場に錦衣衛が到着し、劉進は殺されます。蘇溢清は單青に王府へ逃げるように指示し、自分は錦衣衛を引き付けます。

單青は王府への帰り道で申梓木(しんしぼく)に出会い、彼を錦衣衛と勘違いして攻撃してしまいます。駆けつけた蘇溢清は、單青が誤って申梓木(しんしぼく)を殺してしまったことを知ります。

申力行は父の死を知り、悲しみに暮れます。六扇門の仲間たちも、申梓木(しん しぼく)の仇を討つことを誓います。蘇溢清は、自分の行動が招いた結果に苦悩します。

第27話の感想

第27話は、衝撃的な展開が続く回でした。劉進の死、申梓木(しん しぼく)の死、そして蘇溢清の苦悩など、見どころ満載です。

特に印象に残ったのは、申梓木(しん しぼく)の死です。彼は、蘇溢清と申力行の幸せを願っていた優しい父親でした。しかし、誤解から單青に殺されてしまい、あまりにも不運な最期でした。

また、蘇溢清の苦悩も胸を打ちます。彼女は、劉進を捕らえるために単独行動を起こし、それが結果的に申梓木の死につながってしまいました。彼女の心情は察するに余りあります。

つづく