六扇門 第32話 あらすじ/ネタバレ

蘇溢清(すいいせい)の心痛

申力行(しんりこう)との距離が遠ざかり、二人の関係が冷え切っていく様子に、蘇溢清(すいいせい)は心を痛めていた。

单青(たん せい)の怒り

東廠の護衛に監視されながら、単青(たんせい)は江南へ向かう途中、護衛たちの不審な行動に気づく。単青(たんせい)は護衛たちを制圧し、尋問した結果、斉王が単青(たんせい)を江南に送るのではなく、薊遼総兵?張強(ちょうきょう)に暗殺を命じていたことが判明する。単青は斉王の偽りの愛情に絶望し、怒りに震える。

薊遼総督府

単青は張強(ちょうきょう)に詰め寄るが、張強(ちょうきょう)は単青を庇い、大明国土から逃がそうとする。しかし、単青は斉王に説明を求めるため、薊遼総督府を後にし、京城へと向かう。

孤立無援の皇后

幽閉された皇后は、趙無極(ちょうむきょく)の監視下に置かれ、劉吉(りゅうきつ)との連絡手段を断たれてしまう。孤立無援となった皇后は、焦燥に駆られる。

江陵(こうりょう)の苦悩

申力行(しんりこう)から松侍医の死を知らされた江陵(こうりょう)は、病状が悪化する妻?焦溪(しょうけい)のために、新たな活路を探し始める。

蘇溢清(すいいせい)の疑惑

言亦冬(げんえきとう)は、深夜に蘇溢清が謎めいた別邸を訪れるのを目撃し、申力行(しんりこう)に報告する。申力行は蘇溢清を問い詰めるが、蘇溢清は嘘をつき、申力行の不信を買う。申力行は、蘇溢清の行動に疑問を抱き、真相を究明しようと決意する。

申梓木(しんしぼく)の死の真相

申力行は、死んだ申梓木(しんしぼく)が握っていたボタンのような物を見つけ、その作りが山東地方のものだと知る。申力行は、申梓木(しんしぼく)の殺害犯が斉王と関係があると推測する。

江陵(こうりょう)の失踪

趙無極(ちょうむきょく)に江陵を説得するよう促した斉王は、江陵が崇福寺に参詣に行ったことを知る。しかし、蘇溢清が崇福寺を訪れても、江陵の姿はなかった。

江陵の行方

江陵の失踪を知った斉王は焦燥に駆られる。劉吉(りゅうきつ)一派も江陵の捜索に乗り出し、錦衣衛を率いた孫乾(そんけん)が東廠よりも先に江陵を見つけ出し、抹殺しようと企む。

果たして、江陵の運命は?

次回、六扇門 第33話 をお楽しみに!

六扇門 第32話 感想

第32話は、衝撃的な展開が続く回でした。単青が斉王の偽りの愛情に気づき、怒りを爆発させるシーンは圧巻でした。また、江陵の苦悩や申力行の疑惑など、各キャラクターの葛藤が丁寧に描かれており、見応えのある内容でした。

特に印象に残ったのは、単青が斉王に裏切られたと知った時の絶望感です。これまで斉王を信じてきた単青が、その裏切りを知った時の表情は、見る者の心を痛めました。また、申力行が申梓木(しん しぼく)の死の真相に迫るシーンも緊迫感があり、今後の展開が気になります。

つづく