六扇門 第37話 あらすじ/ネタバレ
趙無極(ちょうむきょく)は皇帝の真意に気づく
趙無極(ちょうむきょく)は、皇帝が自分と斉王が結託していることに気づいた。皇帝は皇位を斉王に継がせるつもりはなく、皇子を皇太子に立てるつもりだった。
斉王の逆転劇と申力行(しんりこう)への命令
この突然の事態に、斉王は落胆する。彼は最後の手段として、行方不明の大皇子を探し出し、皇帝に皇后がかつて大皇子を殺害しようとしたことを密告する。
蘇溢清(すいいせい)の説得と申力行(しんりこう)の葛藤
蘇溢清(すいいせい)は申力行(しんりこう)に大皇子の捜索を急ぐよう促すが、申力行は張永(ちょう えい)がすでに亡くなっていることを理由に消極的だった。
皇帝の怒りと申力行の行方不明
密告を読んだ皇帝は激怒し、趙無極(ちょうむきょく)、斉王、申力行を宮殿に呼び出す。しかし、申力行は姿を消していた。
申力行の帰郷と蘇溢清(すいいせい)の説得
自分の正体を知った申力行は、通州臨江村に戻り、龔叔に真実を確かめる。蘇溢清たちも通州臨江村に到着し、申力行に皇帝が彼を召し出したことを伝える。後悔の念に駆られた申力行は、蘇溢清の説得を受け入れ、京に戻ることに同意する。
大皇子の確認と皇帝の歓喜
皇帝は申力行の左腕の胎記を確認し、彼が大皇子であることを確信する。皇帝は喜びのあまり涙を流しながら、翌日朝に天下に発表することを決める。
皇後の謀略と皇帝の死
皇帝が失った大皇子を見つけたことを知った皇后は、自分の罪が暴かれることを恐れる。彼女は皇帝に毒入りの梨湯を飲ませ、皇帝を殺害する。
新帝の即位と斉王の逃亡
翌朝の朝議で、皇帝の体調不良が発表される。事態を察知した斉王は趙無極に助けを求めるが、趙無極は斉王を無視する。斉王は新帝が皇子党に操られていることに気づき、封地への逃亡を決意する。
趙無極の忠誠心
皇帝の死後、皇子が無事に即位し、朝野は皇子党の支配下に入る。新帝は趙無極に忠誠心を示すよう命じ、趙無極は斉王を捕らえるよう命じる。
第37話の感想
第37話は、衝撃的な展開が続く回でした。皇帝の真意が明らかになり、斉王の逆転劇、申力行の葛藤、皇後の謀略など、見どころ満載でした。
特に印象に残ったのは、申力行の葛藤です。自分の正体を知った彼は、苦悩と後悔に苛まれます。しかし、蘇溢清の説得を受け入れ、京に戻る決意をします。このシーンは、申力行の成長と決意を感じさせるものでした。
また、皇後の謀略も衝撃的でした。彼女は、自分の罪を隠すために皇帝を殺害します。このシーンは、皇後の冷酷さと残忍さを浮き彫りにするものでした。
つづく