如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~第14話 あらすじ/ネタバレ

蓮心からの告白

如懿は蓮心を部屋に招き入れ、王欽との結婚生活について尋ねます。蓮心は王欽の暴力に苦しめられていることを告白し、腕にできた傷跡を見せます。如懿は蓮心を助けたいと考えますが、今はまだ時機を待つ必要があると告げます。

玫貴人の出産

皇帝は玫貴人の安産を願い、内務府に名前候補を提出させます。如懿は候補の中から永琋という名前を選び、皇帝も同意します。しかし、玫貴人は出産の際に苦しみ、生まれた子供はすぐに亡くなってしまいます。皇帝は王欽に子供を抱かせますが、王欽は震えながら近づくことができません。皇后は周囲の人々を退室させ、皇帝は子供の顔を見ようとしますが、その姿に驚き言葉を失います。皇后は王欽に子供を死産として処理するよう命じ、皇帝と如懿は玫貴人の様子を見に行きます。

玫貴人の悲しみ

玫貴人は子供を失った悲しみから立ち直ることができません。如懿は子供の死を伝え、皇后は男の子だったことを告げます。玫貴人は安華殿の僧侶に経を唱えてもらうように頼みます。

太后の慰め

太后は玫貴人の不幸を嘆き、皇帝を慰めます。皇帝は玫貴人のためにできることはないかと悩みます。

儀貴人(ぎきじん)の懐妊

皇后は儀貴人(ぎきじん)が懐妊したことを発表します。嬪妃たちは喜びますが、高貴妃は玫貴人の子供の死について不吉な噂を耳にしたことを如懿に告げます。如懿は高貴妃に噂を信じないように忠告します。

玫貴人の自害未遂

玫貴人は自害を図りますが、未遂に終わります。高貴妃は玫貴人が妖孽を産んだという噂を耳にしたことを口にし、玫貴人は自害した方が良いと主張します。皇帝は高貴妃を叱責し、王欽に噂の出所を調査するよう命じます。如懿は玫貴人が自害したのは噂を信じてしまったからだと考え、玫貴人を罰するべきではないと主張します。

第14話の感想

第14話は、如懿伝の中でも特に悲しい回でした。玫貴人の出産と死、そしてそれを取り巻く様々な陰謀が描かれており、視聴者を釘付けにしました。

特に印象的だったのは、蓮心の告白シーンです。蓮心の腕の傷跡は、王欽の暴力の生々しさを物語っており、視聴者の胸を締め付けました。如懿が蓮心を助けたいと願うシーンは、如懿の優しさと強さを改めて感じさせました。

玫貴人の出産シーンも、非常に緊迫感がありました。皇帝の驚きと悲しみ、皇后の冷酷さ、王欽の怯懦さなど、様々な感情が入り混じった複雑なシーンでした。

玫貴人の死後、高貴妃が噂を流して玫貴人を追い詰めるシーンは、高貴妃の悪辣さを浮き彫りにしました。如懿が玫貴人を庇うシーンは、如懿の正義感と優しさを示していました。

つづく