如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~第15話 あらすじ/ネタバレ

紫禁城に渦巻く陰謀と疑惑

皇帝は玫貴人を安華殿に移し静養を命じる。王欽が抱いていた子が襲われたとの噂が宮中に広がり、疑念が渦巻く。皇后は王欽の忠誠を信じ、噂を否定する。

阿箬(あじゃく)は、寵愛を受ける儀貴人(ぎきじん)を羨ましく思い、嘉貴人(かきじん)にそそのかされる。如懿への不満を募らせる阿箬(あじゃく)。

斉侍医は皇帝に診脈する際、噂について問われる。斉侍医は否定し、謹慎を申し出る。皇帝は斉侍医に屋敷に留まるよう命じる。

玫貴人は仏に真実を明らかにしてくれるよう祈る。太后は玫貴人を慰め、自力で解決するよう諭す。

如懿は宮中で大皇子と将棋を指しながら、宮廷の争いに心を乱さないように諭す。しかし、養心殿に呼び出される。王欽は流言の出所が延禧宮にあると告発するが、如懿は否定する。王欽は疑わしい人物を連れてくるが、証拠は曖昧だ。皇帝と皇后は如懿に嫌疑が晴れるまで謹慎することを提案する。如懿は潔白を証明するため、自ら謹慎することを申し出る。

如懿は王欽の動向を探り、李玉に蓮心を調査させる。宮に戻った如懿は、海蘭(かいらん)に大皇子の世話を頼み、謹慎は転機になると告げる。皇后、貴妃、嘉貴人(かきじん)は如懿の件について話し合う。貴妃は如懿から大皇子の養育権を奪おうとするが、皇后は拒否する。嘉貴人(かきじん)は様子を伺い、退席する。

王欽は流言の真相を追究する。貴妃は如懿が謹慎している間に延禧宮を訪れ、大皇子を取り込もうとするが失敗する。夜、大皇子は貴妃の言動を如懿に報告する。如懿は彼を安心させる。

王欽は偶然蓮心に出会い、謝罪する。蓮心は王欽の真意を探る。李玉は2人の会話を盗み聞きし、王欽の裏切りを知る。夜、蓮心は王欽を酒と料理で誘い出し、薬を盛って罠にかける。薬が効いた王欽は制御を失い、貴妃のもとへ向かうが、宦官たちに阻止される。如懿は騒ぎを聞きつけ、現場に駆けつける。皇帝も駆けつけ、王欽を問い詰める。王欽は正気を失っており、李玉は蓮心を証人として呼ぶことを提案する。

蓮心は皇帝の前に跪き、王欽の悪行を涙ながらに訴え、傷跡を見せる。貴妃は衝撃を受ける。斉侍医は王欽が宮中で禁じられている阿肌蘇丸を過剰摂取していたと診断する。蓮心は薬の影響で王欽から受けた非人道的な虐待を訴え、その姿は人々の心を揺さぶる。皇帝は激怒し、王欽を厳罰に処する。真実が明らかになった。

第15話の感想

第15話は、如懿伝のストーリーが大きく動く重要な回でした。王欽の悪事が暴かれ、如懿の潔白が証明されるという展開は、見ていてスカッとするものがありました。

特に印象に残ったのは、蓮心の勇敢さです。彼女は王欽の悪行を暴くために、命を懸けて罠を仕掛けました。その姿は、見ていて胸が熱くなるほど感動的でした。

また、如懿の冷静さと賢さも光っていました。彼女は王欽の罠にはまりそうになりながらも、冷静に状況を判断し、潔白を証明するために自ら謹慎することを選びました。

つづく