如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~第17話 あらすじ/ネタバレ

如懿の機転で毒蛇を退治

延禧宮の暖閣に毒蛇が出現し、阿箬(あじゃく)の機転で退治された。しかし、儀貴人(ぎきじん)が腹痛を訴え、急いで侍医を呼ぶ。皇帝は儀貴人(ぎきじん)の無事を確認し、長春宮への移転を決定。如懿は嘉貴人(かきじん)の勧めもあり、儀貴人(ぎきじん)の世話を引き受ける。

海貴人(かいきじん)の用心と嘉貴人(かきじん)の思惑

海貴人(かいきじん)は延禧宮に艾葉や薄荷を吊るし、如懿と共に事件の背後に何かがあると疑う。嘉貴人(かきじん)は皇后に、二皇子の病状を理由に儀貴人(ぎきじん)の世話を如懿に任せたことを報告。皇后は皇嗣が大事だと強調し、儀貴人(ぎきじん)が子を産んだら自分が育てることを明言する。

如懿の推理と皇后の祈願

如懿は油彩の匂いから蛇苺が使われたと推測し、皇帝への報告を企てる。しかし、経路が複雑で調査は難航する。皇后は螽斯門で二皇子の健康を祈り、寿命を縮めてもいいと願う。皇帝は皇后の心情に心を打たれる。

儀貴人(ぎきじん)の異変と悲劇

儀貴人(ぎきじん)は頭痛を訴え、如懿は急いで侍医を呼ぶ。上火と診断され、炭火を減らすよう勧められるが、儀貴人(ぎきじん)は寒さを理由に炭火を増やす。皇后は二皇子の看病に付き添い、富察夫人と素練(それん)は、大皇子の失寵を利用して嫻妃(かんひ)の勢力を弱めようと企む。

延禧宮で如懿が大皇子に勉強を教えていると、儀貴人(ぎきじん)が出血したとの知らせが入る。駆けつけた如懿は、儀貴人(ぎきじん)が昏睡状態になっているのを見て愕然とする。布団をめくると、儀貴人(ぎきじん)の顔色は青ざめていた。

知らせを受けた嘉貴人(かきじん)は、駆けつけようとするが力及ばず。延禧宮では、産婆が胎児が死産だったと報告し、儀貴人(ぎきじん)の命を守るためにすぐに産み出す必要があると告げる。皇帝は駆けつけ、愛する子を亡くし、天命を嘆く。

衝撃の結末

儀貴人(ぎきじん)の死産は、如懿や海貴人(かいきじん)、そして視聴者に大きな衝撃を与えた。事件の真相は謎に包まれたまま、物語は新たな展開を迎える。

第17話の感想

第17話は、衝撃的な展開が続く回でした。まず、延禧宮に毒蛇が出現した事件は、如懿の機転で解決しましたが、その背後に何かがあると疑わざるを得ません。海貴人(かいきじん)の用心深さと嘉貴人(かきじん)の思惑が交錯し、物語はますます複雑になっていきます。

儀貴人(ぎきじん)の死産は、あまりにも突然で悲惨な出来事でした。如懿の献身的な世話にもかかわらず、命を落とすことになり、見ていて胸が痛みました。皇帝の悲しみも深く、天命を嘆く姿は切なかったです。

一方で、皇后の二皇子への愛情は感動的でした。寿命を縮めてもいいと願う姿は、母親としての強い思いが伝わってきました。しかし、富察夫人と素練(それん)の企みは気になります。大皇子を利用して嫻妃(かんひ)の勢力を弱めようとする企みは、今後どのような展開を見せるのでしょうか。

つづく