中国ドラマ「如懿伝（にょいでん）～紫禁城に散る宿命の王妃～」19話ネタバレと感想

如懿伝(にょいでん)～紫禁城に散る宿命の王妃～第19話あらすじ/ネタバレ

皇后は阿箬(あじゃく)の処罰について、皇帝の裁決を仰ぐことに決める。しかし、皇帝は意外にも阿箬(あじゃく)を側に侍らせることにし、皇后と阿箬(あじゃく)は驚きを隠せない。一方、玫貴人は海貴人(かいきじん)が不在の隙に延禧宮に乱入し、如懿に鞭打ちを浴びせて、子を亡くした恨みを晴らそうとする。惢心が駆けつけて暴行を止め、如懿は濡れ衣を着せられたにもかかわらず、潔白を主張する。玫貴人は怒りをぶちまけて立ち去る。

海貴人(かいきじん)は大皇子を連れて戻り、如懿の傷跡を見て皇帝に報告しようとするが、如懿に止められる。如懿は自分の置かれた立場の厳しさを理解しており、侍医を呼ぶことを拒否し、無駄な抵抗を避ける。

嘉貴人(かきじん)はこの機に、儀貴人(ぎきじん)に如懿への疑念を植え付ける。儀貴人(ぎきじん)は如懿が自分の子を失った原因だと信じ込み、紅花牛膝湯を飲み続けるが、毒素を排出できず、再び妊娠する可能性を失ってしまう。嘉貴人(かきじん)はその後、自分が妊娠していることを発表し、儀貴人(ぎきじん)の如懿に対する恨みをさらに深める。

嘉貴人(かきじん)は皇帝に懐妊を報告し、皇帝は喜びを隠せない。一方、貴妃は寵愛を受けているにもかかわらず、子がいないことを妬み、嘉貴人(かきじん)の胎児に危害を加えようとするが、茉心(ばっしん)の説得により、大局に不利になると悟って思いとどまる。太后は玫貴人の衝動的な行動を叱責し、反省を命じる。また、玫貴人が子を亡くしたことで心身ともに衰弱していることを察し、皇帝のために新しい側室を選ぶことを検討する。

延禧宮は如懿が寵愛を失ったことで動揺し、儀貴人(ぎきじん)は夜に如懿を暗殺しようと企てる。しかし、海貴人(かいきじん)と惢心らが阻止する。海貴人(かいきじん)は皇帝にすべてを報告し、皇帝は延禧宮の警備を強化するものの、儀貴人(ぎきじん)と玫貴人に対しては厳罰を下さない。

皇帝は阿箬(あじゃく)を特別に可愛がり、阿箬(あじゃく)はこれを利用して皇帝の自分に対する考えを確かめようとする。皇帝は初心を忘れないようにと諭す。その後、儀貴人(ぎきじん)は産後の合併症で亡くなり、皇帝は儀嬪に追封する。また、阿箬(あじゃく)は慎常在に昇進し、嘉貴人(かきじん)は嘉嬪に昇進、慎常在は嘉嬪の宮殿に入ることになる。

皇后は儀貴人(ぎきじん)の遺族の世話をするように指示し、貴妃は阿箬(あじゃく)の昇進に不満をあらわにする。皇后は貴妃に、阿箬(あじゃく)の家族と貴妃の家族の関係を利用して阿箬(あじゃく)をコントロールすることを提案する。

阿箬(あじゃく)は嘉嬪の宮殿に入るとすぐに、嘉嬪から如懿が寵愛を取り戻した後の報復に注意するように警告を受ける。阿箬(あじゃく)は一計を案じ、如懿に挑発の意味を込めて糕点を送ろうとするが、糕点は太后的福珈(ふくか)に没収される。太后は激怒し、如懿を庶人に降格させて冷宮に幽閉し、さらなる迫害から守ることを提案する。また、皇帝に、もし如懿が本当に冤罪であれば、事態はさらに深刻になると警告する。皇帝は急な提案に戸惑うものの、太后的提案を受け入れることに決める。