如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~第2話 あらすじ/ネタバレ

弘暦(こうれき)と青璎(せいえい)の出会い

弘暦(こうれき)は青璎(せいえい)と出会い、青璎(せいえい)は王府への嫁ぎを躊躇します。皇后が罰せられる様子を見て、青璎(せいえい)は不安を募らせます。弘暦(こうれき)は青璎(せいえい)を全力で守り、苦しめないと約束し、青璎(せいえい)も弘暦(こうれき)と共にいることを決意します。

王府への輿入れ

花轎が青璎(せいえい)と月格格を宝親王府に運びます。弘暦(こうれき)は青璎(せいえい)の部屋を訪れ、自分が選んだのは青璎(せいえい)であり、初夜も一緒に過ごしたいと告げます。嫡福晋(ふくじん)に対しては、愛敬と尊敬の気持ちを持っていると伝えます。月格格は侍女から、前夜は王爷が福晋(ふくじん)の部屋に泊まったものの、夫婦の契りを交わさなかったことを聞きます。侍女は福晋(ふくじん)と協力して王府での地位を確立すべきだと提案します。福晋(ふくじん)は、王爷が側福晋(ふくじん)を寵愛するほど、自分がより良い振る舞いをして、嫡福晋(ふくじん)としての気品を示し、王爷の寵愛を得るべきだと考えます。

6年後

6年後、晞月が側福晋(ふくじん)に封じられます。その直後、皇帝が崩御したとの知らせが入り、皆が驚きを隠せません。弘暦(こうれき)が皇位を継承します。先帝は皇后とは死後も二度と会わないと約束していたため、皇后は雍正の喪儀に参加することができず、景仁宮の中で悲しみに暮れます。しかし、侍女は景仁宮を出る唯一の機会が訪れたと告げます。

新帝の即位と景仁宮の扱い

新帝は大臣たちと謁見します。大臣たちは、祖先の慣例に従い、景仁宮を皇帝の嫡母として皇太后に、熹貴妃を生母として聖母皇太后に尊ぶべきだと主張します。皇帝は慎重に検討する必要があると答えます。青璎(せいえい)は皇帝に杏仁露を届け、景仁宮の幽閉を解くべきかどうか悩んでいる皇帝を慰めます。一方、鈕钴禄氏もこの問題に頭を悩ませており、まずは皇帝の意向を見極めようとします。

太后からの試練

青璎(せいえい)は太后に火腿鸡湯を届けますが、太后はせっかくの鸡湯に濃い味の火腿を混ぜるのは喧賓奪主だと怒ります。2つの食材を一緒に煮込むときは、主従関係を明確にする必要があると指摘し、青璎(せいえい)は熱いスープの入った碗を持ったまま跪かされます。

皇帝の優しさ

皇帝は青璎(せいえい)が苦しんでいることを知り、燙傷薬を届けます。烏拉那拉氏は青璎(せいえい)に皇帝に自分を解放してもらうよう懇願します。皇帝と生死を共にするため、名分が欲しいと訴えます。

青璎(せいえい)の決断

青璎(せいえい)は皇帝に謁見し、姑母を皇太后として行宮で余生を過ごさせることで、両方の問題を解決できないかと提案します。鈕钴禄氏は激怒し、烏拉那ラ氏が皇太后になれば自分が立場が下になってしまうと判断します。この提案は青璎(せいえい)が考えたものだと確信し、翌日青璎(せいえい)を呼び出します。太后は毒薬を取り出し、景仁宮を救うためには青璎(せいえい)が犠牲になる必要があると告げます。先帝の喪儀の後、青璎(せいえい)は自害しなければならず、青璎(せいえい)と姑母のどちらかしか生き残れないと迫ります。青璎(せいえい)は、自分が死を選べば姑母を先帝と一緒に埋葬してもらうことは可能かと尋ねます。太后は、行宮で穏やかに暮らせば先帝と一緒に埋葬することを許可するが、名分はないと答えます。そして、皇帝がこの取引を知れば姑母を殺すだろうと警告します。青璎(せいえい)は承諾して退室します。

青璎(せいえい)と皇帝の別れ

青璎(せいえい)は養心殿を訪れます。皇帝は皇太后の気持ちを考慮し、青璎(せいえい)の姑母を盛京旧宮に移すことをゆっくりと進めると約束します。青璎(せいえい)は皇帝との出会いを振り返り、今後は毎日皇帝に挨拶できなくなっても、皇帝の健康と幸せを祈り続けると告げます。2人は感動に包まれます。

次回予告

青璎(せいえい)は自害を決意し、皇帝は悲しみに暮れます。太后は烏拉那ラ氏を皇太后に封じ、権力を握ります。青璎(せいえい)の死の真相が明らかになり、皇帝は太后への復讐を誓います。

如懿伝 第2話 感想

第2話は、如懿と弘暦(こうれき)の出会いから始まり、弘暦(こうれき)が皇帝に即位するまでの6年間が描かれました。

如懿は、弘暦(こうれき)に愛されながらも、王府での生活に不安を感じています。また、太后からの試練を受け、苦悩する姿が印象的でした。

一方、弘暦(こうれき)は如懿を深く愛し、彼女を守るために尽力しています。皇帝に即位した後は、先帝の遺言に従い、景仁宮の扱いについて悩んでいます。

つづく