中国ドラマ「如懿伝（にょいでん）～紫禁城に散る宿命の王妃～」65話ネタバレと感想

如懿伝(にょいでん)～紫禁城に散る宿命の王妃～第65話あらすじ/ネタバレ

穎嬪は仏堂で祈りを捧げ、純貴妃もまた皇后如懿の安産を願う。翊坤宮では、胎位不正のため苦しむ如懿。経験豊富な田姥姥が助産のため呼び寄せられる。皇帝は焦燥に駆られ、李玉の慰めも虚しく、早産の胎児を案じる。海蘭(かいらん)は内に入ろうとするが、欽天監(きんてんかん)によって「祥瑞を妨げる」と阻まれる。皇帝は胎児に厚い期待を寄せ、永璟と名付け、玉の輝きを意味する。

皇后は一晩中苦しみ、出産は長引く。嬿婉(えんえん)は田姥姥に薬を送り、状況をコントロールしようと企む。ついに皇后は皇子を出産するが、泣き声はない。接生姥姥は恐れて罪を認め、皇子は死産だったと告げる。皇帝は激怒し、欽天監(きんてんかん)の誤算を責める。田姥姥は迷信を利用して、皇后は子ができない運命だと広める。海蘭(かいらん)は田姥姥の失職を非難する。

悲しみに暮れる皇帝は、亡くなった子を悼瑞皇子に封じ、関係者を厳罰に処す。欽天監(きんてんかん)も解任される。海蘭(かいらん)たちは如懿を守り、真実を隠す。目を覚ました如懿は、子供に会いたいと願うが、悲劇の知らせを受け、絶望に陥る。嬿婉(えんえん)は毒計を巡らし、欽天監(きんてんかん)を毒殺して口封じを図る。

疑念を抱いた如懿は、皇帝に接生姥姥、特に田姥姥の徹底的な調査を要求する。皇帝は許可するものの、迷信の影響で、如懿との間に溝が生じてしまう。

獄中で拷問を受けた田姥姥は、ついに進忠(しんちゅう)の脅迫に屈し、皇后を押したことを認めるが、誰かに唆されたことは否定する。皇子は田姥姥の最期の言葉を聞き、如懿が苛酷な扱いをしたために復讐されたと誤解し、紫微星と如懿の運命が合わないという言葉をさらに信じるようになる。如懿は心を痛め、潔白を主張するが、皇帝の失望は隠せない。皇帝は如懿に会わないことを決意する。

嬿婉(えんえん)は再び策略を巡らし、田姥姥の娘が持つ薬方から手がかりを得ようとする。宮中では、皇后は子ができない運命だと噂が広まる。海蘭(かいらん)は十二皇子に安否を尋ねさせ、皇帝の心を落ち着かせようと計らう。凌雲徹は翊坤宮に召し出され、如懿は彼に何かを託そうとする。