如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~ 第80話 あらすじ/ネタバレ

嬿婉(えんえん)の悲劇と如懿の決意

嬿婉(えんえん)は凌雲徹の死と十四、十六皇子の夭折に驚き、悲しみに暮れる。海蘭(かいらん)は翊坤宮で如懿に会おうとするが、拒否されてしまう。如懿は夢の中で凌雲徹の姿を見て罪悪感に苛まれる。容珮(ようはい)は凌雲徹を丁重に葬ったことを伝え、如懿を慰める。

2年後、皇帝は後宮を疎かにし、南巡を計画する。十二皇子は両親の関係を気遣い、如懿に同行するよう説得する。海蘭(かいらん)も加勢し、如懿はついに承諾する。皇帝は太后と南巡について話し合い、太后はこれを機に中宮との関係を修復することを望む。

杭州への旅で、皇帝は如懿との孤山での思い出を懐かしむ。香見は「孤山」という名前が縁起が悪いと嫌がるが、容珮(ようはい)は「孤山は孤ではなく、断橋は断たれない」と説明する。如懿は、かつての愛情が今は空虚なものになったことを嘆く。

香見は皇帝に謁見し、如懿のことを尋ねられる。香見は正直に、皇帝自身が尋ねるべきだと答える。皇帝は香見に嬪妃のような言葉遣いを学ぶように言うが、香見はもしお世辞を聞きたいなら炩貴妃に尋ねるべきだと皮肉を言う。香見は皇帝が如懿に不公平であることを非難し、皇帝は香見の無礼を叱責する。

皇帝は宮中の女性の堅苦しさを嫌い、嬿婉(えんえん)は進忠(しんちゅう)に民間から女性を献上させようと画策する。夜、進忠(しんちゅう)は皇帝を船に連れて行き、謎の女性の踊りを披露する。皇帝は大喜びする。翌日、進忠(しんちゅう)は水玲珑(すいれいろう)が寵愛されたことを報告し、嬿婉(えんえん)はさらに数人を宮中に連れて来るように命じる。

皇帝と太后は芝居を観劇するが、皇帝は心ここにあらず。嬿婉(えんえん)は皇帝と一緒に宮殿に戻り、密談する。容珮(ようはい)は2人の会話を盗み聞きする。水玲珑(すいれいろう)のことは秘密にされており、傅恒(ふこう)は異変に気づく。李玉は傅恒(ふこう)に秘密を守るように頼み、皇后が出かけたらこのことを知るかもしれないと心配する。

如懿は旧地を訪れるが、条头糕は昔の味ではなく、説書人が西湖の風流話をしているのを聞いて複雑な気持ちになる。三宝(さんぽう)は皇帝と水玲珑(すいれいろう)の関係を突き止め、如懿は嬿婉(えんえん)の仕業に怒り、厳罰に処そうとする。

皇帝は龍船で宴会を開き、翌日は遅刻して如懿に朝政を疎かにしていると責められる。皇帝は糕点を与え、如懿は意味を理解して黙っている。私的に、如懿は嬿婉(えんえん)を叱責し、三宝(さんぽう)に彼女を幽閉して皇帝の裁定を待つように命じる。嬿婉(えんえん)は屈せず、貴妃の地位を利用しようとするが、如懿は皇后としての威厳でそれを抑え込む。

衝撃の事実と如懿の怒り

嬿婉(えんえん)は凌雲徹の死と十四、十六皇子の夭折に驚き、悲しみに暮れる。海蘭(かいらん)は翊坤宮で如懿に会おうとするが、拒否されてしまう。如懿は夢の中で凌雲徹の姿を見て罪悪感に苛まれる。容珮(ようはい)は凌雲徹を丁重に葬ったことを伝え、如懿を慰める。

南巡と如懿の決意

2年後、皇帝は後宮を疎かにし、南巡を計画する。十二皇子は両親の関係を気遣い、如懿に同行するよう説得する。海蘭(かいらん)も加勢し、如懿はついに承諾する。皇帝は太后と南巡について話し合い、太后はこれを機に中宮との関係を修復することを望む。

杭州での思い出と香見の反逆

杭州への旅で、皇帝は如懿との孤山での思い出を懐かしむ。香見は「孤山」という名前が縁起が悪いと嫌がるが、容珮(ようはい)は「孤山は孤ではなく、断橋は断たれない」と説明する。如懿は、かつての愛情が今は空虚なものになったことを嘆く。

香見は皇帝に謁見し、如懿のことを尋ねられる。香見は正直に、皇帝自身が尋ねるべきだと答える。皇帝は香見に嬪妃のような言葉遣いを学ぶように言うが、香見はもしお世辞を聞きたいなら炩貴妃に尋ねるべきだと皮肉を言う。香見は皇帝が如懿に不公平であることを非難し、皇帝は香見の無礼を叱責する。

水玲珑(すいれいろう)の登場と嬿婉(えんえん)の策略

皇帝は宮中の女性の堅苦しさを嫌い、嬿婉(えんえん)は進忠(しんちゅう)に民間から女性を献上させようと画策する。夜、進忠(しんちゅう)は皇帝を船に連れて行き、謎の女性の踊りを披露する。皇帝は大喜びする。翌日、進忠(しんちゅう)は水玲珑(すいれいろう)が寵愛されたことを報告し、嬿婉(えんえん)はさらに数人を宮中に連れて来るように命じる。

如懿の怒りと嬿婉(えんえん)の幽閉

如懿は旧地を訪れるが、条头糕は昔の味ではなく、説書人が西湖の風流話をしているのを聞いて複雑な気持ちになる。三宝(さんぽう)は皇帝と水玲珑(すいれいろう)の関係を突き止め、如懿は嬿婉(えんえん)の仕業に怒り、厳罰に処そうとする。

皇帝は龍船で宴会を開き、翌日は遅刻して如懿に朝政を疎かにしていると責められる。皇帝は糕点を与え、如懿は意味を理解して黙っている。私的に、如懿は嬿婉(えんえん)を叱責し、三宝(さんぽう)に彼女を幽閉して皇帝の裁定を待つように命じる。嬿婉(えんえん)は屈せず、貴妃の地位を利用しようとするが、如懿は皇后としての威厳でそれを抑え込む。

次回予告

如懿は嬿婉(えんえん)を幽閉し、皇帝の裁定を待つ。しかし、嬿婉(えんえん)は諦めず、さらなる策略を巡らせる。果たして、如懿は嬿婉(えんえん)の陰謀を阻止することができるのか?

第80話 感想

第80話は、衝撃と怒りに満ちた回でした。凌雲徹の死と十四、十六皇子の夭折に始まり、嬿婉(えんえん)の陰謀と如懿の怒りが描かれました。

特に印象的だったのは、香見の皇帝への反逆です。香見は皇帝の寵愛を得るために媚びへつらうのではなく、正直に自分の意見を述べました。これは、今まで宮廷ドラマで描かれてきた女性像とは異なっており、新鮮でした。

また、如懿の怒りも圧巻でした。彼女は嬿婉(えんえん)の陰謀を暴き、彼女を幽閉しました。これは、皇后としての威厳を示した行動であり、爽快感がありました。

しかし、嬿婉(えんえん)は諦めていません。彼女はさらなる策略を巡らせているようです。果たして、如懿は嬿婉(えんえん)の陰謀を阻止することができるのでしょうか?次回が楽しみです。

つづく