一念関山 (いちねんかんざん) - Journey to Love - 第18話 あらすじ/ネタバレ

朝もやの中、楊盈(ヤン・イン)は元祿(ゲンロク)の居所を訪れ、誤解を解こうと謝罪する。しかし、元祿(ゲンロク)は淡々と、傷ついたのは鄭青雲(ジェン・チンユン)の行動であり、楊盈(ヤン・イン)ではないと告げる。その言葉に楊盈(ヤン・イン)は涙を流し、安国での孤独と無助を訴える。公主であることを知っているのは、元祿(ゲンロク)、寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)、如意(ルーイー)らごくわずかの人々だけだったのだ。

元祿(ゲンロク)は楊盈(ヤン・イン)を慰め、運命を受け入れ、たとえ命が短くても、楊盈(ヤン・イン)のように男装して安国に出向くなど、轟々と生きたいと語る。その言葉は楊盈(ヤン・イン)の心を温め、彼女は立ち直り、来るべき挑戦に勇敢に立ち向かう決意をする。

一方、寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)は如意(ルーイー)への嫉妬から冷戦状態に陥り、葛藤を抱えていた。彼は大局のために、長慶 (チョウケイ)侯李同光(リー・トングアン)を味方につけようと策を練る。杜 (ト)長吏(ト・チョウリ)は如意(ルーイー)に長慶 (チョウケイ)侯との交渉を提案するが、寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)は如意(ルーイー)的安全を考慮し、危険を冒させたくない。議論が続く中、長慶 (チョウケイ)侯が謝罪を名目に来訪する。だが、そこには別の思惑があった。如意(ルーイー)は湖陽郡主として対応し、知恵と胆力を示す。

会議の合間、元祿(ゲンロク)は使節団の全員が不可欠であると指摘し、如意(ルーイー)を含む全員の参加を主張する。彼は寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)の私情による如意(ルーイー)的離脱を非難し、不公平だと訴える。その頃、安帝の使者である長慶 (チョウケイ)侯は、7日以内に安都に到著するよう命じる。この要求に杜 (ト)長吏(ト・チョウリ)らは困惑する。

再び、如意(ルーイー)は郡主として長慶 (チョウケイ)侯と交渉し、緊張を緩和させる。さらに、呉国の長慶 (チョウケイ)侯支持と、雲、勉の両城の贈与を提案する。

長慶 (チョウケイ)侯は如意(ルーイー)との会話の中で、過去への懐かしさと、師匠に寄り添いたいという思いを吐露する。それを偶然耳にした于十三(ユー・シーサン)や錢昭(セン・ショウ)らは、長慶 (チョウケイ)侯の如意(ルーイー)への想いが寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)を超えているのではないかと噂する。嫉妬に駆られた寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)は我慢できず、礼 (レイ)王の名のもとに如意(ルーイー)を連れ去ってしまう。二人の関係は再び行き詰まる。

話し合いの末、寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)は如意(ルーイー)に嫉妬と不安を打ち明ける。同時に、自分の過ちを認める。如意も心を開き、チームワークの大切さと未来への希望を語る。彼女は朱衣衛の女性のために、男性に頼らずに自分たちの力でより良い生活を手に入れたいと願う。二人は問題に一緒に立ち向かい、関係の打開策を探ることを決意する。

一方、元祿(ゲンロク)と楊盈(ヤン・イン)は二人の動向を注視し、それぞれ行動を起こす。元祿(ゲンロク)は如意を諭し、楊盈(ヤン・イン)は寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)を説得する。二人の恋人が早く仲直りし、個人的な感情が大使節団の使命に影響を与えないようにするためだ。一連の波乱と成長の中で、それぞれが信念を強め、チームの力と温かさを実感する。

第18話の感想

第18話は、いちねんかんざんの物語が大きく動き出す回でした。楊盈(ヤン・イン)と元祿(ゲンロク)の心の交流、寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)と如意的確執、長慶 (チョウケイ)侯の登場など、見どころ満載のエピソードとなりました。

特に印象に残ったのは、楊盈(ヤン・イン)と元祿(ゲンロク)のシーンです。楊盈(ヤン・イン)が安国での孤独を打ち明けるシーンは、彼女の心の内側を垣間見ることができ、より一層感情移入できました。元祿(ゲンロク)の言葉は、楊盈(ヤン・イン)を勇気づけ、新たな決意へと導く力強さを感じました。

また、寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)と如意的確執も物語の重要な要素となっています。二人の間に流れる複雑な感情は、見ていてハラハラさせられます。しかし、最終的に二人が話し合い、問題解決に向けて歩み寄る姿は、今後の展開が楽しみになりました。

長慶 (チョウケイ)侯の登場も、物語に新たな風を吹き込みました。彼の過去や思惑が明らかになるにつれて、今後の展開がますます気になります。

つづく