一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love- 第21話 あらすじ/ネタバレ

驚愕の一夜を乗り越え、如意(ルーイー)は寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)の生還を確認し、安堵の涙を流す。そんな彼女に、于十三(ユー・シーサン)は孫朗(ソン・ラン)が作った桂圓紅棗湯を差し出し、温かい言葉で慰める。于十三(ユー・シーサン)の言葉に、如意(ルーイー)は茫茫人海の中で出会えたかけがえのない存在である寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)を大切にすべきだと気づく。

一方、寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)も李同光(リー・トングアン)の出現によって如意(ルーイー)との間に生じたわだかまりを仮省し、二度と彼女を手放したくないと決意する。二人は互いに誤解を解き、未来を共に歩むことを誓い合う。

李同光(リー・トングアン)は刺客の追跡中に朱衣衛の痕跡を発見し、怒りを露わにして彼らの拠点を破壊する。寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)も刺客の遺体から北磐人の関与を突き止め、天門関外への秘密の通路を発見する。

重大な発見に、寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)は梧都に密報し、李同光(リー・トングアン)にも天門関と秘密の通路の警備強化を提案する。しかし、李同光(リー・トングアン)は皇帝への信頼に疑問を抱き、奏上しても届かないのではないかと懸念する。そこで、使節団は安都への旅を早め、皇帝に直接報告することを決意する。

旅の途中、使節団は李同光(リー・トングアン)が仕組んだと思われる「食物相克」事件に見舞われる。寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)は李同光(リー・トングアン)と話し合い、彼の策略を暴くと共に、六道堂の力を借りて皇帝の暴政に対抗し、皇子の争いを利用して権力を得るというwin-winの協力案を提案する。同時に、如意(ルーイー)への想いを諦めるよう警告する。

寧遠舟(ニン・エンシュウ)は李同光(リー・トンコウ)と深く語り合うことで、彼の如意(ルーイー)への純粋な想いを理解し、羨ましさを感じ始める。如意(ルーイー)も李同光(リー・トンコウ)の気持ちを理解し、彼を守るためにきっぱりと拒絶する。

物語は進み、使節団は任務の遂行だけでなく、複雑な政治闘争の中で自分たちの道と幸せを探し求める旅を続ける。

第21話の感想

第21話は、緊張感と感動が入り混じった回でした。如意と寧遠舟(ニン・エンシュウ)の再会シーンは胸が熱くなり、于十三(ユー・シーサン)の温かい言葉に心が癒されました。一方、李同光(リー・トンコウ)と寧遠舟(ニン・エンシュウ)の対立は深まり、今後の展開が気になります。

特に印象に残ったのは、寧遠舟(ニン・エンシュウ)と李同光(リー・トンコウ)の会話シーンです。寧遠舟(ニン・エンシュウ)は李同光(リー・トンコウ)の策略を暴くと共に、彼に協力案を提案するなど、知略に長けた一面を見せました。また、李同光(リー・トンコウ)の如意への想いを理解し、羨ましさを感じている様子も描かれており、複雑な心情が伝わってきました。

如意の李同光への対応も、彼女の強さと優しさを表していました。彼女は李同光の気持ちを理解しつつも、彼を守るためにきっぱりと拒絶する姿は、女性として共感できる部分が多かったです。

つづく