『一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love-』第3話 あらすじ/ネタバレ
楊盈(ヤン・イン)は皇兄を迎えるだけでなく、三千食邑を獲得して夫を選ぶ資格を得るために、迎帝使に任命されることを希望しました。皇后は朝堂に現れ、楊盈(ヤン・イン)を大梧礼 (レイ)王に封じました。聖上をできるだけ早く迎えるために、丹陽 (タンヨウ)王と衆臣は皇后のこの行動に同意しました。
鄭青雲(ジェン・チンユン)は楊盈(ヤン・イン)に、なぜこのような選択をしたのかと尋ねました。楊盈(ヤン・イン)は兄を迎えるだけでなく、この功績によって寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)の罪を免れ、鄭青雲(ジェン・チンユン)と一緒にいたいと考えていました。彼女は怖がっていましたが、深宮で無名の無力な王女として過ごすのは嫌でした。
寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)は任如意(レン・ルーイー)が寧宅に残ることを許可しましたが、雑用を任せて洗濯や炊事をさせました。任如意(レン・ルーイー)は当然、こき使われるのは嫌がり、食事のことで寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)を困らせました。皇后の宮中の裴 (ハイ)女官は、寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)が生きていることを知り、寧宅を訪ねてきました。実は、老堂主が存命中は、裴 (ハイ)女官と寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)の婚約が決まっていましたが、寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)が流刑に処せられたため、裴 (ハイ)女官は別の人と結婚することになりました。任如意(レン・ルーイー)は裴 (ハイ)女官が来たのを見て、わざと寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)と親密な態度を取り、裴 (ハイ)女官は失望して去っていきました。
任如意(レン・ルーイー)はわざと裴 (ハイ)女官に見つかるようにして、寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)に自分を連れ出してほしいと願いました。寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)は快諾しました。婁青強(ロウ・チンチャン)は越(エツ)先生から、逃げ出した任如意(レン・ルーイー)が高階朱衣衛であることを聞き出しました。越(エツ)先生は、自分が裏切ったことを本部には知られたくなかったので、六道堂の人間を使って任如意(レン・ルーイー)見を闇殺しようとしました。元祿(ゲンロク)は薬を買っている途中でこの話を聞き、寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)に伝えました。そして、任如意(レン・ルーイー)見がただの人物ではないと推測しました。
翌日、寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)は元祿(ゲンロク)と任如意(レン・ルーイー)見を連れて城を出て、趙季(チョウ・キー)の手下が廬州に向かう開陽、天璣分部に潜伏して闇殺を企てていることを任如意(レン・ルーイー)見に伝えました。しかし、任如意(レン・ルーイー)見は知らないふりをして、盛州の実家に行きたいと言いました。寧元舟は元祿(ゲンロク)を連れて任如意(レン・ルーイー)見に別れを告げた後、婁青強(ロウ・チンチャン)に襲撃されました。元祿(ゲンロク)は敵わず、途中で負傷しました。任如意(レン・ルーイー)見は襲撃の音を聞いて駆けつけ、元祿(ゲンロク)を助け、刺客たちと戦いました。
しかし、3人は追っ手を逃れることができませんでした。首輔の章崧(ショウ・ソン)が現れ、寧遠舟(ニン・ユエンジョウ)に協議を要請しました。任如意(ルーイー)見は隙を見て婁青強(ロウ・チンチャン)を殺し、玲珑の仇を討ちました。章崧(ショウ・ソン)は寧遠舟(ニン・エンシュウ)の知恵を高く評価し、六道堂の千人の中で、間客が朝廷にとって真に重要な役割を果たしていることを知っているのは寧遠舟(ニン・エンシュウ)だけだと知っていました。寧遠舟(ニン・エンシュウ)が間客の真の役割は闇殺や盗みではなく、国政に本当に役立つ情報を整理することだと知っているのは、寧遠舟(ニン・エンシュウ)だけでした。寧遠舟(ニン・エンシュウ)が去った後、趙季(チョウ・キー)は地獄道を放置し、森羅殿を廃止しました。そのため、聖上が出徴する前に手に入れた情報10件のうち9件は偽物でした。章崧(ショウ・ソン)は、聖上が捕らえられた原因の一つは六道堂にあると考えており、寧遠舟(ニン・エンシュウ)の才能を認めていますが、寧遠舟(ニン・エンシュウ)は依然として任務を引き受けることを拒否しました。章崧(ショウ・ソン)は、楊盈(ヤン・イン)が皇子として使節として出徴することを明らかにし、寧遠舟(ニン・エンシュウ)が聖上を連れ戻すことができるかどうかは気にしていませんでした。寧遠舟(ニン・エンシュウ)が皇后の腹中の皇子に聖上自筆の伝旨と、その後、自分が監国する聖旨を手に入れてくれることを望んでいました。
第3話の感想
第3話は、楊盈(ヤン・イン)の決意と寧遠舟(ニン・エンシュウ)の葛藤が描かれた回でした。楊盈(ヤン・イン)は兄を救うだけでなく、自分の未来を切り開くために迎帝使に立候補しました。彼女が背負う責任の重さと、その中で見せる強さには感銘を受けました。
一方、寧遠舟(ニン・エンシュウ)は自分の罪を償うために、そして任如意(ルーイー)見を守るために葛藤しています。彼は自分の才能を認められながらも、再び朝廷に仕えることにためらいを感じています。彼の葛藤は、今後どのように解決していくのか気になります。
また、裴 (ハイ)女官と任如意(ルーイー)見の対立も見どころでした。裴 (ハイ)女官はかつて寧遠舟(ニン・エンシュウ)との婚約を約束されていましたが、寧遠舟の流刑によって別の相手と結婚しました。しかし、寧遠舟が生きていることを知り、再び彼に想いを寄せるようになります。一方、任如意(ルーイー)見は寧遠舟を愛しており、裴 (ハイ)女官の存在を脅威に感じています。この三角関係が今後どのように発展していくのか楽しみです。
つづく