玉骨遥(ぎょっこつよう)第8話 あらすじ/ネタバレ

幽静な山林で、朱顔(しゅがん)と重明(ちょうめい)の法力対決が繰り広げられる。赤(せき)族の郡主である朱顔(しゅがん)は、重明(ちょうめい)に圧倒され窮地に陥る。その時、青罡(せいこう)が現れ朱顔(しゅがん)を救出する。青罡(せいこう)は、卑怯なやり方を嫌悪し、朱顔(しゅがん)と共に山を登ることを提案する。

一方、大司命(だいしめい)は少司命(しょうしめい)の弟子選びを画策する。彼は、白雪鷺(はくせつろ)を未来の帝王である時影(じえい)の皇后に相応しい人物と見定め、彼女が選抜で勝利できるように闇躍する。

青罡(せいこう)は、少司命(しょうしめい)の正体を暴くために弟子入りを誌願する。しかし、朱顔(しゅがん)の同行によって計画は思わぬ方向へ進んでいく。朱顔(しゅがん)は弟子入りを拒否し、青罡(せいこう)と別れることを決意するが、窮奇(きゅうき)が現れ、二人は山洞に逃げ込む。

窮奇(きゅうき)の脅威に晒された朱顔は、青族の毒薬の知識を駆使して窮奇(きゅうき)を一時的に撃退する。時影(じえい)は幻境を通じて窮奇(きゅうき)の動きを察知し、重明(ちょうめい)の介入に怒りを露わにする。

窮奇(きゅうき)を振り切った青罡(せいこう)と朱顔は、崖っぷちに追い詰められる。朱顔は窮奇(きゅうき)の性格を利用し、青罡(せいこう)と争っているように見せかけることで窮奇を欺き、脱出に成功する。

しかし、混沌(こんとん)の力の出現により状況はさらに複雑化する。青罡(せいこう)は混沌(こんとん)に追われ、時影(じえい)は彼を救うために介入する。逃亡中の朱顔は体力を消耗し、混沌(こんとん)に捕らわれてしまう。時影(じえい)は駆けつけ、朱顔を救出するが、混沌(こんとん)の幻惑によって朱顔は混乱状態に陥る。時影(じえい)は意誌の力で朱顔を導き、彼女を救う。

時影(じえい)に助けられた朱顔は、感謝の気持ちを抱きながらも距離を保ち、一人で旅立つことを決意する。しかし、混沌(こんとん)の力は依然として存在し、時影も簡単に解決できない。貪欲の霊の脅威に晒された朱顔と時影は、時影の玉傘で結界を形成し、外からの侵入を防ぐ。その過程で、朱顔は玉傘を武器として使用し、可愛らしい姿を見せる。

時影は、人間の心の善悪の力が重要であることを理解している。彼は、朱顔に心の善を思い出させ、心橋を再生させることで混沌(こんとん)を乗り越え、彼岸に到達することを目指す。朱顔は、幼い頃の楽しい思い出を振り返り、少司命(しょうしめい)との出会いが善意をもたらしたことを知る。二人は、様々な困難を乗り越えながら、距離を縮めていく。

第8話の感想

第8話は、朱顔と青罡(せいこう)の出会いと逃避行、そして時影の活躍が描かれた回でした。朱顔は、重明(ちょうめい)との戦いで窮地に陥りますが、青罡(せいこう)に救出され、彼と共に山を登ることになります。青罡(せいこう)は少司命(しょうしめい)の正体を暴くために弟子入りを誌願しますが、朱顔の同行によって計画は思わぬ方向へ進んでいきます。

窮奇の脅威に晒された朱顔と青罡(せいこう)は、山洞に逃げ込み、朱顔の機転で窮奇を一時的に撃退します。しかし、窮奇の執拗な追跡は続き、青罡(せいこう)は混沌に追われることになります。時影は青罡を救うために介入し、朱顔も窮奇の幻惑から救い出します。

混沌の力の出現により、状況はさらに複雑化します。朱顔と時影は、貪欲の霊の脅威に晒され、時影の玉傘で結界を形成して外からの侵入を防ぎます。朱顔は、時影の導きによって心の善を思い出し、心橋を再生させます。二人は、様々な困難を乗り越えながら、距離を縮めていきます。

第8話は、アクションシーンと心理描写がうまく組み合わされており、見応えのある回でした。朱顔と青罡の逃避行はハラハラドキドキさせられ、時影の活躍は爽快感がありました。また、朱顔と時影の心の変化も丁寧に描かれており、今後の展開が楽しみです。

つづく