長風渡~あなたと綴る、運命の縁~ 第24話 あらすじ/ネタバレ
柳玉茹(リウ・ユールー)は民の苦しみを目の当たりにして、食糧を調達することを決意します。洛子商(ルオ・ズーシャン)は彼女の決意を知り、協力を申し出ます。柳玉茹(リウ・ユールー)が受け取った手紙は、親友である葉世安(イエ・シーアン)からのものでした。手紙には、王善泉(ワン・シャンチュエン)に協力せざるを得ない事情が書かれていました。柳玉茹(リウ・ユールー)は、葉世安(イエ・シーアン)が何か秘密を抱えていることを感じ取ります。
沈明(シン・ズミン)は徉州の状況を調査し、王善泉(ワン・シャンチュエン)の横暴な支配によって、商人が衰退し、民衆が苦しんでいることを知ります。唯一繁栄しているのは、王善泉(ワン・シャンチュエン)が経営する善記銭荘です。
柳玉茹(リウ・ユールー)は、沈明(シン・ズミン)らを富商に扮して各糧舗から食糧を買い占め、印紅(インホン)は善記銭荘に資金を預けることで、王善泉(ワン・シャンチュエン)を油断させます。一方、葉世安(イエ・シーアン)は裏で権限を使って米価を弔り上げ、さらに多くの商人から借金させて食糧を購入させます。王善泉(ワン・シャンチュエン)は銭荘の繁盛に気を良くし、油断します。
洛子商(ルオ・ズーシャン)は、徉州週辺の商鋪に指示を出して米を買い占め、高値で売り抜けることで、米価をさらに上昇させます。柳玉茹(リウ・ユールー)は機が熟したと見て、沈明(シン・ズミン)に買い占めた米を売り払うように命じます。市場に大量の米が流れ込み、米価は急落します。
しかし、それでも民衆は高い米を買うことができませんでした。柳玉茹は3日間待ち、米価がついに600銭まで下がると、民衆は争って米を購入します。柳玉茹は米を買い占め、印紅(インホン)は善記銭荘から預金を引き出します。預金者が恐慌に陥り、善記銭荘は取り付け騒ぎに巻き込まれ、破産します。
王善泉は激怒し、黒幕を捜し出そうとします。沈明(シン・ズミン)が第一の容疑者となります。王善泉は洛子商(ルオ・ズーシャン)を呼び寄せ、問い詰めようとします。葉世安(イエ・シーアン)と妹の葉韻(イエ・イン)は捕らえられ、柳玉茹は2人を助けようとします。
一方、蘇婉(スー・ワン)は生きており、柳玉茹は母親との再会を果たします。蘇婉(スー・ワン)は、葉世安(イエ・シーアン)が自分を助けてくれたことを明かします。葉韻(イエ・イン)は王善泉に無理やり嫁がされましたが、屈服することを拒否します。西鳳(シー・フォン)娘子は、王善泉を完全に徴服するか、自らを解放するかの2つの選択肢があると彼女に告げます。葉韻(イエ・イン)は自殺を図ろうとしますが、葉世安(イエ・シーアン)からもらった慄子糕によって一命をとりとめます。
夜、長風渡で柳玉茹と葉世安(イエ・シーアン)は沈明(シン・ズミン)を待ちます。沈明は王善泉の屋敷に潜入し、葉韻(イエ・イン)を救出します。葉韻(イエ・イン)は王善泉の隙をついて簪花舞で気を引き、王善泉を刺殺します。西鳳(シー・フォン)娘子の助けで逃げようとしますが、官兵に囲まれます。その場に沈明が現れ、追っ手を斬り倒します。葉韻は沈明が柳玉茹に助けられたことを知り、安心します。
こうして、食糧と権力を巡る戦いはひとまず終結します。柳玉茹と仲間たちは、知恵と勇気で徉州の民衆に希望をもたらしました。
第24話感想
第24話は、柳玉茹と仲間たちの活躍が描かれた素晴らしいエピソードでした。柳玉茹が民衆を救うために知恵と勇気で立ち向かう姿は、とても感動的でした。また、葉世安(イエ・シーアン)と柳玉茹の絆も深まり、今後の展開がますます楽しみです。
特に印象に残ったのは、柳玉茹が沈明らを富商に扮して米を買い占め、市場に大量の米を流して米価を下げるシーンです。このシーンは、柳玉茹の知恵と行動力がよく表れていて、とても興奮しました。
また、葉世安(イエ・シーアン)が王善泉を倒すシーンも迫力がありました。葉世安(イエ・シーアン)は王善泉に復讐するために、柳玉茹と協力して計画を立て、見事王善泉を倒しました。このシーンは、葉世安の勇気と決意が伝わってきて、とても感動しました。
つづく