長風渡~あなたと綴る、運命の縁~ 第33話 あらすじ/ネタバレ
宮廷の嵐
太后は朝堂で、柳玉茹(リウ・ユールー)の仮対を押し切って、云裳(くもしょう)の姫を顧九思(グー・ジウスー)に嫁がせようと宣言します。柳玉茹(リウ・ユールー)は激怒し、云裳(くもしょう)の姫は剣を抜いて柳玉茹(リウ・ユールー)を殺そうとします。その瞬間、顧九思(グー・ジウスー)が現れて公主の剣を奪い取りますが、太后は激怒し、顧九思(グー・ジウスー)を投獄します。
太后はさらに長庚殿で、皇帝に顧九思(グー・ジウスー)の処刑を迫ります。皇帝は柳玉茹への愛情と太后的脅迫に苦悩し、顧九思(グー・ジウスー)を処刑しようとします。柳玉茹は顧九思(グー・ジウスー)の命を救うため、毒酒を飲みます。
別れと悲しみ
毒を飲んだ柳玉茹は、あと半刻の命となります。皇帝は柳玉茹に顧九思との別れを許します。獄中の顧九思は瀕死の状態ですが、柳玉茹は彼の手を握り、愛を伝え、別れを惜しみます。
柳玉茹が亡くなると、顧家は悲しみに包まれます。蘇婉(スー・ワン)は悲しみのあまり失心症となり、江柔(ジャン·ロウ)も悲しみのあまり倒れます。
顧九思の決意
葉世安(イエ・シーアン)、沈明(シン・ズミン)、葉韻(イエ・イン)が柳玉茹の墓参りに訪れます。顧九思は獄から釈放され、顧府に戻ります。彼は柳玉茹の死を悼み、葉世安(イエ・シーアン)の怒りを買います。沈明(シン・ズミン)は柳玉茹の仇を討とうとしますが、顧九思は柳玉茹の願いはみんなの幸せだと説得します。
柳玉茹の遺品から、顧九思はかつて自分が贈った空の胭脂盒を見つけます。中には、顧九思を励ます手紙が入っていました。
新たな道
週燁(シュウ・エキ)は聖旨を読み上げ、顧九思は永州の都水監に左遷され、黄河の水利事業を担当することになります。皇帝は黄河の治水を顧九思に託します。顧九思は不満を持ちますが、その任を引き受けます。太后は不満を持ちますが、皇帝は北梁との和親を利用して太后を抑えます。
顧九思が出発する前に、皇帝は彼に会おうとしますが、顧九思は拒否します。洛子商(ルオ・ズーシャン)は柳玉茹を駒として利用していましたが、彼女の死を後悔し、顧九思を苦しめようとします。
週高朗(ジョウ・ガオラン)は皇帝に呼ばれ、将碁を指しながら、なぜ太子範玉(ハン・ユー)の罪を顧九思が負わなければならないのかと疑問を投げかけます。皇帝は、顧九思を鍛え、将来の国を背負う人物に育てようとしていることを明かします。
運命の行く先
顧九思は永州へ向かいます。彼の前には、黄河の治水という大きな課題が待ち受けています。柳玉茹の死を乗り越え、彼はどのような未来を切り開いていくのでしょうか?
第33話の感想
第33話は、長風渡の物語を大きく進展させる重要なエピソードでした。柳玉茹の死は、顧九思と週囲の人々に大きな影響を与え、物語を新たな展開へと導きました。
特に印象的なのは、柳玉茹の決意と顧九思への愛です。彼女は自分の命を犠牲にしてでも顧九思を守ろうとしました。顧九思は柳玉茹の死を乗り越え、黄河の治水という新たな課題に立ち向かいます。
また、洛子商(ルオ・ズーシャン)の心情の変化も注目すべき点です。彼は柳玉茹を駒として利用していましたが、彼女の死を後悔し、顧九思を苦しめようとします。
つづく