宮廷の諍い女 第29話 あらすじ/ネタバレ

後宮の闇流が激化

第29話では、後宮の闇流が激化し、様々な事件が巻き起こります。

皇后と華(かひ)妃・年世蘭(としらん)貴妃の権力争い

皇后は、三皇子を養育していた斉(せい)妃妃に、管教不足を理由に三皇子の養育権を奪います。一方、華(かひ)妃・年世蘭(としらん)貴妃は皇后が祈禱で宮を不在にする隙に権力を独占し、甄嬛(しんけい)を翊坤宮に呼び出して難癖をつけ、烈日の下で跪かせます。

甄嬛(しんけい)と眉荘(びそう)の危機

甄嬛(しんけい)は身重のため体調が優れず、華(かひ)妃・年世蘭(としらん)貴妃の仕打ちに苦しみます。眉荘(びそう)は甄嬛(しんけい)をかばって一緒に罰を受けますが、安陵容(あん・りょうよう)は表面上は同情しながらも、華(かひ)妃・年世蘭(としらん)貴妃をさらに怒らせるような言葉を投げかけます。

果郡王(かぐんおう)・允禮(いんれい)による救出

浣碧(かんぺき)は甄嬛(しんけい)の窮状を太后に訴えようとしますが、太后は病で面会を拒否。そこで浣碧(かんぺき)は、宮を訪れていた果郡王(かぐんおう)・允禮(いんれい)に助けを求めます。果郡王(かぐんおう)・允禮(いんれい)は急いで翊坤宮に向かい、倒れそうになった甄嬛(しんけい)を救出します。

流産の危機と皇帝の怒り

華(かひ)妃・年世蘭(としらん)貴妃は、甄嬛(しんけい)が跪いていた場所に血痕があることに気づき、事態の深刻さを悟ります。果郡王(かぐんおう)・允禮(いんれい)は甄嬛(しんけい)を碎玉軒に連れ戻しますが、甄嬛(しんけい)は流産の危機に陥ります。皇帝は蘇培盛(そ・はいせい)からこの知らせを受け、激怒して祈禱を中断し、宮に引き返します。

後宮の勢力図の変化

この事件は、後宮の勢力図を大きく変えることになるでしょう。皇后と華(かひ)妃・年世蘭(としらん)貴妃の権力争いはますます激化し、甄嬛(しんけい)と果郡王(かぐんおう)・允禮(いんれい)の関係も新たな展開を迎えることになります。

第29話の感想

第29話は、後宮の闇流が激化し、様々な事件が巻き起こる衝撃的な回でした。皇后と華貴妃の権力争いはますます激化し、甄嬛(しんけい)は命の危険にさらされるなど、ハラハラドキドキの展開が続きました。

特に印象的だったのは、甄嬛(しんけい)と眉荘(びそう)が華貴妃の仕打ちに耐え忍ぶシーンです。身重の甄嬛は体調が優れず、華貴妃の難癖に苦しみますが、それでも耐え忍ぶ姿は健気でした。また、眉荘(びそう)は甄嬛をかばって一緒に罰を受けますが、その姿は友情の深さを物語っていました。

一方、安陵容(あん・りょうよう)の真意は謎に包まれたままです。表面上は同情しながらも、華貴妃をさらに怒らせるような言葉を投げかけるなど、その行動は不気味さを増しています。

果郡王(かぐんおう)・允禮(いんれい)の行動は、皇帝の怒りを買う可能性があります。皇帝は甄嬛を寵愛しており、果郡王が甄嬛を救出したことを知れば、激怒するでしょう。

後宮の争いは、ますます激しさを増していくでしょう。皇后と華貴妃の権力争いは決著がつかず、甄嬛と果郡王の関係も新たな展開を迎えることになります。今後の展開に目が離せません。

つづく