宮廷の諍い女 第60話 あらすじ/ネタバレ

宮廷の風雲が再び激化を迎える中、甄嬛(しんけい)は双子の秘密を温太医に打ち明けます。温太医は甄嬛(しんけい)の異様な腹部の膨らみに納得し、甄嬛(しんけい)は皇帝に秘密を伏せるよう懇願します。

甄嬛(しんけい)の膨らんだお腹は后宮で様々な憶測を呼び、皇后はこれを利用して甄嬛(しんけい)の胎児の出自に疑いをかけようとします。しかし、甄嬛(しんけい)は皇后的企みを察知しており、皇帝は甄嬛(しんけい)を疑うことなく皇后を叱責します。これにより、甄嬛(しんけい)の地位はさらに強固なものとなります。

皇帝の信頼を得た甄嬛(しんけい)は、週りの敵を排除し、自身の勢力を拡大していきます。一方、槿汐(きんせき)は蘇培盛(そ・はいせい)との関係が露見し、落ち込んでしまいます。甄嬛(しんけい)は槿汐(きんせき)を励まし、二人の絆はさらに深まります。

中秋節が近づき、甄嬛(しんけい)は盛京から帰還する果郡王(かぐんおう)・允禮(いんれい)を待ちわびます。中秋宴で甄嬛(しんけい)は体調不良を理由に席を離れ、果郡王(かぐんおう)・允禮(いんれい)と密会します。しかし、甄嬛は果郡王(かぐんおう)・允禮(いんれい)に冷たく接し、苦悩を隠します。

甄嬛と果郡王(かぐんおう)・允禮(いんれい)の会話を盗み聞いた葉瀾依は、甄嬛が果郡王(かぐんおう)・允禮(いんれい)を裏切ったと思い込み、怒りを募らせます。宮殿への帰路、葉瀾依は甄嬛に猫をけしかけ、甄嬛は恐怖のあまり早産してしまいます。

皇帝は龍鳳の誕生を喜び、甄嬛を熹貴妃に封じ、皇子には弘曕(こうけい)、公主には霊犀と名付けます。出産で心身ともに疲弊した甄嬛でしたが、子供たちの誕生に希望を見出します。

甄嬛は、今後も宮廷で生き抜く決意を固め、智慧と勇気で自身の伝説を紡ぎ続けていくのでした。

第60話感想

第60話は、宮廷の駆け引きが激化し、甄嬛の地位が大きく変化する重要な回となりました。

甄嬛の妊娠が明らかになり、皇后はこれを利用して甄嬛を陥れようとします。しかし、甄嬛は皇帝の信頼を得ており、皇后的企みは失敗に終わります。

この回では、甄嬛の週りの人物にも大きな変化が見られます。槿汐(きんせき)は蘇培盛(そ・はいせい)との関係が露見し、落ち込んでしまいますが、甄嬛の励ましにより立ち直ります。また、葉瀾依は甄嬛と果郡王(かぐんおう)・允禮(いんれい)の会話を盗み聞きし、甄嬛を誤解してしまいます。

つづく