『宮廷の諍い女』第67話 あらすじ/ネタバレ

甄嬛(しんけい)は玉嬈(ぎょくよう)と允禧の縁談を進めるため、皇帝に2人の様子を見せる。皇帝は複雑な心境で立ち去るが、玉嬈(ぎょくよう)は皇帝に自分の気持ちを正直に伝え、允禧との結婚を望む。皇帝は皇后を廃することができないが、允禧と玉嬈(ぎょくよう)の想いに心を打たれ、2人の結婚を認める。

一方、紫禁城では太后が病に倒れる。臨終の際、太后は最愛の息子である十四皇子に会いたいと願うが、皇帝は拒否する。太后は息を引き取る前に、皇帝が皇位争奪のために兄弟を幽閉し、殺害した過去を暴露し、今日の孤独は過去の残酷さの結果だと告げる。皇帝は激怒し、太后的隆科多(りゅうかたく)との不倫を暴露する。太后はショックを受け、そのまま息を引き取る。皇帝は母の死を悲しみ、涙を流す。

四皇子弘暦は聡明さで皇帝の寵愛を受け、宮廷の寵児となる。安陵容(あん・りょうよう)の父は汚職で投獄される。安陵容(あん・りょうよう)は父を救うため、皇帝に媚び、妊娠を装う。皇帝は安陵容(あん・りょうよう)の妊娠を考慮し、安比槐(あんひかい)の処罰を一時的に保留する。

皇后は安陵容(あん・りょうよう)の妊娠を利用し、自分の地位を固めようと画策する。甄嬛(しんけい)は安陵容(あん・りょうよう)の卑しい出自を皮肉る意味で「鸝妃」という称号を与える。同時に、甄嬛(しんけい)は他の妃嬪にも称号を与え、人心を得る。

安陵容(あん・りょうよう)は妊娠で寵愛を受けるが、「鸝妃」という称号は彼女を苦しめる。甄嬛(しんけい)は安陵容が流産を隠蔽していることに気づく。太医の衛臨(えいりん)は、安陵容の身体は弱く、子供は保てないと甄嬛(しんけい)に告げる。甄嬛(しんけい)は新たな権力闘争が近づいていることを感じ取る。

第67話の感想

第67話は、宮廷の諍い女の物語が大きく動く重要な回でした。玉嬈(ぎょくよう)と允禧の結婚が実現し、太后の死、安陵容の妊娠、四皇子弘暦の台頭など、様々な出来事が起こりました。

特に印象的だったのは、太后的死のシーンです。太后は皇帝に自分の過去を暴露し、皇帝はそれに激怒して太后的不倫を暴露します。このシーンは、2人の複雑な関係と、権力闘争の残酷さを浮き彫りにしています。

また、安陵容の妊娠も今後の展開に大きな影響を与えるでしょう。安陵容は、子供を産むことで皇帝の寵愛を得ようとしていますが、彼女の身体は弱く、子供は保てない可能性があります。もし安陵容が子供を流産した場合、彼女はさらに追い詰められることになるでしょう。

つづく