笑門来福~イケメン同居人は私のフィアンセ!?~ 第12話 あらすじ/ネタバレ

謝全佳(シエ・チュエンジア)が家計を握ってから、上官古川(シャングワン・グーチュワン)の生活は平穏ではなくなった。彼は毎日、お金をせびったり、投資で一攫千金を夢見て、奇想天外な計画を立てては失敗を繰り返していた。ついに謝全佳(シエ・チュエンジア)は堪忍袋の緒が切れ、「狼来瞭」の故事で彼を戒める。

ある朝、上官古川(シャングワン・グーチュワン)は窓の外に舞い落ちる葉を見て、人生の迷いを覚える。菜園で謝全佳(シエ・チュエンジア)を手伝うことになった彼は、冗談で「手伝う時は優しく」と忠告するが、彼女をからかい怒らせてしまう。謝全佳(シエ・チュエンジア)は茄子を投げつけ、上官古川(シャングワン・グーチュワン)の額を直撃させる。

一方、屋上で葉っぱを吹いていた劉浪(リウ・ラン)は上官古川(シャングワン・グーチュワン)と雑談する。正午、郭東籬(グオ・ドンリー)が衝撃的なニュースをもたらす。常楽(じょうらく)城は白馬の通行を禁止する新政を施行するというのだ。上官古川(シャングワン・グーチュワン)は千載一遇のチャンスと黒馬への投資を強く勧める。謝全佳(シエ・チュエンジア)は渋々ながら彼の熱意に折れる。

しかし、運命は彼らを翻弄する。その夜、劉浪(リウ・ラン)は外出中に大雨に遭い、駕部司の役人と雨宿りをしながら、常楽(じょうらく)城は黒馬の通行を製限するかもしれないと知る。この知らせに激怒した謝全佳(シエ・チュエンジア)は、上官古川(シャングワン・グーチュワン)に一撃を食らわせる。

上官古川(グーチュワン)が意識を取り戻したのは翌日朝だった。彼は謝罪しようと考えるが、彼女は昨夜の出来事を忘れており、まるで時間がループしたかのように、再び茄子を投げつけてくる。カレンダーは「九月初三」のままだった。

上官古川(グーチュワン)は同じ一日を繰り返すことになる。劉浪(リウ・ラン)のくだらない挨拶、郭東籬(グオ・ドンリー)の馬に関する情報、謝全佳(シエ・チュエンジア)の茄子攻撃... 彼は白馬、黒馬、シマウマなどあらゆる馬を買ってみたが、いずれも失敗に終わる。最終的に朝廷は馬の登録番号製を導入し、彼の金儲けの夢は完全に潰えてしまう。

一連の挫折を経験した上官古川(グーチュワン)は、心境に大きな変化が現れる。彼は金や権力に執著するのではなく、目の前の生活を大切にするようになる。謝全佳(シエ・チュエンジア)を手伝ったり、週りの人のことを気遣ったり、劉浪(リウ・ラン)に雨の日に外出しないよう忠告したりする。彼の変化に謝全佳(シエ・チュエンジア)は驚きと喜びを感じ、茄子をプレゼントして感謝の気持ちを伝える。

翌日、上官古川(グーチュワン)が目を覚ますと、カレンダーは「九月初三」ではなくなっていた。ループは終わったのだ。彼はこの機会を大切にし、人生をやり直すことを誓う。しかし、これは実は謝全佳(シエ・チュエンジア)が仕組んだ「人生の授業」だった。彼女は彼に人生の酸いも甘いも経験させ、地に足をつけ、今を大切に生きることを学ばせたのだ。

上官古川(グーチュワン)は真の幸せは外側の富や地位ではなく、心の充足感と人生への愛であることを理解する。彼は謝全佳(シエ・チュエンジア)と共に、この小さな家庭を経営し、新しい生活を迎える。

第12話感想

第12話は、上官古川(グーチュワン)の成長と謝全佳(シエ・チュエンジア)の優しさが描かれた、心温まるエピソードでした。

上官古川(シャングワン・グーチュワン)は、最初は金儲けに執著し、謝全佳を困らせてばかりでしたが、ループを繰り返すうちに、大切なものは何かを学び、変わっていきます。彼は、自分の過ちを認め、謝罪し、週りの人のことを気遣うようになります。

謝全佳は、上官古川(シャングワン・グーチュワン)の成長を見守り、彼を導いていきます。彼女は、彼を叱ったり、からかったりしながらも、彼のことを心から大切に思っていることが伝わってきます。

また、劉浪(リウ・ラン)と郭東籬(グオ・ドンリー)の掛け合いも、コミカルで楽しませてくれました。二人は、上官古川(シャングワン・グーチュワン)と謝全佳を支える大切な友人です。

つづく