笑門来福~イケメン同居人は私のフィアンセ!?~ 第9話 あらすじ/ネタバレ

範仲挙(ファン・ジョンジュー)が描いた『山海経』は、その魅力的な世界観で人々を魅瞭し、聖人からも注目を集めるほどの人気作となった。上官古川(シャングワン・グーチュワン)は、その人気に便乗して新章の販売会を開催するが、予想に仮して客足は伸びず、大盛況とは程遠い結果に終わってしまう。

そこで上官古川(シャングワン・グーチュワン)は、挽回策として書物に登場するキャラクターを模した小さな泥人形をプレゼントとして配布することにする。しかし、この施策も失敗に終わり、わずかに1匹の偶伴犬が売れたのみだった。

そんな中、常楽(じょうらく)城で有名な若き商人である葉良宵(ヨウ・リャンシャオ)が李府を訪れる。当初、借金の取り立てに来たのかと思われたが、彼は滞留在していた『山海経』と偶伴を買い取るために来たのだという。

葉良宵(ヨウ・リャンシャオ)の行動は李府の人々から称賛されるが、上官古川(シャングワン・グーチュワン)だけは彼の真意を疑う。しかし、葉良宵(ヨウ・リャンシャオ)は李府の窮地を救うだけでなく、希少性マーケティングを利用して『山海経』の販売促進に協力し、在庫を一掃することに成功する。さらに、彼は謝全佳(シエ・チュエンジア)への好意を隠さず、彼女に求婚する。

上官古川(シャングワン・グーチュワン)は葉良宵(ヨウ・リャンシャオ)の行動に嫉妬するが、どうすることもできない。読者基盤を固めるため、上官古川(シャングワン・グーチュワン)は書物に登場するキャラクターのCPを組み合わせた偶伴セットを販売することを提案する。当初は賈玉環(ジア・ユーホワン)の仮対に遭うが、上官古川(シャングワン・グーチュワン)は謝全佳(シエ・チュエンジア)との共同執筆を提案し、2人のコンビでファンを獲得することに成功する。この戦略は功を奏し、わずか1日で大きな利益を上げ、房契の返済への道筋をつける。

しかし、葉良宵(ヨウ・リャンシャオ)は密かに妨害工作を行い、類価の偶伴を販売したり、CPファンの間で混乱を招くような行為を行って事態を悪化させる。さらに、彼は盲盒販売を利用して詐欺を行い、多くのファンを騙して怒りを買う。上官古川(シャングワン・グーチュワン)は事態を収拾しようと試みるが、資金不足のため、やむを得ず身につけていた玉佩を売却し、全額返金することで信用回復を図る。

葉良宵(ヨウ・リャンシャオ)からの求婚を断った謝全佳(シエ・チュエンジア)は、上官古川(シャングワン・グーチュワン)から助けられ、翌日CP偶伴の販売で得たお金で房契を買い戻す約束をする。翌日、葉良宵(ヨウ・リャンシャオ)は家丁を連れて挑発に来るが、上官古川(シャングワン・グーチュワン)は小王爷と取引をして房契を買い戻していたことが判明する。葉良宵(ヨウ・リャンシャオ)は敗北を認めるが、謝全佳(シエ・チュエンジア)の拒絶を受け入れ、代わりに彼女の料理の腕を求め、毎月息子が大好きな紅糖糍粑を食べさせてほしいと頼む。

一連の騒動が収束した後、任舒(レン・シュー)は上官古川(シャングワン・グーチュワン)と謝全佳(シエ・チュエンジア)が天作のカップルであると指摘する。2人は口では否定するものの、心の中では動揺を隠せない。一方、範仲挙(ファン・ジョンジュー)と賈玉環(ジア・ユーホワン)の仲はなかなか進展しない。賈玉環(ジア・ユーホワン)は範仲挙(ファン・ジョンジュー)の真摯な質問に対して冗談で返すばかりで、彼女の本当の気持ちは謎に包まれたままだった。

第9話感想

第9話は、李府に様々な事件が巻き起こる波乱の回でした。上官古川(シャングワン・グーチュワン)の販売戦略の失敗、葉良宵(ヨウ・リャンシャオ)の妨害工作、盲盒販売による詐欺など、ハラハラドキドキの展開が続きました。

中でも印象的なのは、上官古川(シャングワン・グーチュワン)と葉良宵(ヨウ・リャンシャオ)の対決です。上官古川(グーチュワン)は葉良宵(ヨウ・リャンシャオ)の策略に苦しめられながらも、最後まで諦めずに奮闘し、見事勝利を収めました。また、葉良宵(ヨウ・リャンシャオ)の狡猾さや執念深さが描かれており、今後の展開が気になるところです。

登場人物の心情の変化も注目ポイントでした。上官古川(グーチュワン)は葉良宵への嫉妬心を抱きながらも、謝全佳(シエ・チュエンジア)への想いを自覚するようになります。一方、謝全佳(シエ・チュエンジア)は葉良宵の求婚を断り、上官古川(グーチュワン)への信頼を深めていきます。

つづく