恋心が芽吹く頃~Blooming Days~ 第10話 あらすじ/ネタバレ

駱青蓮(らくせいれん)は慕海瑶(ぼかいよう)と柔夫人(じゅうふじん)の住居を訪れる約束をしていたが、賀連信(がれんしん)に突然誘われ、彼の秘境へと向かうことになった。慕海瑶(ぼかいよう)は賀連信(がれんしん)の行動に嫉妬心を抱き、青莲は彼女の微妙な感情を察しながらも沈黙を貫いた。

賀連信(がれんしん)からの贈り物である宝石の入った箱を前に、青莲は慎ましく最も小さな装飾品を選び、慕海瑶(ぼかいよう)の意向に従った。柔夫人(じゅうふじん)は青莲の腕の镯に興味を示したが、青莲はそれは家伝の物だと説明した。しかし、柔夫人(じゅうふじん)は青莲への疑念を拭えず、青莲が去った後に点心を落としてしまう。慕海瑶(ぼかいよう)は柔夫人(じゅうふじん)の態度に不快感を示し、彼女に注意した。

一方、賀連信(がれんしん)は青莲を連れて百珍巷を散策し、骨董や書画の取引を通じて各方面の情報を収集した。この行動は王の監視下にあったが、同時に妙策とみなされ、王は今後の展開に不安を感じた。

賀連信(がれんしん)は、李大人が庫銀を返済するために書画を売却しようとしたことを知り、当鋪がその価値を認めていないことを知ると、書画を購入して李大人に返却した。彼は李大人の民を思う気持ちを尊敬し、陌夫人(ばくふじん)の息子が彼の庇護の下で健康に成長することを願った。

その頃、元雪(げんせつ)は賀連信(がれんしん)を避けて李宅に逃げ込んだが、そこで李大人が刺される現場を目撃してしまう。元雪(げんせつ)は命からがら逃げ出し、その際に呂北逸(りょほくいつ)の酒壺を誤って持ち去ってしまう。この酒壺は駱青蓮(らくせいれん)から贈られたものであり、誤解から呂北逸(りょほくいつ)は元雪(げんせつ)を助けることになった。

夜になり、駱青蓮(らくせいれん)は密かに柔夫人(じゅうふじん)を訪ねた。柔夫人(じゅうふじん)は暉児(きじ)的镯について心配する一方で、体が冷えていることに気づいた青莲は、慕海瑶(ぼかいよう)の秘密である氷室の死んだ赤ちゃんと、彼女が子供をすり替えようとしている計画を発見する。葉夫人は青莲の後を追ってこの恐ろしい秘密を知り、慕海瑶(ぼかいよう)に殺されてしまう。葉夫人は死ぬ前に真相を明かし、正室夫人の助けを求めた。

一方、慕海瑶(ぼかいよう)は李大人が「自殺」したという情報を使い、陌夫人(ばくふじん)を驚かせて早産に追い込み、自分も同じように出産したと偽装した。正室夫人が駆けつけると、慕海瑶(ぼかいよう)は彼女を部屋に入れようとしない。権謀術数と母性愛を巡る戦いが始まった。

第10話感想

第10話は、物語が大きく動き出す重要なエピソードでした。駱青蓮(らくせいれん)と慕海瑶(ぼかいよう)の関係に微妙な変化が訪れ、賀連信(がれんしん)の行動が物語の鍵を握っていることが明らかになりました。

特に印象的だったのは、駱青蓮(らくせいれん)が慕海瑶(ぼかいよう)の秘密を知ってしまったシーンです。氷室の死んだ赤ちゃんと、慕海瑶(ぼかいよう)が子供をすり替えようとしている計画を知った青莲は、大きな衝撃を受けました。この秘密が今後の物語にどのような影響を与えるのか、気になるところです。

また、李大人が刺殺されるシーンも衝撃的でした。元雪(げんせつ)が偶然その現場を目撃したことで、物語はさらに複雑な展開を迎えることになりました。

つづく